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特集・コラム 2022-04-16

栄養士の資格は通信教育でも取得できるの? 最短で栄養士を目指すルートは?

日常の栄養管理をサポートしてくれる栄養士。管理栄養士とともに、わたしたちの健康を栄養摂取の面から考えてくれる重要な資格です。

栄養士も、ほかの資格と同様に資格取得までさまざまなルートがあります。今回は最短で栄養士になるためのルートやおすすめの養成施設などをご紹介しましょう。

栄養士の資格は通信教育でも取得できるの?

健康な人を対象に、栄養に関する指導や給食の運営などの役割を担うのが栄養士です。似たような資格としては管理栄養士がありますが、こちらは病気の人や高齢者を中心に、個別の専門知識をもって栄養管理をおこなう国家資格という違いがあります。

通信教育で取得できる資格は多岐にわたり、養成機関のある学校の卒業要件がある資格でも通信課程が設定されるところもありますが、栄養士の場合通信教育による資格取得は可能なのでしょうか。

栄養士の資格は通信教育受講では取得できない!

栄養士はほかの資格と違い、残念ながら通信教育では取得できません。国から養成施設の指定を受けた学校・課程を卒業する必要があるのは保育士などと同じで、実習が必要な点も共通しています。

しかし、栄養士の養成施設はすべて昼間の学校となっているため、学校に通学しなければなりません。つまり、通信教育や夜間部の課程は認可されておらず、結果として通信教育によって資格を取得することはできません。

栄養士を目指すにはどうすればいいの?

通信教育で栄養士の資格を取得することはできませんが、栄養士を目指すにはどのようなルートがあるのでしょうか。具体的な手順について、一連の流れをおさらいしておきましょう。

栄養士養成施設で課程を修了後卒業+都道府県知事に申請

栄養士の資格を取得するには、まずは栄養士になるために必要な科目の単位を取得したうえで学校を卒業する必要があります。その後、都道府県に単位を取得したことを申請して免許を受けることで、資格を取得することが可能です。

国家試験は不要|管理栄養士の場合は受験&合格が必要

資格を得るためには、指定された養成施設を卒業しなければならない栄養士。この資格の免許を付与するのは都道府県知事です。そのため、国家試験不要となっています。

その一方で、国家資格に該当する管理栄養士に関しては試験に合格していなければ取得できません。

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最短で栄養士を目指すルートとは?

栄養士の資格を取得するためには、指定された栄養士養成施設で必要な課程を履修したうえで卒業しなければなりませんが、より早く資格を取るためにはどのルートを経由すればいいのでしょうか。

ここでは取得方法を再度おさらいしながら、最短ルートについて確認しておきましょう。

栄養士養成施設により学習する期間が違う|2~4年

栄養士養成施設として指定を受けているのは、4年制の大学に加え2年制の短大です。ほかにも修業年限が4年・3年・2年の各種・専門学校でも、指定を受けているところがあります。

また学習内容も、即戦力を目指すところや知識を深めながら学習する学校など、学校ごとに個性があるのが特徴です。

最短ルートで取得するには?|2年で修了する学校に進学

栄養士養成施設の年限は学校により違いますが、栄養士になるためには2年制の養成施設を履修・卒業するのが最短ルートとなります。

2年間という短期間で学ぶため内容もハードですが、なるべく早く栄養士資格を取りたい場合はこの方法を選ぶことになるでしょう。

2年で資格を習得! おすすめの栄養士養成施設を紹介

栄養士にたどり着く最短ルートは、2年制の養成施設で必要科目を履修し、卒業するというもので、講座内容は学校により個性があります。

ここでは、学校の特徴や受講する際のポイントも含め、いくつかおすすめの学校を確認しておきましょう。

東京家政大学短期大学部|栄養科

こちらの大学は5学部13学科と短大2科がある私立大学で、東京都板橋区にある短期大学部の栄養科に栄養士養成課程があります。

栄養士に加え、多くの人の食や栄養を考える栄養教諭・家庭科教諭などの育成をおこなっているのが特徴。2年で専門知識や技術を凝縮することで、即戦力となる「食と健康のスペシャリスト」を育成しています。

相模女子大学短期大学部|食物栄養学科

こちらの女子大学は神奈川県相模原市にキャンパスがある私立大学で、短期大学部の食物栄養学科に栄養士養成課程があります。

明確な目的意識をもつ学生を対象に、講義や実験・実習・演習などを組み合わせることで、基礎から応用まで、効率よく学べる体制を整えているのが大きな特徴です。また栄養士に加え、食品衛生監視員や食品衛生管理者の任用資格を取得できます。

名古屋文理大学短期大学部|食物栄養学科 栄養士専攻

こちらの大学の短期大学部は愛知県にある私立大学の名古屋文理大学を姉妹校として、食物栄養学科栄養士専攻で栄養士の卵を育てています。

豊富な実習・実験に理論をバランスよく組み合わせたカリキュラムが特徴で、食をとおして人々の健康づくりを支える栄養士を育成している学校です。

大阪夕陽丘学園短期大学|食物栄養学科

こちらの短期大学は大阪市にある私立大学で、食物栄養学科に栄養士養成課程があります。

栄養士養成施設として70年近くの歴史を誇り、必要な知識および技術の習得、さらには豊富な実習を用意するなど充実したカリキュラムが特徴。加えて学内の最新設備なども駆使することで、「食と健康の専門家」としての栄養士を育てています。

香蘭女子短期大学|食物栄養学科

福岡市南区にあるこちらの大学では、食物栄養学科で栄養士を育成しています。

企業や高等教育機関との連携プログラムや資金援助である「アクティブ香蘭」制度などの学習環境が充実しており、調理や食育に加え、現代社会の幅広いニーズに対応できる栄養士の育成に力を入れている学校です。

また、保育園や事業所、病院などの現場を体験できる学外実習では、学んだことが実社会でどのように役立つのかを実感しながら、自分の進路を再確認できます。

武蔵野栄養専門学校

こちらは東京都豊島区にある専門学校で、栄養士養成施設として明日の栄養士を育てています。

卒業後に活躍する職場に応じ、「病院・福祉栄養」「チャイルドニュートリメント」「クックトレーニング」「スポーツ栄養」といった4つの選択コースが用意されています。そのため、卒業後に希望する進路や関心にあわせ、より専門的かつ実用的な学びができます。

西武学園医学技術専門学校|栄養士科

こちらの専門学校の埼玉県所沢キャンパスでは、栄養士科で栄養士を育成しています。

学校の特徴から予防医学で活躍できる栄養士養成に力を入れており、献立作成や栄養指導だけでなく、調理技術も持ち合わせた即戦力を育成しているのが特徴です。

名古屋栄養専門学校|食物栄養科

愛知県のこちらの専門学校では、食物栄養科で栄養士を養成している学校です。

栄養を専門的に学ぶことで、食を通じ社会に貢献できる栄養士を目指すとともに、さらなるステップアップとして卒業後の管理栄養士を取得するためのサポートにも力を入れています。

辻学園栄養専門学校|栄養士学科

大阪市北区にあるこちらの専門学校には、栄養士学科という養成課程があります。

こちらの学校では、食を多角的に学ぶことで、調理もおこなえる栄養士として社会の即戦力を育成しています。伝統や新しさといったさまざまな視点から、実践的なプログラムを構成しているのが大きな特徴です。

平岡栄養士専門学校|栄養士科

福岡県小郡市にある専門学校には、栄養士を養成する栄養士科に加え、調理師科や製菓衛生師科などさまざまな学科があります。

栄養士を「おいしい食事を提供する中心的役割」ととらえ「調理もできる栄養士」の育成に力を入れており、管理栄養士へのステップアップも在学中からサポートしてくれるのが特徴です。

自分に合った学校を選んで栄養士を目指そう!

栄養士は、通信教育や夜学で資格を取ることはできません。そのため、昼間部の養成施設に通いながら学ぶことになりますが、実習や講義をバランスよく履修することで、即戦力となる栄養士が育つ養成施設が数多く存在します。

養成施設は、学校による個性差も大きいのが特徴のひとつです。学校ごとの特徴をしっかりと見極め、自分に最適な学校を選ぶことで、最短ルートによる栄養士資格取得を目指しましょう。

引用元サイト
全国栄養士養成施設協会 栄養士になるには
日本栄養士会 管理栄養士・栄養士とは
東京家政大学短期大学部 栄養科
相模女子大学短期大学部 食物栄養学科
名古屋文理大学短期大学部 食物栄養学科 栄養士専攻
大阪夕陽丘学園短期大学 食物栄養学科
香蘭女子短期大学 食物栄養学科
武蔵野栄養専門学校
西武学園医学技術専門学校 栄養士科
名古屋栄養専門学校 食物栄養科
辻学園栄養専門学校 栄養士学科
平岡栄養士専門学校 栄養士科

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