美容師になるための大学とは?4つの選び方と人気のある専門学校を紹介

美容師になることを志したのはいいものの、学校の選び方がわからないという方も多いでしょう。美容師になるための大学や専門学校は、日本中にあります。

本記事では美容師の大学・専門学校の選び方やおすすめの大学について詳しく解説します。

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美容師の大学について知っておきたい3つの情報

美容師になるためには、向き不向きや必要な資格について事前に知っておくことが大切です。

ここでは、美容師の大学・専門学校について知っておきたい3つの情報を紹介します。

1.髪型をデザインするプロフェッショナルになれる

美容師の大学・専門学校に通って美容師としてのスキルを習得することで、お客様に満足してもらえる理美容のプロフェッショナルになれるでしょう。

美容師の大学・専門学校では、基本的なカット技術からクリエイティブな髪型、お客様とのコミュニケーションの取り方まで幅広く学びます。

また、2年間から3年間のカリキュラムで理容に関連する薬剤知識や法的知識を学ぶので、美容師として働いていく上で必要な知識を得られる場としても有効です。

2.美容師の大学・専門学校に向いているのはこのタイプ

美容師の大学・専門学校で理容について専門的に勉強するのに向いているのは、流行に敏感で手先が器用な人です。

髪型の流行はその年や季節によって、短いスパンで変わっていきます。そのため、最新の髪型や世間で美しいとされている髪型に対して、常にアンテナを張っておく必要があるのです。

また、基本的な性質として、他人の髪の毛をカットして成形していく仕事なので手先の器用さが重要です。

お客様とコミュニケーションをとりながら、手元に集中して髪をカットできる器用さをあわせ持つ人が美容師に向いているといえます。

3.美容師になるためのスキルと国家資格を取得できる

美容師の専門学校・大学に通うと、美容師に必要なスキルだけでなく、美容師として働く上で必要な「美容師国家資格」の受験資格を得られます。

美容師国家資格試験を受験するためには、厚生労働大臣または都道府県知事の指定した美容師の大学や専門学校に2年から3年在籍して、専門課程を修了する必要があります。

そのため、美容師を志望している方は、大学か専門学校に進学する必要があるのです。

美容師の大学・専門学校を選ぶ4つの方法

美容師の大学・専門学校は日本全国にあり、選ぶのが難しいと感じてしまうことも。ここでは、美容師の大学・専門学校を選ぶ際の4つのポイントを紹介します。

1.自分に合った教育機関はどこかで選ぶ

美容師になるための学校と言っても、大学や短大・専門学校など教育機関の種類がたくさんあって、迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?

一般的な大学と同じように、どの専門分野に強いのかということや、美容師のコンテストの受賞実績などを事前に調べておくことをおすすめします。

同じ理容系の専門学校でも、専門性や教育方針の違いで、卒業しても自分が求めていたスキル習得につながらなければ意味がありませんからね。

2.希望する教育課程かどうかで選ぶ

美容師の大学・短大・専門学校は、昼間課程2年・夜間課程2年・通信課程3年の三つのタイプにわかれます。

昼間課程の場合、必修科目1,410時間と選択必修600時間の合計2,010時間を勉強することになります。多くの美容師希望の学生が通う一般的な教育課程です。

夜間課程の場合はより少ない時間で、効率的に美容師国家試験の突破を目指します。そして、それ以上に実習時間が短い教育課程が通信課程です。

夜間課程も実習課程も、学業以外の時間を美容室でのバイトや勉強など、空いた時間を将来のスキルにつながる活動に活用しやすい点が特徴だといえます。

3.国家試験合格率や就職先がどうかで選ぶ

美容師の専門学校を選ぶ際は、国家試験の合格率や就職実績で選ぶべきです。せっかく大学や専門学校に行ったのなら、確実に国家試験に受かって、美容師として活躍したいですよね。

そのため、国家試験の合格率や就職実績を詳しくチェックして、「この学校でなら自分が目指している美容師になれそう」と思える学校を選びましょう。

美容師国家試験は年に2回開催され、後期の方が合格率が高い傾向にあります。具体的には、令和3年度前期の合格率が60.1%、後期の合格率が92.3%となっています。

美容師国家試験の合格率は高いですが、それでも不合格になっている人が一定数いることも事実です。美容師国家試験の合格率が高い学校を選んでいきましょう。

4.学費がどれくらいかかるかで選ぶ

美容師の大学や専門学校を選ぶ際は、どの程度学費がかかるのかを見るのも大切です。具体的な学費の目安は以下のようになっています。

・昼間課程(2年)約200万円
・夜間課程(2年)約150万円
・通信課程(3年)約70万円

昼間課程は必修科目・選択必修科目の授業が多く、網羅的に理容の知識を勉強したい人におすすめですが、他の教育課程と比べると学費が高いです。

学費をかけずに美容師になりたい方には、夜間課程や通信課程がおすすめだといえます。

学費を払うのが難しい場合は奨学金制度を利用する

美容師の学校にかかる学費を払うのが難しい場合は、国や地域・学校の奨学金を活用してみてはいかがでしょうか?具体的には、以下のような奨学金制度が利用しやすいです。

・日本学生支援機構(JASSO)
・各大学・専門学校の奨学金

一般的な奨学金には、給付型と貸与型の2つのタイプがあります。前者は返済不要の奨学金で、後者は返済の必要がある奨学金です。将来における負担が少ない給付型がおすすめですが、審査がカンタンで借りやすいのは貸与型となっています。

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【TOP3】人気が高いおすすめの美容師の大学

美容師になるための大学には、どのような学校があるのでしょうか?ここでは、美容師になるのにおすすめの大学を3校紹介します。

1.山野美容芸術短期大学

山野美容芸術短期大学は「髪・顔・装い・精神美・健康美」の5つの柱で、「美道」を追求していくというコンセプトで創設された短期大学です。

美容師の免許取得コースでは、理美容技術やサービスを学び、外国語を通じたグローバルな人材を目指せます。

2.名古屋文化短期大学

名古屋文化短期大学は服飾美容だけでなく、グローバルビジネスやフードデザインなど、異なる専門領域の学生が集まる多様性が特徴です。

外国語でのコミュニケーションを学ぶ授業では、美容の職場を想定したアウトプットのトレーニングができます。メイクアップ検定やネイリスト検定など、美容系の資格取得ができる点も魅力です。

3.大阪樟蔭女子大学

大阪樟蔭女子大学は厚生労働大臣が指定する美容師養成施設で、美容師国家試験に合格すれば美容師として活躍できる大学です。

教員や学芸員になるためのコースが多いので、教育系のコースや資格取得も目指したい方におすすめの大学だといえます。

自分に合った美容師の専門学校・大学を選んで、キャリア開拓に向けて動き出そう!

美容師の大学・専門学校を選ぶ際には、自分が求めている教育課程で、国家試験合格率や就職先に不安のない学校を選ぶことがおすすめです。

また、美容師になるまでの学費についても考慮して、学費を自費でカバーしきれないようなら奨学金の利用も検討するべきですね。

本記事で紹介した大学を参考に、あなたに合った大学や専門学校を選んでみましょう。

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