まつエクを長持ちさせる洗顔&クレンジング方法とは? まつエクを長持ちさせる3つのポイント
まつエクで理想の目元を手に入れられたら、できるだけ長持ちさせたいでしょう。まつエクを長く楽しむためには、できるだけまつエクに負担をかけないことがポイント。とくに、メイクをオフするときに注意が必要です。
ここでは、洗顔やクレンジングするときの注意点や、まつエクにやさしいおすすめの洗顔料・クレンジングなどをご紹介します。
まつエクを長持ちさせる洗顔方法とは?
まつエクの施術を受けたあと、地まつ毛とまつエクがしっかり接着して安定するまでに5~6時間程度かかります。そのため、施術後は6時間以上あけてから洗顔しましょう。また、洗顔のやり方にも注意が必要です。
ここでは、まつエクに負担をかけない上手な洗顔方法についてご紹介します。
別の記事でもまつエク後のメイクオフや入浴について詳しく解説しています。
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1. しっかりと泡立てる
顔を洗うときに指や手のひらなどでまつエクをこすってしまうと、せっかく装着したまつエクがとれてしまうおそれがあります。まつエクを長持ちさせるためには、摩擦の少ない「泡」で洗うのがポイントです。
手や洗顔ネットで洗顔料をしっかりと泡立てて、泡のかたまりを作りましょう。泡で出てくる洗顔料を使うのも手です。
2. 目元に泡を置き、泡だけで洗う
しっかりと泡立てた泡を目元に置いて、まつエクを泡で包み込み、泡でまつ毛を優しく押すようなイメージでまつ毛の先へ向かって洗っていきます。目をこするように横へ手を動かすと、まつエクに余計な負担をかけるおそれがあるため、毛流れにそって洗うのがポイントです。
また、洗顔中はまつエクやまつ毛の根本に直接指を触れないように注意してください。接着部分に触れてしまうとまつエクがとれてしまうかもしれません。
3. ぬるま湯で洗い流す
洗顔料を洗い流すときは、ぬるま湯をそっとかけながらすすいでいきます。直接、目元にシャワーをかけるのは厳禁です。シャワーの水圧でまつエクが取れてしまうおそれがあるので、両手でやさしく、かつ泡が残らないようにしっかりと洗い流しましょう。
また、熱いお湯を使って洗顔すると、まつエクと地まつ毛を接着しているグルーは熱に弱いためよれてしまい、まつエクが取れてしまうこともあります。
4. タオルをそっと当てて水分を取る
洗顔後は水分を残さず拭き取って乾かします。まつエクに負担をかけないように、タオルやティッシュをそっと目元に当てて水分を吸い込ませましょう。タオルを動かしてこすると、タオルの繊維にまつエクが絡まって引っ張られたりして、取れてしまう可能性があります。
タオルやティッシュでだいたい水分をふき取ったら、仕上げにドライヤーの冷風で乾かしてもOKです。ドライヤーは目から遠ざけ、風をまつ毛の下から優しくあてて乾かします。
まつエクを長持ちさせる目元のクレンジング方法とは?
まつエクに摩擦を与えないようにという気持ちから、目元のクレンジングが不充分になることがあります。メイクや皮脂、ほこりが残ってしまい不衛生な状態になり、かゆみや痛みを引き起こすかもしれません。
ここでは、まつエクを長持ちさせる上手なクレンジングの方法についてご紹介します。
アイシャドウを落とすには
アイシャドウはクレンジング剤を使って落とします。指やコットンにクレンジング剤をよくなじませ、まぶたのうえを滑らせるように上から下へゆっくりやさしく動かしましょう。
このとき指やコットンがまつエクに触らないように注意が必要です。とくにコットンがまつエクにひっかかると、まつエクが抜けたり取れたりするおそれがあります。
アイライナーを落とすには
まつエクの根本に近いアイライナーは、さらに慎重に綿棒を使ってクレンジングします。少量のクレンジング剤をなじませた綿棒を、アイラインをなぞるようにやさしく押し付けて落としていきましょう。こすってしまうと、まつエクが取れてしまうかもしれません。
綿棒が汚れたらそのつど交換し、最後はぬるま湯にひたした綿棒でクレンジングした場所をふきとります。
洗顔料やクレンジングはどんなものを選べばいいの?
まつエクを長持ちさせるためには、まつエクに負担をかけない適切な洗顔料やクレンジング剤を選ぶことも大切です。まつエクを守りながら、メイクや汚れをしっかり落とすためにはどのようなものを選べばよいのでしょうか。ここでは、おすすめの洗顔料やクレンジング剤を解説します。
洗顔料はどんなものがおすすめ?
とくに使用NGな洗顔はありませんが、まつエクの負担を減らせる洗顔料を選びましょう。たとえば泡立てて使うタイプや、メイク落としと洗顔を1度で済ませられるタイプがおすすめです。
泡なら手指よりもまつ毛に摩擦をかけずに済みます。メイクオフと洗顔を1度に済ませれば、その分まつエクへ触れる回数が少なくなるので、刺激や負担を減らせるでしょう。
クレンジングはどんなものがおすすめ?
クレンジング剤では、「オイルフリー」を選びましょう。オイルが配合されている洗顔料は、まつエクのグルーを溶かしてしまうおそれがあり、まつエクが取れる原因になることも。とくに洗浄力の高いクレンジングは、グルーを落としやすい石油由来のオイルを使っていることがあるため要注意です。
なお、オイルやバームタイプのクレンジングであっても「まつエク対応」と記載されている場合は、グルーが落ちないタイプです。しっかりメイクを落としたいときは、まつエク対応のオイル系クレンジングを使いましょう。
まつエクを長持ちさせるポイントとは?
まつエクを長持ちさせるためには、ふだんから湿気や摩擦、圧迫を避けることが大切です。まつエクを長持ちさせるお手入れの方法と、日常生活のなかでまつエクに負担をかけないためにできる工夫についてご紹介します。
1. 洗顔後はしっかり乾かし、コームでとく
まつエクのグルーは、オイルだけでなく水も弱点です。施術後に乾ききったまつエクであっても濡れたまま放置すると、グルーが弱まってまつエクが取れるおそれがあります。洗顔した後は、ドライヤーの弱冷風などでしっかりまつエクの根本まで乾かしましょう。
乾かしたあとにコームで毛先から少しずつとかします。まつエク同士が絡まると取れやすくなりますし、流れを整えればきれいな目元を維持できます。
2. まつげ用美容液でケアをする
地まつ毛が傷んでいる気がする場合は、まつ毛用美容液でのケアがおすすめです。まつ毛用美容液で地まつ毛に栄養を与えると、強く抜けにくいまつ毛を育てられます。土台となる地まつ毛が強化されれば、まつエクの持ちもよくなるでしょう。
まつ毛用美容液には地まつ毛とまつエク全体をコーティングする効果がありますので、さらにまつエクが長持ちしやすくなります。
3. あおむけで寝る
眠るときはなるべく仰向けで寝るよう意識しましょう。うつ伏せで寝たり、何度も寝返りをうったりしたときに、まつエクが枕やシーツにこすれてまつエクが取れてしまうかもしれません。また毛布やまくらカバーの繊維にまつエクが絡まってしまうおそれもあります。
寝返りの多い人は、まつエクを保護する立体のアイマスクを使用するのも手です。
おすすめの洗顔料&クレンジングを紹介
まつエクを長持ちされるためには、洗顔料やクレンジング選びも大切です。しかし、いずれも種類が豊富なため迷ってしまう人も多いでしょう。ここでは、おすすめの洗顔料とクレンジングをそれぞれご紹介します。
おすすめの洗顔料3選
まつエクへの負担が少ない泡でしっかり汚れを落とせる洗顔料がおすすめです。ここでは、3商品をご紹介します。
カウブランド|無添加うるおい洗顔
刺激が少ない植物性アミノ酸系洗浄成分を配合した洗顔料。クッションのようにもっちりした泡で皮脂や汚れを包み込み、やさしく洗い流せます。肌への刺激が少ない植物性アミノ酸洗浄成分を配合しているのもうれしいポイントです。
カウブランド 無添加うるおい洗顔
アクセーヌ|リセットウォッシュ
アルコールフリーで肌への刺激が少ない泡タイプの洗顔料です。数回のプッシュで洗顔に必要な泡を出せます。配合されているグリコール酸が肌をほぐしながら余分な角質を落とすため、肌のうるおいをキープしやすくなるでしょう。
アクセーヌ リセットウォッシュ
オルビス|アクアフォースマイルドウォッシュ
濃密な泡で汚れや角質をやさしく落として、しっとり洗い上げられる洗顔料です。肌への刺激を減らすために、石油系界面活性剤、香料・着色料、アルコールを使っていません。さらに、配合されているさまざまな成分が肌のうるおいを助けます。
オルビス アクアフォースマイルドウォッシュ
おすすめのクレンジング2選
目元のメイクを落とすには、クレンジングが必要です。まつエクをしていても安心して使えるクレンジング剤をご紹介します。
ファンケル|マイルドクレンジング オイル
まつエク中でも使用できるオイルクレンジングです。濃いめのアイシャドウや、ウォータープルーフマスカラなどを使ったアイメイクもしっかり落せます。肌への負担を抑えられるよう、防腐剤・石油系界面活性剤・香料などの添加物が未使用です。
ファンケル マイルドクレンジング オイル
マナラ|ホットクレンジングゲルマッサージプラス
まつエク中でも使用でき、メイク落としと洗顔を一度にできるゲル状のクレンジングです。美容液にも使われている成分や自然由来のケア成分を配合しているため、肌のケアも同時におこなえます。メイクオフや洗顔時に顔をマッサージすると、さらに美容成分が浸透しやすくなるでしょう。
マナラ ホットクレンジングゲルマッサージプラス
洗顔とクレンジングのコツを押さえてまつエクを長持ちさせよう
まつエクを長持ちさせるためには、洗顔やクレンジングでまつエクへの摩擦や負担を減らすことが大切です。
クレンジングの際は、まつエク対応のものを使用したり、アイメイクは綿棒やコットンなどでていねいに落としたり、洗顔は泡でやさしくおこなったりなど、普段よりも目元への意識が重要になります。
さらにぬるま湯でそっと流すなど、洗顔やクレンジングのコツを押さえて、まつエクを長持ちさせましょう。