入社前にリアルを伝える。大切なのは人間性と前向きな姿勢【THE BALM 中村朱里さん】#3

美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!

今回は、「日本の美容で世界中をHappyに!」をビジョンに掲げ、急成長中のアイブロウ&アイラッシュサロン「THE BALM」にフォーカス!THE BALMは2022年の北千住店オープンからわずか3年間で関東12店舗を展開。年間7万人を超えるお客様に支持される、今注目のアイブロウ&アイラッシュサロンです。

第3回目は、説明会から、サロン見学と面接について。

入社前からしっかりと“リアルな現場”を伝えることで、入社後のビジョンをしっかりとイメージしてもらうのだそう。

お話を伺ったのは…

THE BALM 人事部 

中村朱里さん

前職で培った採用や人材育成のノウハウを活かし、代表の多田貴思さんとともにTHE BALMを立ち上げ。前職では多田さんと同僚として働いており、現在は人事部責任者として採用全般を担当しています。

THE BALMアカウント:@balm_group

入社前からリアルをしっかりと伝える

――説明会はどのような形式で行われますか?

基本的には、私か代表の多田が担当し、一対一の形式で行い、対面またはオンラインのどちらかで実施しています。

――説明会ではどのようなことを伝えていますか?

会社のビジョンや、今後の事業展開はこういう風に考えていますよということはもちろん説明します。またTHE BALMではどのような人が働いているかも紹介していますね。

あと、すごく大切にしていることは入社前の段階でリアルをきちんと伝えることです。

――そのリアルとはどのようなものか具体的に教えてください。

うちは正直、かなり忙しいサロンです。だからこそ、目標に向かって努力し続ける覚悟を持って入社してもらうことが大切だと思っています。

そのため、説明会や面接の中では「忙しいけれど、その分しっかりと成長できる環境である」ということを、具体的に伝えるようにしていますね。

たとえば、実際の予約システムを画面で見てもらいながら、一日の施術ペースやサロンのスピード感を具体的にお見せしています。

リアルをしっかり見せることで、入社後の働き方をできるだけイメージしてもらえるようにしているんです。

――会社のいいところだけを伝えるわけではないんですね。

そうですね。

そうやって入社前の段階から、できるだけ実感を持ってこの仕事に向き合えるように準備してもらうことを心がけています。

サロン見学で働く自分を具体的にイメージ

――次はサロン見学ですね。

スケジュールによっては説明会よりも先にサロン見学を行う場合もありますが、見学自体は全員に必ず体験してもらっています。

より働いているイメージをリアルに持っていただけるので。

応募する前にご自身でサロンを見に来てくださったり、施術を受けに来てくださって「実は受けようと思っているんです」とお話してくれる方もいらっしゃるみたいなんです。

応募前のサロン見学の有無で採用は左右されませんが、見に来たい方は自由に来てくださっても構いません。

大切なのは志望動機より人間性。

――では面接についてお伺いします。

面接も説明会と同じく私か、代表の多田と一対一で行っています。

――面接では、どのような点を重視されていますか?

「これまでの経験や行動に対して、自分なりにどんな考えを持って取り組んできたか」ということをよく聞いています。

その方がどんな人なのかを知りたいので、いつも同じ質問の仕方ではなくて色んな方向から質問を投げかけて聞いてますね。

前もって準備した答えではなく、その方の本音やリアルな意見が聞けるように心がけています。

――志望動機は重視されないのですか?

履歴書の時と同じく、志望動機はあまり重視していません。

一応聞かせてもらってはいるんですけど、正直に言うと、志望動機で特別なことを言える方って実はそんなに多くないんです。

「インセンティブが良さそうだから」「見学のときの雰囲気が良かったから」「働きやすそうだと思ったから」といった理由を答えてくださる方が多いですが、私たちが気になっているのはその先の話。

「これからこの環境の中で何を得たいのか」「自分をどのように成長させたいのか」といった話の方をしっかり聞かせてもらいたいので志望動機はあまり気にしていないんです。

――面接時に入社後の具体的なビジョンまで確認されるんですね。

そうなんです。

たとえば「インセンティブが魅力的だと思っている」と答えた方がいたとしたら、「実際どのくらい稼ぎたいと思っているのか」までしっかり確認します。

入社後に「思っていたのと違った」とならないように、お互いが納得した上で選考を進めることが大事だと思っているのでそのような部分までしっかりと話しています。

――前回、面接を2回行うこともあるとおっしゃっていました。

はい。

もう一度しっかりお話しする必要があるなと感じた方には、再度面接の機会を設けることもあります。担当者を変えて別の視点から話を聞くことで、伝わり方や感じ方が違うこともあるので。

やっぱり一番大切にしたいのは人間性の部分なので、しっかり見極めるためにも複数の段階を踏んで丁寧に判断するようにしています。

実際に、面接に臨む姿勢がまだ整っていないと感じた若い子がいます。

その時は「このままだと合格にはできないけれど、もう一度しっかりと準備をして臨んでほしい」と伝え、面接を5分で終了しました。

――それでも2回目の面接のチャンスを与えた理由は?

その子は前の美容室をすぐにやめてしまったりしていて、次のチャンスを掴むのが難しい状況に見えました。

だからこそ、もし本当に変わりたいという気持ちがあるのなら、「もう一度挑戦したい」と自分から言えるかを見てみたかったんです。

その時に“もう一度挑戦をしたい”という強い意志を感じ、今ではスタッフとして活躍しています。

まだ課題はありますが、素直に頑張る姿勢が見えるので、これからもさらに成長してほしいです。

――やはり“素直さ”をとても大切にされているんですね。

そうですね。若いうちはまだ経験が少ないからこそ、感謝の気持ちを忘れず、素直に周りの言葉を受け止められるかどうかが大切だと考えています。

そのため、面接では一貫して変わらずに人間性の部分を一番大事にしています。

採用される面接のポイントまとめ

1.準備された答えではなく、自分の言葉で本当の想いを伝える

2.現場のリアルをしっかりと理解し、受け止める

3.素直さと前向きな姿勢を忘れない

取材・文/原田 菜月


Check it

株式会社THE BALM TOKYO
住所:東京都中央区銀座2丁目11-19 足柄ビル2F
THE BALMホームページ

この記事をシェアする

編集部のおすすめ

関連記事

近くのアイリスト求人をリジョブで探す

株式会社リジョブでは、美容・リラクゼーション・治療業界に特化した「リジョブ」も運営しております。
転職をご検討中の場合は、以下の地域からぜひ求人をお探しください。

関東
関西
東海
北海道
東北
甲信越・北陸
中国・四国
九州・沖縄