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介護・看護・リハビリ 2022-09-12

訪問介護員への応募に効果的な志望動機とは?アピールするべき4つのポイントについて詳しく解説!

訪問介護員(ホームヘルパー)の手を必要とする利用者は数多くいます。資格を持っている方には、ぜひ資格を活用して活躍してもらいたいもの。しかし、求人に応募する際は、志望動機が必要です。どのような動機を書いていいのかわからない方もいるかもしれません。

そこで、応募時の志望動機にぜひ加えたい内容と、ポイントをふまえた例文を紹介します。訪問介護員の求人に応募するときに活用していただければ幸いです。

訪問介護員(ホームヘルパー)への応募に志望動機が重要な理由

訪問介護員に限らずいえることですが、求人に応募するときには志望動機が必要です。ここでは、訪問介護員に応募するときになぜ志望動機が重要なのかを解説しましょう。

訪問介護員への熱意を面接官が確認するため

ある調査によると、履歴書のなかでもっとも重視する項目を「志望動機」と答える企業は20%以上いる、という結果も出ているそうです。つまり、志望動機は、採用する企業が重要視する非常に大切なポイントであることがわかります。

志望動機の内容により、訪問介護員という業務に対する応募者の熱意を面接官や採用担当者が確認しているため、志望動機の欄はとても重要なのです。

仮に、志望動機などは特に確認されず「悪いところがなかったから」という理由で訪問介護員に採用されたとしても、仕事がうまくいかずすぐに辞めてしまう可能性もあります。

そのような企業(施設・事業所など)もたしかに存在しますが、せっかく採用してもらうなら、きちんと自分の熱意が伝わるほうが応募者としても安心なのではないでしょうか。

数ある訪問介護サービス提供施設から自社を選んだ理由を面接官が確認するため

訪問介護サービスを提供している施設・事業所はたくさんあります。そのなかから応募者があえて「自社」を選んだ理由も、志望動機の1つとして採用担当者がチェックしているのです。

求人元にはそれぞれ社風や理念があり、応募者の転職回数や履歴書の内容にNGがあるとそれだけで不採用になるケースもあれば、そのような点は重視せず、いかに自社に合いそうか・貢献してくれそうかという人柄や意欲を見てくれるところもあります。

自分にぴったりの職場が見つかり、長く勤め続けられるのが理想です。

訪問介護員(ホームヘルパー)への志望動機において大切な4つのポイント


訪問介護員(ホームヘルパー)の志望動機が大切である理由がわかったところで、次に、志望動機として大事な4つのポイントについて解説します。

自分自身の経験や実績からどのようなことが貢献できるか

応募者自身の経験・実績から、訪問介護員としてどのような形でその企業に貢献できるかをアピールすることは、大切なポイントの1つです。

これまでに積み上げてきた経験やスキルをもとに、その企業でさらにキャリアアップすることをイメージできるような内容を入れましょう。ありきたりなフレーズや抽象的な言葉ではなく、具体的なエピソードを加えて伝わりやすくします。

なお、介護職が未経験の人でも、前職までに培ってきた経験は何かしらあるはずです。うまく訪問介護員の仕事につなげられるように内容を整理し、積極的にアピールしましょう。

なぜ介護業界の訪問介護なのか

なぜ介護業界に興味を持ち、かつ訪問介護員という仕事を選んだのかという点も重要なポイント。さらに踏み込んだことをいえば、前章の2つめで紹介した部分に通じますが、なぜその企業・施設の求人に応募したのか、他社ではダメである理由も非常に大事です。

企業の特徴などもふまえたうえで、その応募先でなければならなかった理由を伝え、志望度の高さを理解してもらいましょう。

サービスや事業内容・企業理念への共感

前項とも関連しますが、求人元のサービスや事業内容、企業理念への共感も大事なポイント。強みや独自性を持っている企業なら、特に志望動機として力を入れたい項目です。

企業に将来性を感じた、経営理念に感動した、過去の経験を活かせそうだと強く感じたなど、その企業ならではの点を押さえましょう。

詳しいことがわからない企業の場合は、募集要項などをよく確認し、その企業の特性をつかみましょう。

就職後自分と会社にとってどんな仕事にしたいか

就職したあと、どんな役割を果たす人員になりたいと思っているか、訪問介護員としてどのような仕事をしてどんなふうに企業に貢献したいかという、将来的なビジョンを描くことも大切なポイント。

その企業の介護現場でステップアップすることを前提に、最終的に目指したい着地点まで伝えられるとベターです。

訪問介護員(ホームヘルパー)への志望動機の例文


最後に、訪問介護員(ホームヘルパー)の志望動機の例文を、介護職経験者・未経験者それぞれの観点から紹介します。ぜひ求人応募時の参考にしてください。

介護職経験者の場合の志望動機例文

まず、過去に訪問介護員として働いた経験がある方の場合の例文です。

「第1子出産前に訪問介護員として8年間働きました。利用者様に快適に過ごしてもらえるよう気を配りつつ、時間内にサービスを終えられるよう、丁寧かつスピーディに従事することを心がけていました。ややブランクはありますが、現場で働きながらさらに高度な知識や技術を身につけ、活動の場を広げたいと考えています。貴社ではキャリアアップをサポートする体制が整っているとのことですので、将来的には介護福祉士の資格取得を目指して日々の業務に励みたい所存です。」

介護職未経験の場合の志望動機例文

つづいて、介護職未経験の場合の例文です。

「接客業を5年間経験してきました。普段からお客様にも周りのスタッフにも笑顔をほめていただく機会が多く、体力や健康にも自信があります。また、家事も好きで、休日にはたびたび大掃除や模様替えをしたり、手の込んだ料理を作ったりしています。介護の仕事は経験がありませんが、自分の得意なことを活かせる訪問介護員の仕事に魅力を感じました。貴社は利用者様との心の交流を大切にされているとのことで、前職の接客にも通じる部分があり、必ずやお役に立てると自負しています。日々勉強にも励みながら経験を積んで、利用者様にも職場の皆様にも頼りにしていただける存在になりたいです。」

訪問介護員(ホームヘルパー)として就職し利用者の生活を支えよう


訪問介護員(ホームヘルパー)に応募する際は志望動機が重要であることや理由を解説し、志望動機としてぜひ含めたい内容や具体的な例文も紹介しました。この機会にぜひ訪問介護員として就職し、利用者の生活を支えましょう。

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