春に使いたい、ときめくフレグランス4選
春コスメに切り替え、それと同時にスキンケアも一新しました。そして、次に取り掛かるのはフレグランスです。毎日つけてないと不安になるぐらいの香水が大好きな私。玄関にはお気に入りの香水を並べておりまして、その日の気分、出かける場所などに合わせて香りを楽しんでいます。
ごくごくたまに、フレグランスをつけ忘れてしまうことがあって、その時はスマホを忘れて出かけるぐらいに精神的なダメージがあるほど。好きな香りをまとうことで、心の持ちようも変わるんですよね。例えば、大切な打ち合わせがあるときは、シャネルのチャンスをつけて、幸運が訪れますように！なんて、縁起をかついでしまうこともしばしば。
そんな香水が大好きな私が、この春におすすめしたいフレグランスを４つ選びたいと思います。
1.ミラーハリス ロストオーデパルファム
ミラーハリスは、ロンドン生まれのメゾンフレグランス。天然香料を贅沢に使用したフレグランスで、世界中で大変人気のあるブランドです。ミラーハリスの良さは、なんといっても肌に触れてからの香りのたちかたが素晴らしいこと。体温によって、香りが上品に移り変わるのです。
このロストオーデパルファムは、ハーブとフローラルがベースで、最初につけたときは、ルバーブやベルガモットなどのフレッシュなシトラス系の香りがぐっと前にきます。なので、早朝などの取材のときは、すがすがしい気分で外出できます。時間がたつにつれて、ローズペタルやピオニーなどのフローラル系の香りがうつろい、やさしい気持ちに。しかし、甘ったるい感じはまったくしないので、大人のフローラルを探している方におすすめです。ボタニカルコスメが好きな方にも、ミラーハリスはぴったりですね！
このすっきりとしたスマートなスクエアのボトルも大好きです。
2.ロジェ・ガレ マンダリンパフュームウォーター
フランスを代表するフレグランスブランドです。フレグランスのほかにソープやシャワージェル、ルームフレグランスなどがあり、トータルで香りを楽しみたい方にはぴったりのブランド。見た目もエレガントかつ上質で、ギフトとしても人気があります。香りの種類もいくつかあって、ひとつに選ぶのはなかなか難しいのですが、春夏といえば、やはりマンダリンが恋しくなります。
イタリアのシチリアガーデンに実る、ジューシーなマンダリンとシトラスで、つけた瞬間に微笑みたくなるようなフレッシュな香りです。これはデイリーにもぴったりなのですが、例えば、夏休みなど海に行かれるときの「お供の香り」としてもおすすめ。香りというのは、脳にダイレクトに届きますから「記憶」として残るんです。なので、このロジェ・ガレをつけるたびに、夏の思い出がよみがえる……。なんて、ステキな使い方なんでしょう！
ヨーロッパでは長年愛されているブランドのひとつ。日本人にもとても人気があります。
3.パルファム ジバンシイ ランテルディ オーデパルファム
ジバンシイのフレグランスを、かなり持っておりましてひとつにしぼるのはかなり苦労してしまいます。ジバンシイの香りって、とてもエレガントなんですが、ジーンズにも似合うようなモダン＆カジュアルな要素があるんです。
ランテルディは、エレガントなフローラルの中に、どこかダークな部分を秘めている、ミステリアスな雰囲気を引き出しています。いい意味でクセがあって、一度手にとると、また使いたくなってしまいます。そして、このフレグランスをつけていると、褒められることが多いんです。フローラルだけれども、人とは決してかぶらない。意思の強さを秘めているような、存在感のある香りです。この香りをつけていると、ポジティブな気持ちになれるんですよね。自分に自信が持てるような……。
私は、フレグランスにはそういう魅力もあると思います。香りが好きっていうだけでなく、メンタルにも働きかけてくれる。だから、毎日つけているんだと思います。
女性らしい、しっとりとしたフェミニンな香りです。
4.ロクシタン エルバヴェール オードパルファム
ロクシタンから新しい香りが登場します。ホーリーグラス、ネトル、クラリセージといったハーブをふんだんに配合したとっても爽やかな香りです。シュッとつけると、まるでそこは、緑いっぱいの草原にいるよう。生命力のあるグリーンダイレクトに感じることができて、リフレッシュ効果は抜群です。
エルバヴェールはシリーズが充実していて、ハンドクリームやボディローションなどもあるので、オードパルファムとセット使いするのも楽しい使い方。クセのない香りですから、日中にも就寝前にも香っても邪魔になりません。ちなみに写真のボトルは、初回生産のみの限定ボトルです。新生活を迎える方、心機一転新しい仕事や学業にのぞまれる方など、ぜひこの香りを味方につけて、エネルギッシュに活躍してください。
ハンドクリームも愛用していて、メイクポーチに入れています。
香水はひとつひとつにストーリーがあり、香りだけでなく世界観もステキです。気になる香りを見つけたら、ぜひブランドの背景を調べてみてください、香料の調達方法、調香師のこだわり、ボトルデザインなど細部まで知ることで、フレグランスの奥深さ、こだわりを感じることができます。また、自分のお気に入りの香水があると、お守りのような存在になりますよ。
Profile
美容ライター／エディター 夏目 円（なつめまどか）
出版社勤務後、独立。美容ライター・エディターとしてのキャリアは20年以上になる。雑誌、広告、ウェブ媒体などさまざまなフィールドで旬な美容情報を発信する。主な雑誌媒体として、宝島社「GLOW」、「InRed」、「大人のおしゃれ手帖」、「sweet」、リクルート「ゼクシィ」、白泉社「KODOMOE」など。また、インスタグラムでは、発売前の化粧品、スキンケア、ヘアケア、発表会情報など、最新のトレンドを日々アップデート。趣味の海外旅行と美容をリンクさせ、さらにワールドワイドな情報を発信することを目標としている。
https://www.natsumemadoka.com/
Instagram：madoka_natsume
