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介護・看護・リハビリ 2019-08-06

ご利用者さまとそのご家族を笑顔に。その人らしさを引き出す『ヒューマンライフケア』

介護の現場で働くとは、いったいどのようなことなのでしょうか。「その人らしさを大切に」をモットーに介護サービスを提供しているヒューマンライフケアでは、働く職員とご利用者さまがお互い無理なく過ごせる環境作りに力を入れているそうです。

今回は介護士の仕事やヒューマンライフケアのサービスについて、神奈川県川崎市にあるヒューマンライフケア宇奈根のマネージャー大槻育海さんと介護支援専門員の海老澤ひろみさんに話を伺いました。

なんとなく入った介護の世界。今日まで続けることができた理由とは?

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ヒューマンライフケア宇奈根のマネージャー・大槻育海さん。マネージャーの立場から見える介護の仕事について詳しくお話いただきました。

人と人とのふれあいを大切に。笑顔あふれる介護施設

―介護士を目指したきっかけを教えてください。

(大槻)僕はもともとカメラマンをしていたのですが、母が看護師をしていた関係で、介護の世界に興味を持ち、なんとなく介護の世界に入りました。

(海老澤)私も20代の頃なんとなく介護の専門学校に行ったのがきっかけですね。最初から熱い想いを持って介護の世界に入った訳ではありませんでした。

―お二人とも20年間ほど介護の世界にいらっしゃるそうですが、今日まで続けることができた理由をお聞かせください。

(大槻)僕の性格的に、人の気持ちを汲み取ったり、人の人生を支えたりする介護の世界が、しっくりきていたからだと思っています。

(海老澤)私は、出会ったご利用者さまや一緒に働く仲間に恵まれていたからだと思います。

―現在はヒューマンライフケアでどのようなお仕事をされていますか?

(大槻)関東地域包括営業部のマネージャーとして、スタッフの教育や育成をしています。具体的には、スタッフの仕事の定着率をチェックしたり、現場の状況を確認したりする仕事です。

(海老澤)私は中関東地域包括エリアの介護支援専門員として、スタッフの指導やマネジメントなどを行なっています。仕事としては、オフィス勤務ではなく、各施設を巡回して現場で実際にサポートを行うことが多いです。

ご利用者さまとご家族の架け橋としての役割も

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ヒューマンライフケア宇奈根の介護支援専門員・海老澤ひろみさん。ヒューマンライフケアのスキルアップ研修や社内教育制度の充実についてお話いただきました。

多様な人材が作り出すサポートの輪

―ヒューマンライフケア宇奈根では、どのような方が働いているのでしょうか?

(大槻)現在ヒューマンライフケア宇奈根では14名のスタッフが働いています。スタッフは正社員とパートさんが半々ぐらいです。20代から70代まで幅広い年齢のスタッフが働いており、なかには美容師や会社員など異業種から転職してきたスタッフも多くいます。

―異業種から介護士に転職される方も多いのですね。

(海老沢)はい。年齢の違いや様々な業界での経験がうまく合わさって、日々の業務に活かされています。

―介護士の仕事内容について教えてください。

(大槻)介護士の仕事には「着替えの介助」「食事の介助」「口腔ケア」などがあります。

―ご利用者さまの介助が主な業務ということですね。

(大槻)ご利用者さまの介助はもちろんのこと、介護士はご利用者さまのご家族をサポートする役割も担っています。できないことが増えていく親の姿を見るというのは、ご家族の方にとって時には受け入れがたいものです。家族だからこそ、対立してしまうこともあります。そのような時にご利用者さまとご家族の間に入って、コミュニケーションをつなぐ役割もありますね。

―具体的には、ご家族の方にどのようなサポートをするのですか?

(大槻)まずは、自分の親を施設に入れる複雑な気持ちや、今までのご苦労などのお話を伺います。入居されてからは、ご利用者さまのできることを積極的に見つけて、ご家族の方にお伝えするようにしています。ご利用者さまの日々の様子を知ることで、また少しずつご利用者さまとご家族の関係が改善することもあるんですね。

スタッフのやる気を引き出すヒューマンライフケア独自の取り組み

他社に負けないスキルアップ研修・教育制度の充実

―ヒューマンライフケアの取り組みについて教えてください。

(海老澤)「ケアテクニカルマイスター制度」という、スタッフの介護技術を認定するためのオリジナル資格制度を設けています。「シルバーマイスター」「ゴールドマイスター」「プラチナマイスター」の3段階があり、基本的な介護スキルから指導スキルまで、段階的に習得できる仕組みです。昇格や昇級などの会社のキャリアパスにも準じており、自己啓発を促すものになっています。

―それぞれのレベルにはどんな技術が必要なのでしょうか?

(海老澤)シルバーマイスターは介護技術の基礎が求められ、ヒューマンライフケアのスタッフであれば全員に受験資格があります。ゴールドマイスターは入社2年ぐらいの方に受けていただく資格で、介護知識の指導スキルが求められます。プラチナマイスターには、介護知識だけではなく技術を指導・監督するスキルが必要です。

>>日々の小さな出来事が介護士として働く喜びとなるーーイメージとは違った介護の世界。『ヒューマンライフケア』Vol.2

Information

ヒューマンライフケア宇奈根の宿・宇奈根グループホーム

住所:神奈川県川崎市高津区宇奈根633-2
TEL:044-833-4155
URL:https://kaigo.human-lifecare.jp

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