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ヘルスケア 2023-10-16

痛みのある場所には「触らない」が根本改善になる 「整体院 ケアスポ 千葉」岸竜太さん

千葉市に「整体院 ケアスポ 千葉」を開いている整体師の岸竜太さん。腰痛や首、肩こりなどを根本改善することに定評があり、慢性的な痛みに苦しんできた患者さんから人気を集めているそうです。

なぜそのようなことが可能になっているのかを伺うと、痛みの原因を追究し、しっかりアプローチ。セルフケアの方法も患者さんに伝えることで、再発防止にもつながっているからだそう。このような根本改善が可能になったのは、過去の自分が痛みを根本的に取れていないことに気付き、セミナーに通うなど自己投資に力をいれるようになったからだといいます。

今回、お話を伺ったのは…

岸竜太さん

「整体院 ケアスポ 千葉」代表/柔道整復師/鍼灸師

19歳から整骨院でアルバイトを開始。そのかたわら専門学校に通い、6年をかけて柔道整復師と鍼灸師の資格を取得する。千葉県内の複数の整骨院で経験を積んだのち、2017年、33歳のときに独立開業。間借り、往診、自宅などさまざまな形態を経て、2022年に千葉市のマンションの一室に「整体院 ケアスポ 千葉」をオープン。また19歳から母校のサッカーチームでコーチ兼スポーツトレーナーとしても活動している。

Instagram:@care_spo

「治せていない」自分に気付き、セミナーで学び始める

痛みの訴えがあった場所だけでなく、全身にアプローチし、原因を探っているという岸さん

――根本改善をする例が多数あるとお聞きしました。どのようにして実現しているのでしょうか。

痛みがどこからきているのかという原因を特定し、その原因にアプローチをすることで実現できるようになりました。「痛みのある部分に原因はない」ということを原則に、基本痛みのある部分には触りません。たとえば腰が痛いという訴えがあったときに、腰をもむ治療をするのではなく、腰がどことつながっているかという知識を元に、原因部分を探ります。もちろん腰の部分に癒着などがある場合は、直接アプローチすることもあります。

――根本改善が可能になったきっかけは?

独立してからしばらく経ったときに、来院につながるかどうかは、シンプルに治せるか、治せないかだと思ったんです。そこで自分を振り返ってみると、治せていないことも多いのではないかと気付きました。それがきっかけになり、セミナーに行って学ぶようになったんです。セミナーに行くようになり、痛みの原因というのは痛い場所にはないということも分かりましたし、世界が広がっていきました。そこから自己投資に力を入れるようになっていきましたね

――アプローチを変えたことによって患者さんからの反応にも変化がありましたか?印象的だった患者さんなどいれば教えてください。

そうですね、変わってきていると思います。印象的だったのは、ひどい腰痛と坐骨神経痛を患っていた患者さんです。その方は腰が痛くて仰向けになって寝ることができず、常に強い痛み止めを常備しているような方でした。当院に来るまでに整形外科や整体院などいろいろ回られたようなのですが、痛みが軽減してもまたすぐに戻ってしまうことを繰り返していたそうです。

その方には、腰だけでなく全身にアプローチをかけ痛みの原因を突き止めて施術を行い、セルフケアの方法もあわせてお伝えしました。結果、痛みもなくなり、数年ぶりに仰向けになって寝ることができたと聞きました。今では登山も楽しんでいるそうです。

セルフケアをしないのは、歯磨きをしないのと同じ

施術後は、1人ひとりに合ったセルフケアの方法を伝えているという岸さん

――セルフケアも教えられているんですね。

はい、これもセミナーに通うようになってから、変えたことのひとつなのですが、すべての患者さんにセルフケアの方法もお伝えするようにしています。セルフケアをしないのは歯磨きをしないのと同じ。何度虫歯を治しても、歯磨きをしなければ虫歯になってしまいますから。痛みを根本改善するために、セルフケアは欠かせないと思っています

――変な話ですが、セルフケアをして痛みが出ないようになると来院される回数も減りますよね。それは気にされてないでしょうか?

逆に治らなくて何回も来てもらうことのほうが、僕は精神的にはきついですね。効果を実感してくださる、痛みなく生活してもらえることが1番だと思っています。来院頻度に関しては、こちらからおすすめの頻度をお伝えするようにしています。痛みがある場合は、数日に1回のペースで通ってもらいますが、痛みなどがなくなったあとは1カ月に1回や数カ月に1回という形で提案しますね。痛みがなくても、メンテナンスに来ていただいた方が、仕事や生活のパフォーマンスがあがると思っています。

自分にとって正しいことを。整体院にするという選択

今は整体院という形をとっている「整体院 ケアスポ 千葉」。施術だけでなく、運動やトレーニングにも力を入れている

――整骨院での勤務をされてきたそうですが、今は「整体院」として開業されていますね。それはなぜですか?

以前は整骨院を名乗っていたこともありましたが、保険を使わずに自費治療専門にしたいと思うようになり、整体院の業態にしました。僕は整骨院の保険請求では限りなく黒に近いグレーゾーンのことが行われていると思っています。そういうことが嫌で、整骨院を開いていたときも自費治療とそうでないものを分けて施術を提供していたのですが、来院した患者さんからは「なんで保険が使えないの?使えるようにするのが親切なんじゃないの?」と言われることが多々あって。正しいことをしていても、そういうことを言われるのが嫌だったので、であれば100%自費治療を行う整体院にしてしまおうと思ったんです

――ほかの整体院との違いや特色はありますか?

最近力を入れているのが、施術のなかに運動の要素を取り入れることです。痛みが改善されてきた人などにはとくに、1時間の枠があったら、30分ぐらい施術をして、あとの20分くらいで運動をしたり、ストレッチを入れるような形にしています。

これまで多くの患者さんを見て来て、一番重要性を痛感したのが運動でした。体が動かなくなってしまうと、生活も大きく変わってしまいますし、できることも限られてしまうので。日本人にはトレーニング文化がありませんし、患者さんには嫌がられることも多いのですが(笑)、どうやって運動をしてもらうかをいつも考えていますね。スポーツトレーナーとしても活動しているので、その経験も活かせているなと思っています。


後編では、岸さんが独立してからどのように経営を軌道に乗せたかを伺います。間借り、往診、自宅と様々な形での開業を経験したという岸さん。経営や集客が軌道に乗らず悩んだこともあったそうです。行き着いたのは、かけるべきお金はかける、という結論だったそう。経営が軌道にのり、お客さまも増えてきているそうです。後編もお楽しみに!

Information

整体院 ケアスポ 千葉
住所: 千葉県千葉市中央区新千葉2-8-9 松樹マンション6F-A

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