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特集・コラム 2022-07-20

医療事務で働く際の身だしなみのマナー|髪型・髪色・メイクやネイルは清潔感が大事

病院やクリニック、薬局など、医療機関の窓口対応を主な業務とする医療事務。医療事務で働く際、髪型・髪色をはじめとして、メイクやネイルなどの身だしなみは、清潔感が大事といわれています。

本記事では、医療事務で働く際に気をつけるべき身だしなみのマナーについて解説します。

医療事務で働く際の髪型・髪色の基準とは

医療事務で働く際の身だしなみのマナーとして、髪型・髪色には一般的な基準があります。
職場によって多少の差異はありますが、大抵の場合、清潔感のあるヘアスタイルが求められます。

ここでは、医療事務で働く人が職場に馴染みやすい髪型・髪色についてご紹介します。

医療事務で働く際に好まれる髪色

医療事務で働く際に好まれる髪色としては、ナチュラルカラーが主流です。黒髪や色味を抑えた暗めのブラウンなど、落ち着いた色味であれば問題ないでしょう。

医療事務の職場はクリニックや病院などの医療機関となるため、さまざまな患者さんが医療機関に訪れます。

医療事務の職員は、患者さんへ接することも大事な業務のひとつです。そのため多くの人に受け入れられやすい髪色を職場から求められる傾向にあります。

医療事務で働く際に嫌煙されがちな髪色

医療事務で働く際にNGとされがちな髪色は、明るすぎる色や金髪などの目立つ色です。

髪色の明るさを示すトーンでいうと10トーンを超える色は、明るすぎるとしてNGとされてしまうことが多いでしょう。

仕事中は病院を訪れる患者さんや共に働くスタッフを不安にさせないよう、配慮のある身だしなみを心がけましょう。

また、頭頂部だけ染め色が抜けてしまった「プリン」と呼ばれる状態や、白髪の多い髪色も避けたほうが無難です。

これらの髪色は清潔感のない印象を与えてしまうことが多いため、定期的に髪染めをするなどヘアケアには十分に気を配りましょう。

アッシュやインナーカラー、グレージュはどこまでOKか

近頃人気のアッシュやインナーカラー、グレージュは、医療事務ではどこまでOKなのかも気になるところです。

結論からいうと、アッシュとグレージュは色味によって許容される場合もありますが、インナーカラーはNGの場合が多いです。

それぞれの髪色の特徴と、医療事務で受け入れられるボーダーラインについて、以下にご紹介します。

アッシュの場合

アッシュとは、くすみのある灰色のことです。絶妙なくすみを加えることで髪に透明感がプラスされるとして、アッシュカラーは近年トレンドとなっています。医療事務で働く場合、アッシュカラーは派手すぎるカラーでなければ受け入れられることもあります。

アッシュカラーはブラウンアッシュなどもあるので、暗めの色を選べば落ち着いたヘアスタイルが実現できます。

インナーカラーの場合

インナーカラーとは、髪の内側に明るめのカラーリングを施すことで、「アクセントカラー」とも呼ばれています。入れる幅や色味により、派手に目立たせることも、さりげないワンポイントにすることもできるのが特徴です。

しかし、医療事務で働く場合、インナーカラーは難色を示されるケースが多いでしょう。インナーカラーは、外側からは見えづらい内側の髪色でおしゃれを楽しむことができます。

ですが、長い髪をアップにしたり、業務中に作業の邪魔で耳にかけたりした場合、インナーカラーはどうしても目立ってしまいます。

医療事務の職場環境や仕事内容的に、長い髪を下ろしたままでは業務に支障がある場合も。そのため、医療事務で働く場合はできるだけインナーカラーを避けたほうが無難でしょう。

どうしても取り入れたい場合、色味によってはOKをもらえる職場もあるのでまずは上司に相談してみるのがおすすめです。

グレージュの場合

グレージュとは、グレーとベージュを合わせた色味のことをいいます。グレージュもアッシュと同様、明るめの色から暗めの色まで選択肢が広いのが特徴です。

医療事務で働く場合、派手過ぎず肌なじみのいいグレージュなら、受け入れられやすいでしょう。

髪の赤みを抑えるため、ブリーチしてからグレージュを入れる人も多いですが、ブリーチをするとどうしても髪色は明るくなってしまいます。

ブリーチなしでグレージュを入れることで、明るさを抑えつつ透明感をプラスすることもできるので、医療事務で働く場合はこちらの方法がおすすめです。

医療事務で働く人がヘアスタイルで気をつけるべき3つのポイント

医療事務は、病院勤務であること、様々な年代の患者さんが訪れる場所であることから、清潔感ある身だしなみが求められます。ここでは、医療事務で働く人がヘアスタイルで気をつけるべきことを3つ解説します。

前髪が目にかからないようにする

医療事務で働く人は、前髪が目にかからないようにする必要があります。

病院や薬局勤務だと、マスクをして仕事をすることが多いです。マスクをすると目から上しか顔がみえず、表情がわかりづらくなってしまいます。前髪が目にかかってしまうと、表情がわからないということも。

患者さんに安心感を持ってもらうためにも、前髪の長さには気を配りましょう。また、書類作成などの業務の際にも、長い前髪は邪魔になることが多いです。

視界が悪かったために要らぬミスをしてしまうことがないように、目にかからない程度の長さに前髪を切りそろえておくといいでしょう。

長い髪は結ぶかアップにまとめる

医療事務で働く人は、長い髪は結ぶか、アップにまとめたほうが好ましいでしょう。

病院という職場環境により、医療事務の職員には清潔感が求められるほか、患者さんの動作を邪魔しない髪型である必要があります。

長い髪をおろしたままにしておくと抜け毛が気になるのはもちろん、書類や患者さん本人にも髪がついてしてしまうおそれも。

自身が気持ちよく業務に集中するためにも、長い髪は結んだりアップにまとめたほうが無難です。

ミディアムヘアのように、結ぶには中途半端な長さの場合には、ヘアゴムだけではなくヘアピンも有効活用しましょう。

顔周りの髪をしっかりと抑えるだけで、清潔感のある印象に変わります。患者さんや医療スタッフに不安を与えないよう、身だしなみには十分気を配りましょう。

強めのパーマは避ける

医療事務で働く人は、強めのパーマは避けたほうがいいでしょう。

緩めのパーマならば指摘されることはほとんどなく、すんなりと受け入れてもらえることが多いようです。

中には天然パーマの方もいるため、パーマの強弱よりも長い髪を結んでいるかどうかのほうが重要視されやすい傾向にあります。限度を超えたパーマスタイルでなければ、おしゃれの範疇として許容されるでしょう。

医療事務で働く人は、髪型以外にも身だしなみに気を配ろう

医療事務で働く人は、髪型以外の身だしなみにも気を配る必要があります。ここでは、髪型以外に気をつけるべき身だしなみのポイントについて解説します。

ネイルで好まれるのは柔らかいパステルカラーなど

医療事務で働く場合、ネイルをするならば柔らかいパステルカラーなどが好まれる傾向にあります。

窓口業務の多い仕事ですので、指先は目につきやすい部分です。患者さんからすると、医療事務の職員も医療関係者と同じ括りに見えますので、デコパーツやグリッターなどの派手な装飾を施したネイルは避けたほうが無難です。

また、清潔感を保つためにも、長い爪はNGです。短く切りそろえた上で、薄めのピンクなど柔らかな色を選び、シンプルなネイルを楽しむようにしましょう。

清潔感のあるナチュラルメイクが基本

医療事務で働く人は、清潔感のあるナチュラルメイクを基本にするといいでしょう。

メイクについては、しっかりとした基準がない医療機関がほとんどです。ただ、あまりにも奇抜なメイクは、幅広い層の患者さんに受け入れてもらうのは難しいです。

清潔感のある化粧を基本として、多くの人に信頼してもらえる身だしなみを心がけましょう。

アクセサリーはシンプルなものを最小限に

医療事務で働く場合、アクセサリーを身につける場合は、シンプルなものを最小限に留めたほうが無難です。

大ぶりのアクセサリーは、患者さんに怪我を負わせてしまう恐れがあります。医療関係者として窓口対応する際に、安心・安全が保たれていないのでは本末転倒です。

どうしてもアクセサリーを身につけたい場合は、シンプルな指輪程度に留め、好みのアクセサリーはオフの日に存分に楽しみましょう。

医療事務で働く人は、清潔感を重視した身だしなみを心がけよう

医療事務で働く人は、髪型・髪色はもちろんのこと、メイクやネイルに至るまで清潔感を重視した身だしなみを心がけましょう。

医療機関を訪れる患者さんは、体調が悪くただでさえ不安な気持ちを抱いている人がほとんどです。そのような方々に病院の顔として窓口対応を行う際、身だしなみひとつで安心感を与えることができるなら、それに越したことはありません。

自身が気持ちよく仕事をするためにも、患者さんや職場のスタッフのためにも、医療機関で働いている自覚を持ち、節度あるおしゃれを楽しみましょう。

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