夏のトレンド顔に即スイッチできるプチプラコスメ選
担当している媒体で、夏コスメの特集を担当したのがきっかけで、かなり詳しくなりました。いくつかキーワードがありますが、中でも外せないのが「コズミック」。輝く銀河系とでもいうべき、宇宙のようなプリズムな世界観。パーリーな輝き、ギラっと強く光るグリッターの煌めき。ひと塗りするだけで、テンションさえも上がってしまうほどに強い存在感を放っています。
アイメイク、リップメイクともにありますが、取り入れやすいのはアイシャドウです。LA発のNYXのアイシャドウパレットがまさにお手本のような輝き。キラキラとしたラメをふんだんに入っていて、ひと塗りすれば、それはサイバーの世界。ダイナミックに、そして潔く、まぶた全体にブラシでひと塗りしてください。いつもとは違う、まぶたにスイッチしますよ。色みがまた使いやすいので、どんなシーンにもマッチします。個人的には左上のゴールド、右下のパープルが好みです。とくに、パープルは今年のトレンドカラーのひとつなので、ぜひトライしてみてください。
NYXのアイシャドウパレット。暖色系～寒色系の６色。このキラキラが最高！
フジコの水シャドウもおすすめ。グリッターのような輝きです。
アイメイクは、カラーライナーが外せない！
ここ何シーズンか、ミニマムなメイクが流行っているのでノーマスカラ、ノーラインというのもアリなのですが、やはり夏ですから、メイクも大胆に遊んでほしいです。そこで、ワンアイテムプラスしてほしいのが、カラーライナーです。コレクションのメイクでたびたび見かけていて、コレは流行りそう！と密にチェックしていました。
いくつかのブランドで発売されていますが、カラーバリエーション、描きやすさで群を抜いているのが、UZU。とにかく色が絶妙なんです！ 全13色という豊富なカラーからレコメンするのは、カーキ、ピンク、そしてブラウンです。ちょっとくすんでいるカーキで、主張しすぎず、かといって控えめにならず、という絶妙な立ち位置。目元のフレームはしっかり際立ち、大人の強さを感じさせます。ピンクは、海やプールなどアクティブに動く一日に。今年買った水着が黒なので、目元はパキット明るくして、メイクを楽しみたいなと思っています。そして、最後は定番のブラウン。黒だと沈んでしまうので、ナチュラルなブラウンは、どんなシーンにも活躍する１本です。UZUは、太さも調整しやすく、ラインもがたがたしないので、テクニックなしでキレイなラインが描けます。
洒落た目元になれるUZU。パッケージもステキです。
夏ネイルは、色を組み合わせて楽しみたい
指先のネイルもカラフルなカラーが揃っています。オレンジ、イエロー、グリーン、ピンクといった、ヴィヴィッドなカラーをいくつか合わせてみてくだい。単色とは違った楽しみ方がありますよ！ 先日の撮影でヘアメイクさんから教えてもらったんですが、多色使いするときは、親指、人差し指、薬指を１色、中指と小指を１色、２色使いするのがバランスがとれやすいそうです。確かに、どこの指に塗るか迷うところなので、法則があったほうがわかりやすいです。
リンメルのネイルカラーは、塗りムラができにくく塗りやすいです。
リップに関しては、本当にたくさん登場しています。お久しぶりのグロスもキラキラしていて可愛いですし、ツヤリップも今年っぽくて素敵。それに、春夏も引き続きマットリップも人気があります。リップメイクは、質感でニュアンスチェンジすると、毎日新鮮な顔になれると思います。
色みで注目しているのが、濃いめの赤、ブラウンベージュ、フレッシュオレンジ。口紅に関しては、何本かあったほうがTPOに合わせて選べますし、テンションも上がります。それと、カジュアルではなく、モードよりにするなら、リップブラシを使って、きちんとリップラインを描いてくださいね！
フーミーのリップ。私はややマットな質感が好みです。
Profile
美容ライター／エディター 夏目 円（なつめまどか）
出版社勤務後、独立。美容ライター・エディターとしてのキャリアは20年以上になる。雑誌、広告、ウェブ媒体などさまざまなフィールドで旬な美容情報を発信する。主な雑誌媒体として、宝島社「GLOW」、「InRed」、「大人のおしゃれ手帖」、「sweet」、リクルート「ゼクシィ」、白泉社「KODOMOE」など。また、インスタグラムでは、発売前の化粧品、スキンケア、ヘアケア、発表会情報など、最新のトレンドを日々アップデート。趣味の海外旅行と美容をリンクさせ、さらにワールドワイドな情報を発信することを目標としている。
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Instagram：madoka_natsume
