なぜまつエクの施術前にメイクを落とすの?理由を徹底解説!
まつエクサロンを予約した際に、メイクを控えるように言われた経験はありませんか?まつエクの施術をまだあまり体験したことがない方は、メイクを控えることに少しとまどってしまうかもしれません。
まつエクの施術前にメイクを落とさなければならないのには、理由があります。本記事では、なぜまつエクの施術前にメイクを落とすのかについて、理由を徹底解説します。
まつエクの施術前にメイクを落とす理由
まつエクの施術前にメイクを落とすのには、大きくわけて2つの理由があります。1つ目は、まつエクの持ちをよくするという理由。そして2つ目は、まつエクの仕上がりをよくするという理由です。
サロンによっては、ほかの理由もあるかもしれませんが、一般的にはこの2つの理由であることがほとんどでしょう。では、まつエクの持ちや仕上がりをよくするとは、具体的にどのような内容なのか確認していきます。
まつエクと自まつ毛の角度を合わせるため
まつ毛にビューラーをすることで、まつ毛が折れていたり、カールがついていたりする状態になります。この状態のまま、まつエクの施術を行うと、まつエクと自まつ毛の角度が合わないことがあります。
そうなると、まつエクの接着面に隙間ができてしまう可能性があります。また、ビューラーをした状態でまつエクの施術をした場合、家に帰ってメイクを落とした際に、まつ毛のカールが取れてしまうことで施術直後の仕上がりとちがう!ということになりかねません。
このような理由から、施術前にビューラーを使用するのは控えたほうがよいでしょう。
まつエクの持ちをよくするため
まつ毛自体にメイクをしていなくても、アイシャドウをまぶたへ塗ったとき、まつ毛にもついてしまいます。そして施術の際にそのアイシャドウがグルーについてしまうことで、まつエクの持ちが悪くなってしまいます。
なぜなら、アイシャドウには油分が含まれているため、グルーを劣化させてしまうからです。まつエクを長持ちさせるためには、グルーにほかのメイクが混ざらないように注意する必要があります。
自まつ毛へのダメージを抑えるため
まつエクをする際は、自まつ毛をできるだけ健康な状態にしておくほうが施術を行いやすいです。メイクをした状態でサロンに行くと、施術前にクレンジングやリムーバーなどでメイクを落とす必要があります。
クレンジングやリムーバーで強くこすることで自まつ毛への負担は大きくなってしまいます。このような工程を1つ減らすだけでも、自まつ毛へのダメージを減らすことに繋がるでしょう。
まつエクに行くときはすっぴんがいいの?
上述したように、まつエクの前にはメイクを落とす必要があります。この場合、そもそもまつエクに行く際は、すっぴんで行くほうがいいのか迷う方がいるでしょう。
結論からいうと、すっぴんでまつエクに行くほうがよいでしょう。しかし、すっぴんで外出するのはいやだという方も多いはずです。そこで、どの範囲までメイクをしてまつエクに行くのがベストなのかを紹介します。
マスカラやまつ毛美容液はしない方がよい
マスカラやまつ毛美容液など、まつ毛に直接塗るようなメイクは基本的にはしないほうがよいです。マスカラをつけていくと落とすのにも時間がかかり、自まつ毛への負担も気になります。
また、まつげ美容液は、成分によってグルーの接着力が弱まる可能性があるのでつけないほうがよいでしょう。ビューラーは控えたほうが施術の仕上がりがよくなります。
おすすめはアイメイクなしでいくこと
おすすめは、まつ毛のメイクだけでなく、アイシャドウなどの「アイメイク全体を控えた状態」で施術に行くことです。アイメイクをしていったとしても、アイシャドウはグルーと混ざってしまう危険性があるので、施術前に落とします。
施術前にアイメイクを落とす作業は自まつ毛への負担にもなるでしょう。できるだけアイメイクはしないのがおすすめですが、まつエクに行くときに、必ずしも自宅から直行するわけではないこともあるので、その時はケースバイケースで構いません。
施術時間の短縮にもなる
アイメイクをオフした状態で来店すると、アイリストがメイクオフする時間を省けます。アイメイクをすればするほど、クレンジングに時間がかかり、施術の時間も長くなってしまうでしょう。
そのため、時短でまつエクの施術をしてほしい方は、アイメイクを控えていくのがおすすめです。初来店でサロンのシステムがわからない場合は、どの程度のメイクだとメイクオフの時間がカットできるのかを、事前に聞いてみるのもいいでしょう。
アイメイク以外なら下地やファンデーションもOK!
基本的には、アイメイク以外のメイクならまつエクの施術に影響がありません。アイメイクの中には、アイラインも含まれます。アイブロウは目に近い部位ですが、まつ毛には関係ないのでメイクしてよいでしょう。
そのほかの下地やファンデーション、リップやチークなどもつけていって構いません。しかし、ファンデーションなどにも油分が含まれるため、アイシャドウと同じく目の周りは避けた方がよいでしょう。
まつエクのときは、「目の周り以外のメイクならOK」と覚えておけばまちがいないでしょう。
まつエク後のメイクで気をつけること
まつエクの施術が終わったら、そのあとのメイクで気をつけることはないかチェックしましょう。普段のクレンジングやメイクの仕方を見直すことで、少しでもまつエクがよい状態のまま長く保てると、まつエクへ行く頻度が減り、コストも減らすことができます。
ここからは、まつエク後におすすめなクレンジングの種類やコスメ用品などをチェックしてみましょう。
オイルクレンジングやオイル系のコスメを控える
まつエクをしたあとは、オイルクレンジングを控えるとよいでしょう。オイルクレンジングをつかうと、使用したグルーがオイルに反応してまつエクがとれやすくなってしまうからです。
オイルクレンジングだけでなく、オイル系のコスメも使用を控えることでより持ちがよくなります。まつエクをしていないときのクレンジングやコスメと使いわけることを意識してみましょう。
固いペンシルタイプのアイライナーはおすすめできない
固いペンシルタイプのアイライナーは、塗るときに力が入ってしまい、まつエクに引っかかってしまうことも。まつエクに引っかかるとカールの形が乱れてしまったり、とれてしまったりする原因になります。
アイライナーを選ぶ際は、固いタイプのものでなく、やわらかい筆のタイプをおすすめします。やわらかいタイプのアイライナーであれば、力を入れずに塗ることができるので、まつエクに引っかかりにくいでしょう。
ビューラーはしない方がよい
まつエクをつけているときは、できるだけビューラーはしないほうがよいです。ビューラーをすることでまつエクに変な角度のくせがついてしまったり、折れ曲がったりしてそのままもとに戻らないことがあります。
さらに、まつエクをつけていることで負担になっている自まつ毛を傷めてしまうことも。できるだけビューラーは使用せずに、まつエクのカールを楽しむようにしましょう。
まつエクがとれやすくなる行動とは?
まつエクがとれやすくなる行動についてもチェックする必要があります。メイクなどに気をつけるだけでなく、普段の行動も見直すことでまつエクがすぐにとれてしまった!という事態を防ぎやすくなるでしょう。
まつエクをつけたその日に注意するべきこともあるので、どのような内容なのか紹介します。
目を頻繁にこする
まつエクがとれやすくなる行動は、「目を頻繁にこする」という行為です。目をこする行為は、まつ毛についているまつエクに対しても摩擦のダメージを与えてしまいます。その影響でまつエクがとれてしまったり、抜けてしまったりするでしょう。
目がアレルギーや花粉症などでかゆくなりやすい場合はまつエクは避け、治まっている時期につけるなどの配慮を行うことをおすすめします。
施術後すぐに洗顔をする
施術した日は、できるだけまつエクを濡らさないようにしましょう。すぐに洗顔するのは控え、最低でも約5〜6時間は濡らさないよう気を付ける必要があります。湿気の多い場所に行くのも控えましょう。
なぜなら、まつエクをつけてすぐはグルーがまだ完全に乾いていないので、濡らすことで変色したり、とれたりする危険性があるからです。まつエク後すぐ濡れることがないように、朝の早い時間に予約するか、事前にお風呂をすませておくなどの工夫をしてみましょう。
まつエクサロンに行くときはメイクの程度に気をつけよう!
今回は、まつエクの施術前にメイクを落とす理由について解説しました。事前にメイクを落としておくことで、まつエクの時間が短縮されたり、自まつ毛への負担が減ったりするなどメリットがあることがわかりました。
すっぴんで行くのはいやだという方は、目元のメイクはできるだけ控えて、ほかのメイクをするようにしてみましょう。アイメイクをしないことでよりスムーズに施術を行うことができます。