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特集・コラム 2021-06-02

ヨガインストラクターは未経験でもできるの?|未経験で目指す時のポイントとは

どの時代においても、美容・健康のジャンルは万人の興味を惹くコンテンツです。これらに関連するコンテンツはさまざまなものがありますが、なかでもヨガは歴史がとても古く、老若男女から愛されているフィットネスのひとつといえます。

職業としてヨガインストラクターを志すときは、どのような順序を踏めばよいのでしょうか。そして、未経験でもヨガインストラクターになることはできるのでしょうか。今回は、未経験でもヨガインストラクターになるための方法をご紹介します。

ヨガインストラクターは未経験でもできるの? 求人情報をチェック!

美容・健康を目的に生徒指導をおこなうヨガインストラクターは、一見専門的な職業に思えます。そのため、どのような経歴をたどればヨガインストラクターになれるのか興味がある方も多いのではないでしょうか。

実はヨガインストラクターの求人は多種多様あり、未経験でもヨガインストラクターになるチャンスは存在します。入社後に無料でヨガレッスンを受講できる求人も多く存在するため、採用後に講師としてのスキルを伸ばすチャンスもたくさんあるでしょう。

続いては、未経験でもヨガインストラクターとして働くことができるのか、求人情報をチェックした結果をご紹介します。

未経験でも勤務できるスタジオもある|入社後に研修や資格取得を目指す

前述のとおり、未経験でも就職できるヨガスタジオの求人は多数存在します。ヨガインストラクターの求人情報はインターネットでも数多く掲載されていますので、興味のある人はぜひ一度チェックしてみましょう。

ヨガインストラクターのお仕事は、基本、入社後に研修をおこなうところが大半なので、未経験でも働くことはもちろん可能です。なかには、入社後に研修や資格取得を目指せるところもあります。また、勤務先によっては、有料のヨガレッスンを無料で受講できるうえ、ヨガインストラクターの資格を推奨するスタジオもあるため、未経験でもやりたい気持ちがあればぜひ応募してみるとよいでしょう。

未経験でヨガインストラクターを目指すときのポイントとは?

ヨガインストラクターの募集は、ヨガやフィットネス系の求人サイトに多く掲載されています。求人情報誌だけではなく、インターネットの募集も頻繁にチェックするようにしましょう。情報量が多いほど、条件のよい求人を見つける可能性が高くなります。

続いては、未経験でヨガインストラクターの求人に応募するときのコツやポイントをまとめました。未経験からヨガインストラクターを目指している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

模擬レッスンの準備をしておこう

ヨガインストラクターの求人情報は、ヨガ未経験者向けのものが多いです。しかし、興味があるにもかかわらずヨガの経験がないのであれば、まずはレッスンを受けに行ってみることをおすすめします。実際にヨガのレッスンを体験することによって、ご自身がヨガのインストラクターに向いているかの判断材料となるでしょう。

あらかじめレッスンを受講してみて、ご自身で思い描いたイメージと違うと感じた場合は、早めに方向修正の決断ができることがメリットです。そういう意味でも、レッスンを受講する価値はじゅうぶんにあります。

未経験からヨガのレッスンを受講してみたうえで、あらためてヨガインストラクターになりたいという気持ちを強くした場合は、ご自身がどのようなレッスンをおこなうかイメージを膨らませておきましょう。

志望動機を考えておく

ヨガインストラクターの求人情報に応募し、採用の段取りが進むと、ほとんどのケースで面接が発生します。その際、高確率で質問されるのが志望動機です。

面接でヨガインストラクターを志した理由を質問された場合に備えて、あらかじめ回答を準備しておくことをおすすめします。また、志望動機以外の質問に備えて、想定問答集をまとめておくとさらによいでしょう。

そして質問に対しては、ハキハキと答えることが大切です。そうすることで面接担当者から見たご自身の印象がよくなり、採用の確率にもよい影響を与えられるでしょう。

応募できるスタジオを増やしたいなら|資格取得を目指そう

ヨガインストラクターの給料や福利厚生は、勤務するスタジオによって異なるのが特徴です。入社後のスキルアップを目的とするヨガレッスンに無料で参加できたり、さまざまな研修を受けたりすることができるスタジオはたくさんあります。

しかし、レッスンや研修の頻度は勤務するスタジオによって異なるのが実情です。さらにいえば、取得できる休日数も異なってくるでしょう。少しでも条件のよいヨガスタジオに就職したいのであれば、ヨガインストラクターの資格取得を目指しましょう。この資格を取得することによって、応募できるスタジオの幅が広がります。

以下では、ヨガインストラクターの代表的な資格をご紹介。初級の資格を持っているだけでも、採用側からみた印象は変わってきます。初級資格でも問題ありませんので、ぜひ挑戦してみましょう。

日本ヨガインストラクター協会|1~3級

日本ヨガインストラクター協会は、ワンランク上の美容・健康・ストレス解消と、ヨガインストラクターの技術向上を目的に設立されたヨガ組織です。

ヨガの初心者や未経験者にも広く開講している点が特徴で、最短2週間でヨガの資格を取得することができます。

日本ヨガインストラクター協会の資格は、入門編の3級から上級者向けの1級まで。ヨガの歴史やスキルに加え、ジュニアからシニアまでを対象とした専門知識を実践的に学ぶことが可能です。また、ヨガインストラクターとしての就業に関するサポートも手厚くおこなってもらえるでしょう。

日本ヨガインストラクター協会には、「就職応援制度」・「独立開業サポート」・「スキルアップ応援制度」・「ヨガオーディション」・「個別相談」などといったシステムがあります。

全米ヨガアライアンス認定資格|RYT

全米ヨガアライアンス認定資格とは、アメリカを発祥とした世界70カ国以上に広がる国際的なヨガの指導資格のことです。アメリカ国内で4万6,800人以上、そして日本国内でも900人以上のヨガインストラクターが認定資格者として登録されています。

全米ヨガアライアンスの代表的な認定資格は、初級向けのRYT200から、上位資格のEーRYT500があるのが特徴です。初級向けの資格であるRYT200は、全米ヨガアライアンスが定める200時間のトレーニングプログラムを修めることで登録できる指導者養成コースとなっています。

その上位資格であるE-RYT500は、最低100時間以上のティーチング経験が必要です。加えて認定校での500時間のトレーニングプログラムを修了、もしくはRYT200に加えて300時間のトレーニングプログラムを修了することが必須要件となります。

未経験でも始められる! 自分に合った職場を探そう!

美容や健康に興味がある人にとって、ヨガインストラクターは魅力的な職業のひとつです。敷居が高そうに思える仕事ですが、実は未経験でも採用してもらえることが多い職業でもあります。また、採用後にヨガのスキルを学んでいる人も大勢いるのです。

ヨガインストラクターを目指すのであれば、まずは一度レッスンに参加してみましょう。ご自身で体験することによって、イメージがさらに鮮明なものになるはずです。また、先にヨガインストラクターの資格を取得するのもひとつの方法といえます。

資格を取得し、準備が万全であるほど採用のチャンスも増えていくでしょう。条件のよいスタジオに採用されるチャンスを逃さぬよう、資格取得も視野に入れてヨガインストラクターを目指してみてはいかがでしょうか。

参照元:
一般社団法人日本ヨガインストラクター協会 資格
全米ヨガアライアンス認定資格 ヨガアライアンス基準

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