エステサロンで売れるメニュー表を作るコツ|作り方とポイント、無料テンプレートを紹介

エステサロンを経営するにあたって、重要なもののひとつであるメニュー。どんなメニューを用意するかによって、売上は大きく左右されるといえるでしょう。また、用意したメニューをお客様に周知させるためには、メニュー表も大切です。

そこで今回は、エステサロンで売上に影響するメニュー表を作る方法や、作り方のコツやポイント、メニュー表作成に利用できるテンプレートを紹介します。

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エステサロンにメニュー表は必要?

メニュー表は、エステサロンに欠かせないもののひとつです。スタッフがどれだけ高い技術や知識をもち、雰囲気や空間の演出にこだわっても、どんなメニューが用意されているのかをお客様が知ることができなければ、売上につながりません。

新規のお客様がどんなメニューがあるかを知ることができるだけでなく、既存のお客様も、普段受けている施術以外に受けてみたいメニューがあるかなどを確認していただけます。メニュー表があれば、口頭で説明するよりも多くの情報を一覧で確認でき、さらに料金も確認できるので、親切といえるでしょう。

エステサロンのメニュー表に載せるべき内容は?

メニュー表は、待合室などでじっくり目を通すことができます。そのため、カウンセリング用の個室、待合室などには、施術内容を詳細に記したものがあるとよいでしょう。一方で、受付など複数のお客様の目につく場所に提示するものは、シンプルで見やすいものにすることがおすすめです。

エステサロンのメニュー表に載せる内容について、どんな情報が必要なのか見ていきましょう。

メニューの名前/施術内容

まず、メニューの名前や施術内容が必要です。メニュー名はわかりやすく、誤解されないよう見やすい表示を心がけましょう。メニュー名だけではどんな施術をするのかが伝わりにくいため、それぞれに詳しい内容も記載すると、お客様の興味をひく効果が期待できます。

料金・時間

施術にどれくらいの時間がかかるのかや、価格がわからないと、気になるメニューがあっても、お客様は不安で頼みにくいと思ってしまうかもしれません。また、スタッフに尋ねようにも、手間をかけさせてしまう、と気にしてしまうお客様もいます。そのため、施術時間の目安や料金は明記するようにしましょう。

料金表示は必ず税込み表示にする

令和3年から、税込み価格を表示することが義務化されました。税抜き価格を表示する場合、必ず税込み価格も併記しなければならないことに注意しましょう。
引用元
令和3年4月1日より、税込価格の表示(総額表示)が必要になります!|財務省

注意事項

メニューに対して注意事項がある場合は、同時に記載しておくことで、トラブルを防ぐことができます。たとえば、お客様のアレルギーや持病に対する禁忌事項、揉み返しなどの可能性です。

ホームページのURLやQRコード

メニューの詳細や施術の写真など、より詳しい内容を知りたい方のために、スマホで読み込むだけでホームページなどを確認できるQRコードも記載しておくと、親切です。

また、LINE公式アカウントを運営しているサロンであれば、登録用QRコードも記載しておくことで、LINEを通してDMが送信できたりクーポンの発行ができたりするようになります。

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メニュー表は自分で作れる?メニュー表を作る方法

メニュー表を作るには、いくつかの方法があります。大まかに分けると、印刷会社やデザイン会社に外注する方法と、自分で作成する方法です。また、自作にも、ソフトなどを使う方法と、一から手書きで作る方法があります。

ここからは、メニュー表の作り方について見ていきましょう。

プロに頼む

一つめの作り方は、プロに外注する方法です。印刷会社やデザイン会社以外にも、クラウドソーシングでフリーのデザイナーに頼むことも可能です。デザイン料などのコストがかかりますが、その分クオリティの高いメニュー表を作成できます。

自作する

二つめの作り方は、自分で作成する方法です。自作をしようにも、デザインなどどこから手を付けていいのかわからない、ということもあるかもしれません。そこで、メニューや名刺などのデザインテンプレートがある、サイトやアプリを利用することをおすすめします。

一方で、あたたかな雰囲気を演出できる、手書きで作成するという方法もあります。

メニュー表を自作するときのポイント

メニュー表を自作する場合、手書きはもちろん、テンプレートを使用するとしても、初期のデザインをそのまま使うのではなく、オリジナリティを出さなければいけません。とくにテンプレートの場合、よいデザインだとほかのサロンや店舗でも使用していることがあり、メニュー表のデザインが被ってしまうかもしれません。

そのほかにも、メニュー表を自作するときに押さえておきたい、いくつかのポイントがあります。メニュー表を自作するときのポイントについて見ていきましょう。

サロンの雰囲気に合わせる

自分で一からデザインする場合もテンプレートを使用する場合も、サロンのコンセプトや雰囲気に合わせることが大切です。テーマカラーや模様など、サロンのイメージを一度明確にしてみましょう。

料金ははっきりわかりやすく表示する

メニュー表を見るお客様が一番知りたいのは、メニューの価格ではないでしょうか。いくら必要なのかわからないと、不安に思ってしまいます。

施術にかかる時間と料金を一緒に表示することで、お客様の不安を解消できます。オプションで追加料金がかかる場合なども、のちのトラブルを避けるため、明記しましょう。

見やすくわかりやすいものを心がける

フォントやデザインなど、文字にこだわることも大切ですが、読めなければ本末転倒になってしまいます。文字はこだわりよりも、見やすさを重視しましょう。とくにメニュー名・料金・施術時間・注意事項など、誰にでも伝わらなければいけない情報は、シンプルで見やすいフォントを使用してください。

エステサロンにおすすめの無料で作れるテンプレートを紹介!

テンプレートには有料と無料のものがありますが、無料でもデザインが豊富であったり、使いやすかったりするものはたくさんあります。エステサロンにおすすめの、無料で利用できるテンプレートをふたつ紹介します。

canva

canvaは、オンライン上で利用できる無料のグラフィックツールです。パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンなどからも、インターネットに接続することができれば利用することができます。

61万点のテンプレートと1億点を越える写真やイラストなどの素材といった選択肢が、無料にも関わらず豊富に用意されています。ドラッグ&ドロップで直感的に操作しやすいのが特徴です。

canva

クイックデザイン

クイッcanvaクデザインは、印刷会社が運営するテンプレートサイトです。チラシや名刺、クーポンなどの用途別のテンプレートのほかにも、美容や飲食店向けといった業態ごとにそれぞれのテンプレートが準備されています。

テンプレートはプロのデザイナーによって作成されているので、デザインの知識がない人でも、すぐに印刷可能なメニュー表を作成できます。

クイックデザイン

売れるメニュー表を作るコツ

ただメニューを提示するだけでなく、お客様の興味をひいて行動につながるようなものにすることで、売上につながる可能性が高くなります。ここからは、売れるメニュー表を作るコツについて見ていきましょう。

独自の強みを出す

わかりやすいメニューは魅力ですが、他店との差別化ができなければ、お客様に独自の強みが伝わりません。自店ならではの売りを明確にして打ち出すことで、お客様に「このサロンでないとだめだ」と思っていただけるでしょう。

周辺の競合他店を調査し、ほかにはないメニューを取り入れたり、サービスを開発したりしましょう。

おすすめメニューは目立つように工夫する

とくに売り出したいメニューや、人気の高いメニューは目立つ位置に配置しましょう。お客様の目に入りやすくすることで、契約につながる可能性が高まります。

セットメニューを載せる

売上を伸ばすには、客単価を上げることが一番の近道です。そのため、客単価を上げやすいセットメニューや、コースメニューを記載しましょう。

単品メニューは、「単品でも承ります」などの文言を載せるだけでもOKです。

メニューごとにキャッチコピーを載せる

どういう方におすすめなメニューか、どんな層に人気のメニューかなどをキャッチーな言葉で説明できるとお客様にわかりやすく、頼みやすいと感じてもらえます。

「初めての方におすすめ!」「SNSで話題の」「〇〇の悩みがある方におすすめ」など、短いながらわかりやすいキャッチコピーを作成してみましょう。

オリジナリティのあるメニュー表でお店の強みをアピールしよう

エステサロンの経営を長く続けるためには、安定した売上を上げることが必要です。そんなエステサロンの売上に影響するのは、メニュー。お客様の興味をひきつつも、わかりやすいメニュー設定をするように心がけましょう。

メニューの内容を決めるとともに、メニューをお客様に周知するメニュー表もまた、重要です。メニュー表はコツをつかんでアピールすれば、売上アップにつながるでしょう。ただ淡々とメニューや料金を記載するだけでなく、見やすさを保ちつつ店舗の強みや魅力を提示することが大切です。

売れるメニュー表を作って、エステサロンの売上アップを目指しましょう。

引用元
財務省:令和3年4月1日より、税込価格の 表示(総額表示)が必要になります!
国税庁:No.6902 「総額表示」の義務付け

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