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特集・コラム 2022-10-12

介護職の正しい服装・NGな服装とは?介護職のドレスコードを解説|介護職におすすめの服装も紹介

介護職として働こうと考えている方の中には、「どのような服を着るべきだろうか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

着ていくべきではないNGな服装と介護職にふさわしいとされる服装について知っておくことで、実際に働くとなった時にも不安を感じないでしょう。

本記事では、介護職の正しい服装・NGな服装を紹介し、おさえておきたいポイントについて解説します。

介護職の正しい服装に関する情報を知って、介護職として働く上での悩みや不安を一つでもへらしていきましょう。

介護職の正しい服装・NGな服装はある?

介護職の正しい服装・NGな服装は、基本的に勤務場所となる病院や介護施設で定められているルールによります。

制服が指定されていれば問題はありませんが、規模が小さい介護事務所などでは、職員が自分で服を用意しなければならないことも。

明確に制服や禁止されている服装に関するルールがなければ、「どのような服を準備すればいいのだろう?」と不安に感じてしまうこともあるでしょう。

次の章では、具体的な服装に関するルールがない介護職の職場で働く際に、おさえておきたい服装のポイントについて解説します。

介護職のドレスコード、正しい服装はある?チェックしたい5つのポイント

介護の職場で制服が指定されていない場合、どのような服装にするべきか悩んでしまう方も多いでしょう。

この章では、介護職にふさわしい服装を選ぶ際の5つのポイントを紹介します。

・動きやすい服
・清潔感のある服
・機能性のある服
・歩きやすい靴
・自分の体に合った服

これらのポイントを知って、介護職として相応しい服装を選んでみましょう。

1.動きやすい服

介護職は、サービス利用者の移動や身の回りのサポート、肉体労働をする機会が多い業種でもあります。そのため、手足が伸縮しやすい服装が理想的です。

ゆとりがある服や業務中に邪魔になってしまう種類の衣類は、介護の仕事におすすめできる服装だとはいえません。

2.清潔感のある服

介護職として働くなら、サービス利用者やその家族に「不潔だ」と思われないような、清潔な服装にしておく必要があります。

業務中に服装が汚れてしまう可能性もありますが、はじめから汚れている服装だと、サービス利用者とその家族に不信感を抱かれてしまうことも。

また、不衛生な環境で介護者が病気をしてしまうリスクもあります。そのため、介護の現場に着ていく服は、できるだけ清潔感のあるものを選びましょう。

3.機能性のある服

介護職の仕事は事務だけでなく、肉体労働の業務も多くなります。そのため、速乾性があり、通気性の良い素材の服を選ぶことが大切です。

長時間の肉体労働も多い介護職として働いていると、汗や汚れで制服を頻繁に洗濯しなければならないことが多いでしょう。しかし、速乾性がある服を選べば頻繁に洗濯してもすぐに乾燥するので、何度も着回せて便利です。

4.歩きやすい靴

介護職の職場では、歩きやすい靴選びをすることも重要です。

訪問介護の現場や介護者の入浴業務をする場合には、靴を脱ぐ必要があります。しかし、紐ぐつで脱ぎにくい靴だと、どうしても業務に支障をきたしてしまうでしょう。

また、靴底がきちんとグリップしないと、廊下や階段などで滑って怪我をしてしまう可能性があります。そのため、動きやすく、脱ぎ履きしやすい運動靴を選ぶことが大切です。

5.自分の体に合った服

介護職として問題なく働くためには、自分の身体にフィットした服を着る必要があります。服のサイズが小さすぎても長時間の業務をすると苦しくなり、服のサイズが大きすぎても業務の邪魔になってしまうことが多いでしょう。

介護職の業務に支障をきたさないように、自分の身体にフィットしたサイズの服を選んで、準備しておくのがおすすめです。

介護職でNGな服装は?押さえておきたい4つのポイント

介護職として働く上でNGな服装には、以下の4つの特徴があります。

・露出度が高い服
・黒い服
・装飾がついた服
・清潔感が感じられない服

NGな服装の特徴を知って、介護職にふさわしくない服装について把握しましょう。

1.露出度が高い服

介護職の服装でNGなのは、露出度の高い服です。たとえば、下着が見えるような服装だと、サービス利用者からクレームが来たり、トラブルの原因になったりします。そのため、機能性や動きやすさを重視しつつ、露出度が高くない服装を心がけましょう。

2.黒い服

黒い服は死を連想させる喪服のイメージが強いので、黒色の服装は避けるべきです。医療施設や介護施設の職員として働くなら、明るく清潔なイメージのベージュや白、水色、ピンク色の服を着るのがおすすめだといえます。

3.装飾がついた服

奇抜なデザインや装飾のついた服は避けるべきです。あまりに鮮やかな色合いの服だとサービス利用者がリラックスできない可能性がありますし、派手な装飾がついている服の中には、業務中にサービス利用者を傷つけてしまうリスクがある服装もあります。

4.清潔感が感じられない服

介護職として働くなら、清潔感のある服装が絶対条件です。不潔な服装だと、サービス利用者やその家族からのクレームにつながってしまいます。

サービス利用者からのクレームやトラブルを避けるためにも、まずは服装の清潔感を保つように心がけましょう。

介護職におすすめの服装とは?

介護職におすすめの服装とは、具体的にはどのような衣類が挙げられるのでしょうか?この章では、以下のカテゴリーごとにおすすめの服装を紹介します。

・トップス
・ボトムス
・シューズ

具体的におすすめの服装について知りたい方は、参考にしてみてください。

トップス

介護職として働く方におすすめのトップスは、以下のような服装です。

・ポロシャツや長袖のTシャツ
・カーディガン
・トレーナー

ポロシャツは速乾性があるので、蒸し暑い時期におすすめです。また、Tシャツと比較するとフォーマルな印象を与えられる点もおすすめな理由だといえます。

寒い時期には長いTシャツやカーディガン、トレーナーを着用することで、フォーマルな印象も与えつつ、動きやすい服装を実現できるでしょう。

ボトムス

介護職として働く方のボトムスとしておすすめなのは、地味な色のチノパンやカジュアルすぎないジャージです。

チノパンは、動きやすくありながら、そこまでカジュアルすぎない服装です。また、肉体労働が多くより動きやすい服装が必要とされる職場では、伸縮性のあるジャージを着るのもいいでしょう。

シューズ

シューズは脱ぎ履きしやすく、長時間履いていても疲れない運動靴やウォーキングシューズを選びましょう。色合いに関しては、清潔な印象のある白色か、ルールがないようなら汚れが目立たない黒色の靴を選ぶのがおすすめです。

服装以外にも気を付けたい。介護職のNGな身だしなみ

介護職に従事する方は、以下の身だしなみについても気をつけておきたいです。

・ネイル
・香水
・髪型
・髭

介護職として働くなら、清潔感やサービス利用者が怪我をしないような服装をするのが第一優先だといえます。それぞれの身だしなみについて確認しておきましょう。

長い爪や派手なネイル

爪が長い状態で介護職として働くのはリスクが高いといえます。なぜなら、サービス利用者に怪我を負わせてしまうリスクがあるからです。

また、長い爪に汚れがたまってしまい、清潔感がなくなってしまうことも。介護職として働くためには、爪を短くして清潔な状態を保っておくのがおすすめです。

香水

香水の使用自体はOKですが、あまりに香りが強いものは避けるのが無難です。サービス利用者によっては、強い香りに拒否反応を示すことも珍しくありません。

同じ理由で、衣類を洗濯する際に使用する洗剤や柔軟剤の香りも、あまり強くないものを使うのがおすすめです。

清潔感のない髪形

長い髪型の方は、男女問わず、髪を結っておくのがおすすめです。髪が長いと汚れてしまいがちですし、業務中に髪の毛が邪魔になってしまい、仕事の妨げになってしまう可能性もあるでしょう。

また、極端に髪の毛を明るく染めると、清潔感のない印象を抱かれてしまうことも。短い髪型にするか、長い髪をヘアゴムで結ぶなどして、清潔感のある髪型を心がけましょう。

整えられていない髭

男性の髭は毎日整えるか、剃っておくのがおすすめです。髭が残っていると清潔感のない印象を与えてしまい、サービス利用者やその家族との関係性に悪影響を及ぼすことも。

清潔感のある見た目を保つためにも、髭は毎朝整えておくようにしましょう。

介護職は機能性と清潔感重視!職場に合わせて服装を選ぼう

この記事では介護職として働く方にふさわしい服装やNGな服装、気をつけるべきポイント、おすすめな服装について解説しました。

介護職にふさわしい服装の基本は、清潔感と動きやすさ、機能性を重視した服装や身だしなみをすることです。

「サービス利用者とその家族にどんな印象を与えるだろう?」ということを常に考えながら、介護職の現場で着ていく服を選びましょう。

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