スタッフ全員の名前を記憶。意欲を伝えたサロンワーク試験「AFLOAT RUVUA Smart Salon」祝迫愛艶さん
全国各地に直営9店舗を展開する「AFLOAT」。技術力の高いカリスマ美容師が多く在籍しているヘアサロンです。その新宿店舗「AFLOAT RUVUA Smart Salon」にて、アシスタントを務めている入社1年目の祝迫愛艶さんに、今回はお話を伺いました。
前編では美容学生時代の過ごし方と面接についてお聞きしました。
後編では、2日間のサロンワーク試験についてお話を伺います。1日目を過ごすなかでスタッフに自分の名前を覚えてもらうには、まず相手の名前を覚えるべきだと感じたという祝迫さん。スタッフ全員の名前を覚えて2日目に挑んだ結果、スタッフから好反応を獲得できたうえに、サロンワークもスムーズに進められたといいます。
今回、お話を伺ったのは…
「AFLOAT RUVUA Smart Salon」アシスタント
祝迫愛艶さん
東京都出身。ハリウッド美容専門学校を卒業後、「AFLOAT」へ入社。現在1年目でアシスタントを務める。理美容甲子園大会優勝など多くの受賞歴を持つ。
サロンワーク試験は企業の一員になったつもりで挑むべき
――面接のあとに行われたサロンワーク試験についても教えてください。
サロンワーク試験は、「AFLOAT RUVUA Smart Salon」で2日間にわたって行われました。試験時間は1日あたり約5時間で、1日目の初めに仕事内容を教わり、その後は自由に動くという流れでした。
私が試験中に意識していたのは、自分ができることを積極的に探して、取り組むことです。まだ美容師免許を獲得していない時期ですから、できることは限られています。そのようななかでも意欲的な姿勢を見せるため、気づいたことがあったらスタイリストさんにお声掛けして、ケープをとったり、仕上げのヘルプについたりしていました。
――なるほど。
あとはお客様への挨拶やお声掛けも意識していました。応募者という立場ではありますが、サロンの一員になったつもりで丁寧な接客を心掛け、シャンプー終わりのお客様がいらっしゃったら「お疲れ様でした」などと元気よく声を出していました。
――1日目と2日目に何か違いはありましたか?
業務的な変化はとくにありませんでしたが、個人的にはスタッフ全員の名前を覚えた状態で2日目に臨みました。1日目を過ごすなかでスタッフの名前を覚えた方が業務の進行がスムーズになりますし、こちらの名前も覚えてもらいやすいのではないかと思ったんです。
ですから、帰宅中と帰宅してからの時間にがんばって覚えました。実際に、2日目を過ごすなかで名前を覚えていることが伝わり、スタッフが感心する様子も伺えたんです。
カリキュラムの時間短縮につながった、入社前のシャンプー練習
――採用の連絡はどのようにきましたか?
メールで採用の連絡がきました。うれしいという気持ちと早く働きたいという思いが同時に湧いてきたのを覚えています。実は同年に姉も「AFLOAT」に応募をしていて、姉妹そろって合格することができたので、その喜びも感じられました。
私は「AFLOAT RUVUA Smart Salon」、姉は「AFLOAT GINZA」と店舗は異なりますが、スタイリストデビューを目指して一緒にがんばっています。
――素敵ですね。入社までに取り組んでいたことはありましたか。
シャンプー練習に取り組んでいました。というのも、「AFLOAT」では入社前からシャンプー練習への参加を希望できます。また、入社後に取り組むカリキュラムは技術項目ごとにテストがあり、合格した技術からお客様に提供できるようになります。
私は週に2回ほどシャンプー練習に参加していたことで、入社後すぐにお客様のシャンプーに入ることができましたし、デビューまでの時間短縮にもつながったと感じています。
――振り返ってみて、美容学生時代に取り組んでおけばよかったと思うことは?
もっとヘアアレンジの練習をしておけばよかったと後悔しています。私は人の髪を巻いたりしてきた経験があまりなくて。将来、モデル入客を行うときにヘアアレンジを求められたら、自信を持って取り組めないのではないかと不安を抱えています。ですから、最近はロングヘアーの姉に協力してもらって自宅で練習しています。
自分の強みも弱みも知れた就活
――祝迫さんにとって、就活の体験はどのような学びになりましたか?
自分の強みと弱みを知れたことが大きな学びになっているかもしれません。私は就職活動の一環として自己分析に取り組みました。具体的にいうと、得意なことや苦手なことをいくつか挙げ、それが得意、苦手である理由を考えることで自分の特徴を把握していく方法です。さらに、家族や友人に自分について聞き込みをすることもありました。
自分では認識していなかった特徴を自覚したうえで採用試験の準備に取り組んだからこそ、当日に魅力をうまくアピールできたと思っています。
――今後の目標は?
同期のなかで誰よりも早くデビューすることです。その実現のために休日はモデルさんを呼んでカリキュラムで学んだばかりの新たな技術だけでなく、すでにテストで合格した技術の練習に取り組んでいます。
――最後に就活や採用試験を控えている方へアドバイスをお願いします。
自分に合ったサロンを探すことを意識してほしいと思います。入社後にギャップを感じてしまい、転職するとなると単純に時間がもったいないです。美容学生時代から自分にはどのようなサロンが合っているのかを考え、そして実際にサロンへ足を運び、自分の目で営業中の様子を確かめてから応募先を決めるといいかもしれません。
また、美容学校の授業にはきちんと出席してほしいと思います。せっかく内定を獲得しても、知識やスキルが備わっておらず国家試験に落ちてしまっては本末転倒です。応援しています。
祝迫さんが憧れのサロンに就職できた3つのポイント
1.美容学生時代からコンテストに出場し、実績を作っていた
2.自己分析をしたうえで採用試験に臨み、自信を持って魅力を伝えた
3.スタッフ全員の名前を覚えてサロンワーク試験に挑んだ
憧れのサロンへの就職を目指して、ストイックな美容学生時代を過ごしていた祝迫さん。コンテスト出場と受賞、スタッフ全員の名前の記憶など、祝迫さんの努力を惜しまない姿勢は見習うべきだと感じられました。就活中の方や採用試験を控えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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AFLOAT RUVUA Smart Salon
住所:東京都新宿区新宿3-36-10 ミラザ新宿ビル 10F
TEL:03-5357-7011
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