美容師って一番楽しい仕事だと思うんです。

この世に手業を生業にしているサービス業はどれぐらいあるのでしょうか?手一つで人を喜ばせたり、疲れを取ったり、美しくしたり、癒やしたり・・・。これってすごいことですよね。

このコラムは、手業を生業にしている美容からヘルスケアの業界の方々にフォーカスをしたプロフェッショナルインタビューです。その人の手が語る物語をお楽しみいただければ幸いです。

モアリジョブ編集部

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私の手にしか、できないシゴト。 小林 光希さん

――美容師を目指したきっかけは?

小林 小さいころから美容師になるって決めていました。これといったきっかけもなく、気付いたら・・・ですね(笑)。

――気付いたら美容師になる事を決めていたってすごいですね。

小林 子供の頃から家族や友達の髪の毛を触るのが好きでした。近所に美容師の人が住んでいて、とても仲良くしてくれたんですけど、もしかしたら、その人の影響もあったかもしれませんね。

――美容師になったころの気持ちは覚えていますか?

小林 絶対にこの世界で活躍しようと思っていました。色々なショーで声がかかるような、とにかく有名になりたいと思って毎日過ごしていました。

――美容師になってからの失敗談は?

小林 今でも記憶に残っているのが、仕事終わりにサロンのスタッフと遊びに行って、翌日遅刻してしまい、先輩にすごく怒られてしまったことですね。社会人としてあってはいけない遅刻をしてしまったんですけど、遅刻の理由を照れもあって「昨日遊んじゃったから」と軽く言ってしまい・・・。私を叱ってくれた先輩が、その時に一番憧れていた、自分にとって影響力がある人だったので、今でも忘れられない失敗談ですね。

――小林さんにとっての成功談は?

小林 成功談と言うよりも仲間自慢でも良いですか?今一緒に働いている仲間がすごく良いんです。色々と良さを感じるんですけど、技術を真剣に追求したり、オフの時には思いっきりふざけたり、オンオフ共に一緒の時間を楽しめる仲間なんです。この仲間に出会えたことが私の自慢であり、成功談かもしれません。

――忘れられないお客様はいらっしゃいますか?

小林 FaSSに入ってからのお客様なんですけど・・・。その日たまたま担当したお客様と、施術中に中国旅行に行く話をしたんですね。そうしたら、そのお客様が私の中国旅行を心配して、中国に住むお友だちをわざわざ紹介してくれたんですよ。

――ずいぶん親しいんですか?

小林 いえいえ、それが・・・、FaSSは「思い立ったら、予約もなく、フラッと立ち寄れるヘアサロン」をコンセプトにしているので、指名制ではないんです。お客様は私の名前を知らないし、私もお客様の名前を知らない。お客様との関わり方が普通のサロンとはちょっと違うんですね。そのお客様も私の名前もご存じなくて、親しい間柄でもないのにお友だちを紹介してくれました。

FaSS小林光希

――中国旅行も忘れられませんね。

小林 そのお客様のお陰で、中国旅行を満喫することができました。そのお客様には後日、直接お礼を言わせて頂きました。お客様も中国旅行も忘れられません(笑)。

――美容師を辞めたいと思ったことはありますか?

小林 実は数年前に「もう美容師は一生やらない」と思って、一度美容師を辞めたんですね。美容師になったころは、成り上がりたい、有名になりたいって思いだけで頑張れたんですけど、経験を積めば積むほど美容業界の内情が分かってしまって、もう十分かなと思ってしまったんです。成り上がるためには、「自分を作らないといけない」「もっと強くなければいけない」と・・・。私にはそこまでできないなって、思い知らされて一度美容師を辞めてしまいました。

――一度美容師を辞めてからはどうされたんですか?

小林 世の中を見た時に、仕事って美容師だけじゃなくて沢山あるじゃないですか。美容師を辞めてすぐは、美容師だけの人生はつまらないのかなと思って、色々な仕事をしてみたいって欲がありました。約3年間、事務の仕事をやったり、エステティックサロンで働いていました。

――美容師を辞めてから3年後、再び美容師という職業を選んだ理由は?

小林 たぶん、美容師を辞めからも、いつかは美容師に戻りたいという思いはあったんだと思います。心の中では美容師が一番楽しい仕事なんだろうなって・・・。

――でも一度は美容師に戻ることはないって思ったんですよね?

小林 はい、絶対に美容師には戻らないと・・・。思ってはいたんですけど、たまたま友達がFaSSで働いていて、FaSSの職場環境の良さや働きやすさなど沢山聞いていて、そんなに良い職場なら私もFaSSで働きたいなと思って美容師として再就職しました。

――美容師に戻ってからはどうですか?

小林 FaSSで素晴らしい仲間に出会えたので、毎日楽しく働いています。美容師以外の経験を積んだからこそ、FaSSで働けていることに喜びを感じています。

FaSS小林光希

――小林さんにとっての恩師はいらっしゃいますか?

小林 自分が今いる三軒茶屋店の市岡店長が私の恩師ですね。カット専門サロンだと普通の美容室と違って、カットの技術のみで、沢山のお客様に満足いただくことが重要になるので、モチベーションを維持するのが大変なんですね。市岡店長には、モチベーションを維持するためにいつも支えてもらっています。また技術面でのサポートや、的確なアドバイスなど本当にお世話になっています。スタッフが働きやすいよう、居心地の良いサロン環境作りを心がけてくれる店長を尊敬しています。

――モチベーションを維持するためにしていることは?

小林 ワクワクすることですね。指名を取らないFaSSならではなのですが・・・。予約も取らないので、毎日どんなお客様にご来店いただけるか分からないんですね。ご来店いただいたお客様にお会いできることと、そのお客様にどんな技術をご提供できるかと思うとワクワクしちゃいます。また、ヘルプで近隣の店舗に出勤することも多いので、今日はどのスタッフと働けるだろうと思うことでも、ワクワクしてしまいますね。

――小林さんの将来はどうなっていると思いますか?

小林 FaSSで働いているかな・・・(笑)。現場からは離れたくないので、美容師を続けていると思います。市岡店長のように、いくつになっても技術面でのクオリティを底上げできる美容師として、現場で頑張りたいと思います。

――最後に、業界や美容師を目指している方に一言。

小林 楽しいことや自分がやりたいことを追求することは簡単じゃないと思うんですね。だからこそ、美容師を目指している人には、何が好きで何がやりたいかの意思を強く持って夢を実現してほしいと思っています。美容師は誰もがなれる職業ではないと思いますし、簡単な仕事でもありません。でも、とても素晴らしく楽しい仕事だということを声を大にして伝えていきたいと思っています。

FaSS小林光希_座右の銘

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FaSS

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