HIROKO interview＃1：楽しい！という前向きな気持ちが、学び続ける原動力

化粧品における正確な知識の普及を目指している「日本化粧品検定」でコスメコンシェルジュとしての資格を取得している、元アナウンサーで美道研究家®のHIROKOさん。日々変化を続ける美容に関わる仕事を数多く担当し、情報を発信し続ける彼女にとって美容とはどんな存在なのでしょうか。また、そんなHIROKOさんの仕事の一端を支える日本化粧品検定とは、どんな資格なのでしょうか。美容に興味を持ったきっかけ、そして日本化粧品検定が彼女の仕事にどのように役立っているのかを、今回のインタビューを通して語っていただきました。前編では、現在のお仕事について詳しくうかがいます。

肌の大切さを実感し、美容の道に

――まずは、現在のお仕事の内容を教えてください。
「今は美容に関する記事の執筆や、ミス・ワールドのオフィシャルアドバイザー、そして姫路市の観光大使をさせてもらっています。トークショーもしていますよ。また、エイジングケアアイテムの開発などにも関わらせてもらっているんです。趣味がエイジングケアと言ってもいいぐらい美容が大好きな私にとっては、本当に楽しいお仕事です！」

――なるほど。そもそも、美容に興味を持ったきっかけはなんですか？
「アナウンサーだった頃は多少体調が悪くても仕事をしていまして、そのせいか、35歳を過ぎた頃から体の不調が肌に顕著に現れるようになってしまったんです。ある日、出勤したら頬の部分がひどい象肌になっていて。そこで今日は休んでいいと言われてしまって、かなりショックを受けました。それに、肌の状態が悪いと気分までブルーになるじゃないですか。そんな経験をしてから、真剣に肌と向き合うようになったんです」

――そのほかにも、ご自身で仕事を始める後押しとなったできごとはありますか？
「いろいろありましたよ。まず、東日本大震災です。その頃私は中間管理職に就いて安定していましたが、どこかで、このままチャレンジせずにいていいのかという思いもありました。そんななかであの地震が起きて、東京にいながら命の危険を感じるような恐怖を味わい、助かった命でダラダラと生きたくないと思ったんです。また、当時在籍していたフジテレビで、新規事業としてウェディング事業のお仕事もさせてもらったんですよ。ゼロから何かを始めるおもしろさをそこで知り、自分の興味のある分野で、自分の力で仕事をしたいと思い退職を決めました」

心を込めて、女性の助けになる情報を発信したい

――現在のお仕事をするうえで、大切にしていることはなんですか？
「私は商品のプロデュースや情報の発信をする立場にいるので、たとえばものを作るのであれば、自分が使いたいものを。情報を発信するのであれば、大切な友達に勧めたいと思うような商品や技術を発信することを心がけていますね。本当に質のいい情報に触れる機会を、私が作れたらと思っています」

――では、今のお仕事の楽しさと厳しさはなんでしょうか？
「先ほども言いましたように私は美容に関わることが大好きで、“趣味＝エイジングケア”と言ってもいいほど。とにかく日々学び続けることが楽しくて仕方がないんですよ。だけどその半面、私のように情報源として活動されている方が多いのも現実。ここが難しいところですね。前職が話す仕事だったこともあり、情報を動画で配信すると好評だったりするんです。そんな風に、私らしいフィルターを通して発信できることってなんだろうと、日々模索しながら活動しています」

後編では、HIROKOさんのお仕事に日本化粧品検定がどのように役立っているのかをうかがいます。

Profile

HIROKOさん

美道研究家®
座右の銘：足るを知る

兵庫県姫路市出身。日本女子大学を卒業後、アナウンサーとしてフジテレビに入社する。退職後の2012年より、ダイエットアドバイザーや美食肌マイスター、メンタル心理カウンセラー、そしてコスメコンシェルジュなど多数の資格を取得。ウェブコラムやトークショーで美容に関わる情報を発信するほか、トークショーや化粧品商品開発にも関わるなど、多方面で活躍中。

ブログ：http://ameblo.jp/takagihiroko/
http://blogs.25ans.jp/elegant_hiroko/

HIROKO interview＃２：幅広く活躍するうえで役立つ日本化粧品検定>>

この記事をシェアする