ネイルケアってどんなことをするの? ケアをおこなうメリットとは?|セルフケアのやり方を紹介

ネイルケアは、普段からネイルをする・しないに関わらず、キレイな見た目を維持したり爪の健康を保ったりするために役立ちます。

地爪がキレイだと清潔感もありますし、好印象です。ネイルをする人であれば、爪の状態によってネイルの見た目も左右されます。

この記事では、健康的でキレイな爪を保つために、ネイルケアの方法やケアをおこなうメリット、セルフケアのやり方について紹介します。

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ネイルケアってどんなことをするの? 流れを紹介

ネイルケアとは、不要な甘皮などを処理して爪の潤いを保ち、健康的な爪が育つようにするためにおこなうものです。

まずは、ネイルサロンでおこなわれるネイルケアについて紹介します。ネイルケアの方法と手順を見てみましょう。

ネイルケアには2種類ある|ドライケア・ウォーターケア

ネイルケアには、ドライケアとウォーターケアの2種類の方法があります。ネイルサロンがどちらの方法でケアをおこなっているかは、事前にチェックしておくのがおすすめです。

それぞれの概要をおさえておきましょう。

ドライケア

ドライケアとは、皮膚や爪が乾いた状態のままおこなうケアのことです。甘皮を押し上げ、不要な甘皮やささくれ、角質などを処理します。力を入れすぎると爪や皮膚を傷つけてしまうため、注意が必要なケアです。

ジェルネイルを塗る前や、スカルプチュアをつける前などの下準備を目的としておこなわれることが多く、不要な甘皮や角質がなくなることで、ジェルを長持ちさせることができます。

ウォーターケア

ウォーターケアとは、爪周りをお湯で柔らかくした状態でおこなうケアのことです。甘皮などの処理はドライケアと同じ方法でおこないます。お湯につけることで指先全体が柔らかくなり、ドライケアよりもキレイに甘皮や古い角質を取り除くことができます。

ドライケアと比較すると、ネイルの下準備よりも指先の手入れを主な目的としています。定期的なウォーターケアと保湿により、ネイルオイルなどの有効成分が浸透しやすくなるため、乾燥しにくい健康的な爪を目指すことができます。

ネイルケアの流れを紹介|ウォーターケアの場合

ネイルサロンでおこなうウォーターケアの流れを紹介します。ネイルサロンによって順序や使う道具に違いがあるため、一例として参考にしてください。

カウンセリング

カウンセリングは爪の健康状態や乾燥具合、甘皮の状態などを確認し、仕上がりを相談する工程です。爪に関する悩み事や普段ネイルケアをしているか、これまでのネイルサロン経験などが聞かれます。

希望の形や長さがあれば伝えましょう。ネイリストに相談して、自分に合った爪を提案してもらうのもおすすめです。

爪の形を整える|ファイリング

カウンセリングをもとに、爪の形や長さを整えます。ファイルやエメリーボードなど爪専用のやすりで削る、ファイリングと呼ばれる工程です。

ファイリングで形を整えたら、キューティクルリムーバーを爪周りに塗布します。キューティクルリムーバーは、角質や皮脂などを浮かせ、甘皮を柔らかくするのに効果的です。

お湯で甘皮を柔らかくする

ファイリングのあと、キューティクルリムーバーを塗布した指先をお湯に浸します。甘皮処理がしやすくなるよう、しっかりと柔らかくするのがポイントです。

効率的に施術ができるよう、ファイリングが終わった手から先に、3分程度浸しておきます。固くなった古い角質なら、10分程度浸す必要があります。

甘皮処理・角質除去を行う

しっかりと指先が柔らかくなったところで、甘皮処理と角質除去の工程にうつります。

プッシャーなどで甘皮を押し上げ、白く浮かび上がった甘皮をニッパーでカットするのが甘皮処理です。爪周りの角質やささくれも、ニッパーや爪専用のやすりやマシンを使って一緒に取り除きます。

甘皮処理や角質除去は、保湿用オイルなどが浸透しやすくなる効果があり、健康的な爪に育てるために大切な工程です。

ほかにも、爪が長く見えたりささくれを防いだりする効果があります。

爪の表面を磨く

甘皮処理と角質除去が終わったら、ファイルやスポンジバッファーなどを用いて爪の表面や爪先を磨きます。爪の状態に合わせて滑らかに整え、爪の表面にある凹凸をキレイに磨くことで、つやのある爪に仕上げる工程です。

ネイルができない職場の方でも、シャイナーを使ってさらにていねいに爪を磨くことで、光沢感のあるつやつやな爪を楽しめます。

ハンドマッサージ

最後にクリームやオイルで保湿をし、手全体のハンドマッサージをおこなうこともあります。ネイルケアと一緒にハンドマッサージを取り入れているネイルサロンは多く、施術後はリンパの流れや疲れの改善がみられるようです。

ネイルサロンでネイルケアを受けるメリットとは?

ネイルサロンによっては、ネイルケアだけのメニューを設けているところも多くあります。セルフでもおこなえるネイルケアですが、ネイルサロンで受けることで多くのメリットが得られます。

1. 爪の悩みに対応してもらえる|二枚爪など

セルフで解決することが難しい二枚爪や深爪、噛み爪などの爪の悩みに、プロの視点から対応してもらうことができます。

間違った方法でセルフケアをしていると、爪の状態が悪化してしまうこともあるため、ネイルサロンでネイルケアを受けるほうが安心です。

2. 爪の負担が少ない

ネイリストは、お客様それぞれの爪の状態を確認したうえで、ひとりひとりに合った必要な施術をしてくれます。そのため、力を入れすぎたり削りすぎてしまったりすることがなく、爪への負担が少なく済むのです。

爪への負担をおさえつつ、セルフでは難しい細かい部分までキレイにしてもらうことができます。

3. 仕上がりが美しい|自分に合った爪になれる

爪の状態や形に合った技術で、美しく見せるよう施術をおこなってくれるため、仕上がりが美しく指先がきれいに見えます。

セルフケアは、利き手のケアや細かい部分の処理など難しさを感じる部分もあり、ネイルサロンの仕上がりにはなかなか及ばないものです。

ネイルができない職場の方でも、希望に合わせて清潔感のある爪に仕上げてもらえうことができます。

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セルフでもネイルケアはできる? 必要なものとやり方を紹介

ネイルサロンに通うことが難しいと感じる方は、セルフでネイルケアをすることもできます。必要な道具やセルフケアの流れを紹介しますので、参考にしてください。

セルフケアに必要なものとは?

セルフケアに必要なものは、次の5つです。

・180グリッド程度の爪専用やすり(エメリーボード、ネイルファイルなど)

・プッシャー(綿棒あるいはキューティクルスティック+コットンでも代用可)
※キューティクルスティックは硬いため、コットンを巻き付けて爪への負担をおさえて使用

・ニッパー

・220グリッド程度のバッファー

・保湿用クリームやオイル(キューティクルオイルやネイルクリームなど)

セルフケアの流れを紹介

先ほど紹介した道具を使ったセルフケアの流れを紹介します。

爪の長さを整える

爪専用やすりを使って爪の長さや形を整えます。爪に対して45度の角度で、往復させず一定の方向に削るのがポイントです。力を入れずにおこないましょう。

やすりを往復させたり爪きりでカットしたりすると、爪の層を破壊してしまい二枚爪の原因になることがあります。長い爪は最初に爪きりでカットし、断面をやすりで整えてください。

甘皮の処理をおこなう

つぎに、甘皮や角質の処理です。ぬるま湯に指先をつけ、爪周りをふやかしてから爪の根元の甘皮をプッシャーで押し上げます。らせんを描くように、力を入れすぎずやさしく押し上げるのがポイントです。

綿棒やキューティクルスティックとコットンを使っておこなうこともできます。

押し上げた甘皮や角質は、ニッパーでカットして取り除いてください。甘皮を深くまで切りすぎると、爪を守る役割が果たせなくなるため、あくまで浮いている部分だけ取り除くのがポイントです。

表面を磨いて仕上げる

バッファーで爪の表面を磨き、保湿用のクリームやオイルを塗ってケアは完了です。凹凸がある場合は、バッファーで磨くことでキレイになります。ただし、磨きすぎると爪が薄くなってしまうため注意が必要です。

ケア後は乾燥しないよう、すぐにオイルとクリームで保湿をおこないましょう。

ネイルケアで健やかな爪を育てよう

健康的で乾燥しにくい爪を目指すためには、ネイルケアが重要です。甘皮処理や表面を磨くことで、健康的な爪が育つだけでなく、ネイルをしていない爪でも見た目がとてもキレイになります。

セルフでもできますが、難しい部分までキレイに仕上げてくれるため、ネイルサロンでのケアがおすすめです。セルフでおこなう場合は、力の入れすぎや磨きすぎなどに注意し、爪への負担をおさえておこないましょう。

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