子どもがいて初めて父親になれる。時間をかけて「父親」を目指す Choki Peta 店舗マネージャー 小林伸悠さん #1

リーズナブルな価格でカット&カラーのメンテナンスをしてくれるサロン『Choki Peta』。ここで5店舗の経営を任されているマネージャー、小林さん。現在、3歳の女の子を育てるワーキングパパでもあります。前編では生まれ故郷の北海道のサロンから都内サロンへ転職した頃から、結婚して家庭を築くまでのお話をご紹介します。

お話を伺ったのは…

Choki Peta
店舗マネージャー 小林伸悠さん

北海道函館のサロンで3年ほど勤務した後、都内のサロンへ転職。10年ほど勤務した後、首都圏のサロンでスタイリストとして働く。2018年よりChoki Petaに入社し、現在は店舗マネージャーとして5店舗の経営を任されている。

「子どもに寂しい思いをさせたくない」と妻は出産を機に育児に専念

小林さんが33歳、
パートナーが20歳のときに知り合い、2016年に結婚

—–パートナーと知り合ったのはいつですか。

僕が都内のサロンを辞め、とある埼玉のサロンに転職した時に知り合いました。妻は美容師としてではなく、アイリストとして働きたいと決意して1年後に離職しました。サロンにもよりますが拘束時間が長いですし、営業時間後や休日に勉強会が開かれるので体を休める時間がないところがほとんど。体を壊してしまう同僚も多かったですね。

—–パートナーの転職は、事前に相談があったのですか。

新しいことにチャレンジするのはすごくいいことですから、応援していました。

—–そして、5年前に結婚。

僕と妻は13歳の年の差がありますが、彼女は年齢の割にしっかりしていて常に前向き。じっくり考えてから行動を起こすタイプなんです。僕より大人かもしれません。

—–結婚前からお子さんを「ほしい」と思っていらしたんですか。

二人とも子どもが好きなので、早くほしいと思っていました。結婚する前から、妻は子どもができたら「子どもに寂しい思いをさせたくない」と思っていたようですね。妻は家庭の事情で親戚の家に預けられたこともあって、寂しい思いをしたようなんです。それで自分の子どもには、そんな経験をさせたくない…と思っているようでした。それで、妊娠を機に妻は仕事を辞めて、今は育児に専念しています。

—–「父親になる」という実感はいつ頃からありましたか。

妻から「妊娠した」と聞いたときは確かに嬉しかったのですが、実感としてはまだなかったですね。妻につわりがあったり、お腹が大きくなったり、お腹が動いたり、エコーの画像を見たりして、少しずつ「父親になる」ことが実感できました。

—–出産には立ち会えましたか。

そのときはもうChoki Petaに転職をしていて、出産予定日を本部に伝えて「休ませてほしい」と伝えていました。ただその日が新店舗オープンの前日で、スタッフ研修の山場だったんです。僕は責任者ですから「休みはもらえないかも…」と不安だったのですが、難なく休みがもらえて、出産に立ち会えました。

立ち会えたのはよかったのですが、何をしたらいいのか分からず、ただ立ち尽くす…という状態でした(笑)。妻も子どもも本当に頑張って、最後は帝王切開で無事に産まれました。子どもを見たときのあの気持ちは忘れられないですね。

家事はほとんど妻が担当。
だから「ありがとう」の言葉を忘れない

休日はお子さんと公園で遊ぶことが多いとか

—–家事の分担はどうしていますか。

一緒に暮らし始めた頃は、だいたい2人でこなしていました。今はほとんど妻に任せてしまっていますね。僕がやっているのはゴミ捨てと、帰宅後に子どもと遊ぶこと、休日に子どもをお風呂に入れることでしょうか。以前の職場に比べて早く帰宅できるとは言え、僕が家に帰る頃には妻も子どもも食事が終わって入浴も済んでいるので、できることがないんですよね(苦笑)。

—–お休みの日はどうしていますか。

子どもと一緒に公園で遊ぶことが多いですね。父親はとことん遊びに付き合ってくれるって分かっているんでしょうね。例えば滑り台で遊ぶとき、母親は見守ってくれるけれど、父親は一緒に滑ってくれる。しかも自分が飽きるまで! 何度も何度も繰り返すので本当に疲れますね。あまり自分の年齢を気にすることはありませんが、こういうときに「もっと若かったらよかった!」と思います(笑)。

—–公園へは三人で行くことが多いんですか。

3人の時もあるし、2人で行くこともあります。妻はずっと子どもと一緒にいるので、たまには1人の時間がほしいですよね。僕が子どもと過ごすことで、子どもがいるとできないことを妻にもやらせてあげたい。休みの日は妻に予定を聞いて、合わせるようにしています。

—–家事と育児を任せているパートナーに対して心がけていることはありますか。

折に触れ、「ありがとう」と言葉にして伝えるようにしています。今、僕はまだ父親になっている途中なんです。妻と子どもに教えられながら成長して、少しずつ父親になっているんだなと思います。だから自然と「ありがとう」って言えるんですよね。

ほぼワンオペ育児になりがちなパートナーと上手に向き合う極意

1. 感謝の気持ちは「ありがとう」と口に出して伝える

2. パートナーが1人になれる時間をつくる

3. 子どもが体を動かして遊びたいときは徹底して付き合う

小林さんのご家庭では、パートナーが育児に専念する道を選んだため、家事も育児もほぼパートナーがこなしている状態にあります。「自分は働いているのだから、パートナーが家事と育児を担当するのは当然のこと」と、考えないのが小林さんの共感力の高いところ。意外と難しいのが、ささいなことでも感謝の気持ちをきちんと伝えること。関係が親密になればなるほど「ありがとう」と口にするのは、意識しなければできません。

また、育児中はなかなか一人っきりになれないパートナーに、時間をプレゼントするのも喜ばれそう。子どもと一緒になって体を動かす遊びにとことん付き合うのも大事。子どものストレスが発散できるだけでなく、体力のいる遊びに付き合うことは、パートナーの負担を軽くすることにも繋がります。

小林さんの「妻と子どもに教えられて少しずつ父親になっている」という言葉がすごく印象に残りました。仕事も家庭もすべてが糧になり、心の豊かさを楽しんでいる言葉のように感じました。

後編では、小林さんのタイムスケジュールや息抜きの方法などをご紹介します。

▽後編はこちら▽
あっという間に大きくなってしまう子ども。その成長は見逃せない! Choki Peta 店舗マネージャー 小林伸悠さん #2>>

Salon Data

Choki Peta 浦和パルコ店

住所:埼玉県さいたま市浦和区東高砂町11-1 浦和PARCO内 B1F
TEL:048-811-1101

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