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学び・キャリア 2020-02-28

ケアマネジャーたちの経歴と、気になるその基礎資格

ケアマネジャーの試験を受験するには、既定の国家資格等を保有していること、かつ通算5年以上の実務経験があることが必須となっています。

この「既定の国家資格等」を「基礎資格」と呼ぶことがあります。ここでは、ケアマネジャーが実務経験を重ねてきたキャリアとなる基礎資格とはどのようなものがあるのか、ご紹介します。

基礎資格には、どんなものがあるか?

ケアマネジャーを受験するために必要とされる基礎資格には、以下のようなものがあります。

○医師
○歯科医師
○介護福祉士
○社会福祉士
○精神保健福祉士
○薬剤師
○保健師
○助産師
○看護師
○准看護師
○理学療法士
○作業療法士
○視能訓練士
○歯科衛生士
○言語聴覚士
○栄養士(管理栄養士を含む)
○義肢装具士
○あんまマッサージ指圧師
○はり師
○きゅう師
○柔道整復師

このように、さまざまな専門性を持つ医療・保険・福祉の資格保有者が、受験できることになっています。しかし実際は、資格間の親和性が高いため、やはり介護福祉士や看護師、理学療法士、作業療法士からケアマネジャーの資格を目指すケースが多くを占めています。

また、受験資格には基礎資格の他、実務経験も課されているため、しっかりと基礎資格を活かしたキャリアを重ねた後、試験を受け、ケアマネジャーになるという道を辿ることになります。こうした経験が強みとなり、ケアマネジャーとして働く際にはキャリアを積んでいるからこそできる提案や、対応力が発揮されるでしょう。

ケアマネ人生とセットの「基礎資格」

ケアマネジャーの資格取得後も、基礎資格は何を保有しているかは挨拶のようによく質問されます。ケアマネジャーとして転職活動をする際にも「基礎資格は何をお持ちですか?」と必ず聞かれます。また、実際にケアマネジャーとして仕事を始めると、名刺の肩書きにはケアマネジャーの資格とともに基礎資格も明記し、自己紹介をする時も「基礎資格は看護師です」というように、基礎資格を一緒に言います。

このように、ケアマネジャーとして仕事をしていく上で、基礎資格はずっとついてくるのです。それは保有する基礎資格によってどのような知識や技能を持っているか、どういった分野に明るいかを判断する基準になるからです。

とはいえ、基礎資格はあくまで経歴のひとつ。
いかなる基礎資格をもっていたとしても、現在はケアマネジャーとして活躍しているのですから、立場は同じです。ただ、それぞれがお互いの専門領域を尊重し、保有している知識や経験を活かして働いていくことは、とても役立つといえるでしょう。

ケアマネジャーとして活躍している人たちの経歴とは

ケアマネジャーとして活躍している人たちは、それまではどういった職場で仕事をしていたのでしょうか。その経歴について調べてみると、在宅支援センターや病院、特別養護老人ホーム、訪問介護事業所、介護老人保健施設と、さまざまなところに勤めていたことが分かります。

ケアマネジャーを志す人の多くは、前職場など身近なところにケアマネジャーがいて、その人との出会いがきっかけとなるケースが多いようです。実際ケアマネジャーという仕事の大変さ、責任の重みを十分知った上で、覚悟を決めてケアマネジャー試験に挑んでいる人がほとんどと言えます。

受験資格として、基礎資格と実務経験が課されているので「ちょっと受けてみよう」という軽い気持ちで挑んでいる人があまりいない資格と言えるでしょう。ケアマネジャーという仕事の現実を理解し、「それでも」という志と情熱を持っている人がケアマネジャー試験に合格しているのです。

「ケアマネジャー」と一口にいっても、基礎資格や実務経験に基づくさまざまな専門性を持っていることが理解できたと思います。ケアマネジャーの仕事は、決して楽なものとは言えません。しかし、介護・福祉・医療の現場で仕事をしてく上で、欠かせすことのできない存在なのです。介護にはデリケートな部分に入り込まなくてはならないことも多くありますが、どんな場面でも的確な判断をする必要があります。さまざまな経験を積んでいるケアマネジャーだからこそ、冷静さを持ってそう言った場面を乗り切れるのかもしれません。

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