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特集・コラム 2022-06-26

柔道整復師の資格取得のために|仕事と学業の両立ができる東京の夜間専門学校について解説

柔道整復師を目指しているものの、昼間は仕事をしているので学校に通うことができないという人は多いのではないでしょうか?

柔道整復師は所定のカリキュラムを修得し養成施設を卒業している必要があります。養成施設には昼間通う学校もあれば、夜間専門学校もあります。

ここでは、仕事と学業を両立するためにおすすめの東京の夜間専門学校について解説します。

社会人で柔道整復師を目指している人には夜間学校がおすすめ

柔道整復師を目指す道として、文部科学大臣が認めた大学もしくは都道府県知事指定の柔道整復師養成施設での学習が必須となっています。

しかし、すでに別で正社員やアルバイトなどで仕事を持っていたり、日中に通学に伴うまとまった時間が取れない人も多い方も多いでしょう。そんな人には、現在の生活と学業を両立させることができる夜間学校がおすすめです。

柔道整復師は養成施設を卒業している必要がある

上述の通り、柔道整復師になるためには高校を卒業済みで、なおかつ大学や短大、専門学校をはじめとする、文部科学大臣が認定した養成施設を卒業していることが最低条件となります。

柔道整復師は国家資格であるためただテストに受かれば良いというわけではなく、受験するための資格がしっかりと定められているのです。

しかしそのような学校に通うとなると、仕事などとの両立が難しくなってしまいます。そこでおすすめなのが夜間学校です。夜間学校だからといって、受験資格や学習内容について不利益を被ることはありませんのでご安心ください。では次の項目から、夜間学校に通うメリットやデメリットについて詳しく説明してまいります。ご自身のライフスタイルと照らし合わせて、検討してみてください。

夜間学校のメリット

柔道整復師の資格取得のために夜間学校に通う一番のメリットは、他の学生から刺激をもらえることです。

平日は基本2〜3コマ、土日はどちらかで1日登校するという授業スタイルのため、普段の仕事との両立がしやすいことも、選ばれる理由といえます。

費用も全日制の学校に比べて授業時間が少ないことから、3年間でトータルすると平均50万円〜100万円ほど安くなるだけでなく、分割払いや専門実践教育訓練給付制度を活用することで、負担が少なく経済的なのもメリットの1つです。

夜間学校のデメリット

柔道整復師の資格取得のために夜間学校に通うデメリットとしては、22時ごろまで授業があるので生活スタイルが夜型になりやすいことと、短時間に集中して授業を受けるためスピードが早く、置いて行かれてしまうこともあるということです。

また、特別カリキュラムとして昼間にインターンや就業訓練などが入る場合もあるため、昼間の予定や仕事とのスケジュール調整も欠かせません。

しかしこれらは夜間だからというわけではなく理解していれば事前に調整できることですので、大きなデメリットとはいえないのではないでしょうか。

柔道整復師の夜間学校を探す3つのポイント

これまで柔道整復師を夜間学校で目指すことについてご説明してきましたが、数多くある中から実際に通う夜間学校を探すポイントについてご説明します。

重要なポイントは、大きく分けて下記の3つです。
・通学しやすい立地にあるか
・学費が現実的か
・カリキュラムが自分に合っているか

ここでは、それぞれについて詳しくご紹介していきます。

夜間学校のポイント①柔道整復師の専門学校へのアクセスの良さ

柔道整復師の専門学校は全国にたくさんあるため選択肢は多いのですが、逆にいえばアクセスがあまり良くない専門学校は数多くあります。

特に柔道整復師の夜間学校に通う場合には、昼間の予定が終わってから通うことを考慮して、授業の開始時間を確認してから無理なく通える場所を選ぶようにしましょう。

また、夜間学校は食事休憩もなく終了時間も遅いので、帰宅時の安全や帰ってからの食事のことも合わせて考える必要があります。

夜間学校のポイント②柔道整復師の専門学校の学費

柔道整復師の夜間専門学校を選ぶ上で学費を考えることは非常に大切なポイントです。

なぜならば、夜間学校は昼間の大学や短大、専門学校に比べて学費が安いものの全ての学校に当てはまるわけではないからです。

社会人が専門学校に通う場合に給付される「専⾨実践教育訓練給付⾦」は、定められた一定の要件を満たせば3年間で最⼤1,680,000万円がハローワークから支給されます。

しかし、この制度が使えるかどうかは学校によって異なるため、給付を受けるつもりで入学してから「適用されない」となると金銭面で非常に苦労してしまうでしょう。

仕事と学業を両立して柔道整復師の専門学校を卒業するためにも、事前に支援制度が適用できる学校かどうかを調べて、受給実績なども含めて学校担当者に確認しておきましょう。

夜間学校のポイント③柔道整復師の専門学校のカリキュラム

柔道整復師の夜間専門学校を選ぶポイントとして、効率的なカリキュラムが組まれているかどうかは大切です。

昼間の学校に比べて授業数が少ないとはいえ、柔道整復師の受験資格に必要な条件を満たすために定められた科目を全て受講する必要があります。

そのため、効率的で無駄のないカリキュラムが組まれているかの確認が大切です。学校によってカリキュラムにはさまざまな特色があるため、いろいろな夜間専門学校を比較しながら検討しましょう。

東京でおすすめの柔道整復師夜間学校4選

全国にたくさんある専門学校の中から今回は代表的な地域として、東京で柔道整復師を目指す人におすすめの夜間学校を厳選して4つご紹介します。

東京近郊にお住まいの方で柔道整復師の夜間コースがある専門学校をお探しの方は、ぜひ参考にしていただき、ご自身にあった内容やコースを見つけてみてください。

東京でおすすめの夜間学校①首都医校 柔道整復学科 夜間部

首都医校は3年制の夜間部があり、柔道整復師の専攻コースも設定されています。

そして、最大の強みはなんといっても立地の良さです。新宿駅の地下街と直結しているというアクセスの良さから、悪天候でも快適に通学できることはもちろん、地方から上京したところでまだ東京に慣れていない人でも迷うことは少ないでしょう。

実習時間も豊富に取られており、特別講師による直接指導や毎年更新されるカリキュラムを使った専任教官による個別指導で、過去5年間の国家試験合格率はなんと91.3%。

資格取得だけでなく、就職先、将来の独立開業まで支援してくれる手厚さで、先を見越した学習ができます。

もちろん、奨学金や給付金などの学費サポートも充実しているので安心です。

東京でおすすめの夜間学校②日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 夜間部

「10年後も活躍できる柔道整復師を育成」というスローガンを掲げる日本医学柔整鍼灸専門学校も、3年制の夜間コースが設定されています。

場所は、各路線の高田馬場駅から徒歩圏内で、各種学費サポートも充実。50箇所以上の整骨院や病院、整形外科、高齢者施設と連携して、実践さながらの実習が可能です。

実践的な施設と連携した実技の他に、各種ゼミも用意されているので、怪我だけでなくヘルスケアも視野に入れた幅広い学習が可能となっていることも強みといえます。

試験対策も万全で、国家試験模試も年間10回、個別補修は年間200回、予備校講師による補講にいたっては年間250時間も確保されており、アプリを使った試験対策も導入されています。、

このように、日本医学柔整鍼灸専門学校では、学生へのスキマ時間の対策も余念がないので東京で柔道整復師の夜間専門学校を探している人にはおすすめです。。

東京でおすすめの夜間学校③東京柔道整復専門学校 柔道整復コース 夜間部

練馬区にある東京柔道整復専門学校は、池袋駅から8分の氷川台駅から徒歩3分に位置しており、3年制夜間コースがあります。

最大80万円の学費減免制度が設定されており、夜間部限定で10万円の入学金制度もあるため経済的にも安心。

全クラス共通の99単位にプラスして、夜間部独自授業としてさらに5単位も設定されており、しっかりと学習することが可能です。

また、教員は整骨院などで実際に働いている柔道整復師が担当しているため、現場で役立つ知識やスキルを学べます。そのため、社会人としてのマナーや柔道整復師としての振る舞い方などを含めた総合的な学習ができることが大きなメリットです。

東京でおすすめの夜間学校④日本柔道整復専門学校 柔道整復科 第2部(夜間部)

日本柔道整復専門学校にも3年制の夜間コースがあり、渋谷駅からのアクセスが良い立地となっています。

柔道整復師として現役で活躍している卒業生も多く、入学金や授業料免除、奨学金・教育ローン、給付金の支給なども充実しているため、安心して入学することができるでしょう。

また、3年間同じ担任が担当してくれるため、親身になって悩みや苦手なところなども含めたサポートを受けながら学習できます。

もし専門学校へ遠方から通う必要がある場合は学生マンションなども手配してくれるため、学校を軸とした生活に切り替えることも可能です。

生徒の立場に立って少しでも学習に集中できるようにという配慮もありながら、卒業後の就職先などをフォローしてくれるのが日本柔道整復専門学校の特徴です。

社会人になってもキャリアを見据えて夜間学校で柔道整復師を目指そう

柔道整復師になるためには、養成施設の卒業が必須となっているため、仕事を持っている人には目指しにくいと思っていた人もこの記事を読んで、夜間学校であれば学業との両立が可能であることがご理解いただけたのではないでしょうか。

立地、学費、カリキュラムという3つのポイントを踏まえて自分に合った学校を選び、自分らしい柔道整復師のキャリアを歩んでいくための助けになれば幸いです。

夜間学校を解説している専門学校は全国にたくさんありますので、ぜひお近くの学校を探してみてください。

引用元サイト

柔道整復師国家試験の施行|厚生労働省

働きながら夜間部で柔道整復師を目指す!注意点、メリットをまとめました! | 医療系の国家資格取得なら大阪の東洋医療専門学校

柔道整復師専門学校|首都医校(東京)

柔道整復師の資格を目指すなら日本医学柔整鍼灸専門学校(東京)|柔道整復学科

柔道整復コース:夜間部|学校法人 杏文学園 東京柔道整復専門学校

日本柔道整復専門学校 | 学校法人 花田学園

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