目指せ美容師! 自分に合った専門学校の選び方とは?|おすすめの専門学校を紹介

美容師を目指している方であれば、専門学校に通って国家試験を受け、資格を取得するというような大まかな流れはご存知でしょう。しかし、いざ専門学校について調べてみると、学校の多さに驚く方もいるはずです。

ここでは、専門学校を選ぶときのポイントとおすすめの専門学校についてご紹介します。

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目指せ美容師! 自分に合った専門学校を選ぶポイントを解説

就職してプロの美容師として活躍するためには、できるだけ多くの技術やスキルを身につけられる専門学校を選んでおくことが大切です。

ここでは、美容師になるために必要な条件と専門学校を選ぶときのポイントをご紹介します。

美容師になるために必要なこととは?|国家試験受験&合格

資格がなくても仕事につける職業もありますが、美容師になるにはまず国家試験を受験し、その後、美容師の国家資格を取得しなければいけません。

また、試験を受けるには、厚生労働大臣もしくは都道府県知事が指定する「昼間課程(2年以上)」「通信課程(3年以上)」を設けている専門学校を修了する必要があります。つまり、独学では美容師になれないということです。

美容師免許を取得するにはどうすればいいの? 働きながら目指すには夜間・通信がおすすめ

自分に合った専門学校を選ぶポイント7つを解説

美容について学べる専門学校は全国各地にあるため、選択肢が多すぎてなかなか選べない方もいるのではないでしょうか。

専門学校選びで重要なのは、ポイントをおさえて学校を比較し、自分に合ったところを選ぶことです。つづいては、専門学校を選ぶ際に重要となるポイントをご紹介します。

1. 入学条件|中卒・高卒など

入学条件を満たさないと、せっかく気に入った学校が見つかっても通えません。ほとんどの専門学校は入学条件を高等学校卒業としているので、高等学校を卒業していない方は入学条件が重要ポイントとなります。

卒業していない場合「高等学校卒業程度認定試験」に合格する、もしくは通信課程や高等専修課程があるところを探すと、入学できる専門学校を見つけられるはずです。

2. コース選択|昼間部・夜間部・通信

専門学校には3つのコースがあるので、ご自身のライフスタイルに合わせて「昼間部」「夜間部」「通信」から選べます。

一般的に高校を卒業して通うのは、「昼間部」です。日中学業に専念できるので学び中心の生活ができますが、学費が高いのがデメリットでしょう。

収入を得ながら学びたい方には、「夜間部」「通信」があります。修業期間は「昼間部」より長くなることもありますが、今の生活を変えずに学べて学費も「昼間部」より安く済むでしょう。

美容師の専門学校は何年通うの? 課程の特徴について解説|おすすめの専門学校を課程別に紹介

3. 学費|入学料・授業料・実習費など

専門学校の学費には、入学料や授業料、実習費、設備費、教材費などが含まれます。そのため、専門学校の平均的な学費より高く、昼間部に2年通った場合の学費は200~270万円が相場です。

「夜間部」「通信」にすれば、同じ専門学校でも100万円くらい安くできます。また、地域によっても学費が異なるので、学費を安く抑えるならエリアを広げて学校選びをするのもひとつの方法です。

4. カリキュラム|学科&実習で知識と技術を学ぶ

どの美容学校も、国家資格取得を目指して「学科授業」と「実習授業」をおこなっています。それでも、カリキュラムは専門学校によっても異なるので、在学中にどのようなことが学べるのか知るためにカリキュラムの内容も確認しておくことも重要です。

授業内容は実際に受けてみないとわからないことも多いので、実際に通った学生の感想や口コミ情報も参考にすると学校選びがしやすくなるでしょう。

5. 取得可能な資格|美容師免許にプラスアルファ

最近はトータルビューティーサロンが増えていて、美容室でもメイクやネイル、まつエクなどの施術をしているところも多いです。就職すれば自由な時間を作るのもむずかしくなりますから、学生の間にできるだけ多くの資格を取得しておくことをおすすめします。

民間資格は種類が多いので同じような資格でも複数ありますから、具体的にどの資格が取得できるのか確認しておきましょう。

6. 国家試験の合格率|国家試験対策は充実している?

美容師の国家試験に限らず、試験に確実に合格するためには試験の傾向を分析して対策をおこうことが必要です。

専門学校によっては、過去の問題を分析し、傾向を予測して模擬テストを実施したり、少人数制の指導をおこなっていたりするところもあります。

専門学校のホームページで美容師国家試験の合格率を発表しているところも多いので、国家試験対策を重視して選ぶならできるだけ合格率の高いところを選ぶとよいでしょう。

7. 就職率&進路|卒業生の活躍をチェック

就職のサポート体制も、専門学校によって違います。なかには、就職のサポートに力を注いでいて、個別相談、履歴書の添削、模擬面接はもちろんのこと、就職が決まるまでサポートをしてくれる就職保証制度が用意されているところもあります。

とくに有名サロンに就職したい場合は求人が集まる専門学校を選んでおくと就職しやすいので、卒業生がどこで活躍しているかチェックしてみるとよいでしょう。

環境や雰囲気をチェックするならオープンキャンパスもおすすめ!

インターネットを使えばかんたんに情報収集ができますが、気になる専門学校が見つかったらオープンキャンパスに参加してみてください。オープンキャンパスに参加すれば、自分の目で学校の環境や雰囲気を確かめられます。

オープンキャンパスの内容は専門学校によって異なりますが、おもに「学校および入試の説明会」「施設案内」「体験授業」などをおこなっているのが特徴です。質疑応答があれば、学校に関する疑問点も解決できるでしょう。

ただし、現在は新型コロナウイルス感染症の拡大により中止される場合もあるので、日程はこまめにチェックするようにしましょう。

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自分に合った場所を探そう! おすすめの専門学校を紹介

全国に数多くある美容系の専門学校。一体、なにを基準にして選ぶとよいのでしょうか。ここでは、おすすめの専門学校をご紹介します。

山野美容学校|昼間部・通信

2022年に88周年を迎える歴史の長い専門学校で、美容家山野愛子が初代校長を務めています。

就職率100%を誇り、知名度が高く業界との繋がりも厚いため、就職にも有利な学校です。在学中だけでなく、卒業後の転職の相談にも対応してもらえます。

窪田理容美容専門学校|昼間部・夜間部・通信

美容学科は2022年よりカリキュラムが新しくなり、「ヘアスタイリスト専攻」「ビューティシャン専攻」を選べます。そのため、普通の美容学校より必要な技術を深く学ぶことが可能です。

学校の敷地内に寮があり、奨学金制度もあることから、県外出身の生徒が全体の約43%を占めています。就職のサポートも充実していて、就職内定率実績は100%です。

アイム湘南理容美容専門学校|昼間部・通信

日本初の「美容師資格」と高校卒業資格が取れる専門学校で、高等学校就学支援金の対象にもなります。

オープンキャンパスでは、ウィッグを使ったカット&カラー、メイク&ヘアアレンジを体験することが可能。また、入学や学費に関する個別での相談もできます。

名古屋綜合美容専門学校|昼間部・夜間部・通信

通常200万円以上する昼間部の学費が、教材費別で168万ほどという低価格に設定されていて、推薦入学の学生には入学金10万円免除や学費サポートプランなどが用意されています。

生徒と講師との信頼関係が築かれていて、アットホームな雰囲気のなかで学べるのが特徴です。歴史の長い専門学校で業界とのネットワークもあり、昼間部・夜間部の就職率も100%となっています。

NRB日本理容美容専門学校|昼間部・夜間部

1930年に開校した専門学校で、昼間部、夜間部のほか、高校卒業資格を取得できるコースもあります。

国家試験合格保証制度があり、早朝と放課後に学校を開放して勉強する環境が整っているのが特徴。オープンキャンパスも実施していますが、オンラインでの個別相談もあるので県外に住んでいる人も相談しやすいでしょう。

福岡理容美容専門学校|昼間部・通信

理容師・美容師国家試験の合格率が、100%の専門学校です。3年で理容師と美容師の受験資格が取得できる「ダブルライセンスコース」や高卒資格と、美容師の受験資格が取得できる「高校併学コース」もあります。

実績のある講師だけでなく現役のプロからも技術が学べ、特待生、奨学金、各種ローンなど学費サポートも充実しているのが特徴です。

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自分に合った専門学校を選んでプロを目指そう!

美容師になるには国家試験の受験資格を取得するために、専門学校で学ぶ必要があります。専門学校に入学できる時期は決まっているので、時期を逃すと半年から1年先送りになり、それだけ夢を叶えるのも先延ばしになってしまうでしょう。

専門学校に通うには入学条件や学費など現実的な問題もありますから、できるだけ早く準備に取り組むようにしてください。美容師を目指すなら、まずは自分に合った専門学校選びからはじめることをおすすめします。

引用元サイト
国際文化理容美容専門学校 美容師になるには

アフロート美容専門学園 美容専門学校は何年で卒業?昼間・夜間課程と通信の違いも解説

理容師美容師試験研修センター 理容師美容師になるためには

山野美容学校

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