【人事のホンネ】『Mama’s body salon』山本代表にインタビュー(後編)
『Mama’s body salon』の代表、山本さんにお聞きする「人事のホンネ」。後編では、『Mama’s body salon』のウリなど3つの質問に答えていただきました。
—『Mama’s body salon』で働くことで身につくスキルを教えてください。
産前・産後ケアは、とてもデリケートな妊婦さんや産後の方に合わせた施術です。そのため、『Mama’s body salon』で経験を積めば、ご年配の方やご主人など、どなたにでも使うことができる万能なスキルを身につけることができます。
コミュニケーションの面では、相手の話を聞く力が身につきますね。ただ話を聞くだけでなく、きちんと耳を傾けて相手に共感する「傾聴力」を手に入れることができます。
少し脱線してしまいますが、この仕事をしてたくさんのママと接すると、「こんな人がいるんだ」「こんな考え方があるんだ」と驚かされる機会も多いんですよ。本や雑誌に頼りがちな育児についての情報も、他のママと共有することで別の視点が得られるんです。「本には書いていなかったけど、同じような経験している人がいっぱいいるんだ」と、ずっと悩んでいたことがすぐに解決してしまうこともあります。何か悩みがあれば他のスタッフに相談もできますし、少しのことでは動じない朗らかなママでいられます。
—『Mama’s body salon』の自慢できることは何でしょうか?
そこにいる人みんなが前向きになれるような、アットホームな環境ですね。『Mama’s body salon』は来ていただいたお客さまの体と心をほぐすだけではなく、働くスタッフも元気になるサロンです。他のママから元気をもらって、また次の日から楽しく子育てができる。そんな場所を作れていることが自慢です。
最近では子どもを連れていける整骨院なども少しずつ増えてきているんですが、いざ行ってみると子どもが泣いている横で胸を痛めながら施術を受けることになった……というケースも多いみたいなんです。これでは、とてもリラックスどころではありませんよね。その点『Mama’s body salon』では常駐している保育士に託児することができるため、ママも安心して施術を受けることが可能です。
—就職・転職を考えている方へのメッセージをお願いします。
責任とやりがい、どちらも大きいのがこの仕事の特徴です。産前・産後というのは精神的にとてもデリケートになっていて、女性にとってはその後の人生を決めてしまうほど重要な時期なんです。そのタイミングでかけられた言葉や受けた扱いは、ずっと忘れられないもの。悪気のない言葉が心のどこかに刺さり続けてしまうこともあれば、それとは逆に、ふとした一言が心の支えになることだってあります。だからこそ、産前・産後ケア業界を志している方には、お客さまのメンタル面をケアできるようなスキルを十分に身につけていってほしいと思っています。日本中のママたちが楽しく子育てをできるように、私たちと一緒に産前・産後ケアを広めていきましょう。
これは個人的な意見ですが、転職を考えている方には今すぐにでも飛び込んできてほしいですね。特に、働きながら子育てをすることにお悩みを抱えている方には、「こんな職場もあるんだよ」とおすすめしたいです。私自身、前職では子育てと仕事の両立に苦労していました。しかし、『Mama’s body salon』を開業してからは毎日仕事に行くのが楽しみで仕方ありません。
私は3児の母ですが、『Mama’s body salon』は私にとっての4人目の子どものようなものです。大切に育ててくださる方と一緒に働きたいと思っています。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひお気軽にご連絡してください。
日本中のママが楽しく子育てをできるよう、産前・産後ケアの普及に貢献し続ける山本代表。ご本人が誰よりも楽しく子育てを続けていることが、仕事の充実ぶりを表す一番の証なのかもしれません。