最初はオプションだった「痛くない小顔矯正」が看板メニューに。東京と名古屋の二拠点で働く現在【makanabi 柴田 望さん】#2
ネイリストを経て、加圧トレーニングのインストラクターになった柴田 望さん。27歳で独立し加圧サロンのオーナーとなりました。現在サロンの人気メニューは、加圧トレーニングではなく、「痛くない小顔矯正」。オリジナルメソッドがクチコミで人気になり、今ではお客さんの9割が受けるメニューとなっているそうです。
後編では、「小顔矯正」が人気メニューになった経緯と、子育てとの両立を考え名古屋に拠点を移したあとの働き方について伺います。
お話を伺ったのは…
トータルビューティー加圧サロン
makanabi オーナー柴田望さん
愛知県名古屋市出身。大学卒業後、ネイリストとして働く。無理な姿勢で疲労が溜まった体をケアするため加圧トレーニングを始め、その気持ちよさと効果に衝撃を受け、加圧トレーニングのインストラクターに転身する。最初に働いたスタジオを27歳で退職したあと、東京・恵比寿に「トータルビューティー加圧サロン makanabi」をオープン。現在は地元名古屋に拠点を移し、東京、大阪と3拠点を定期的に巡る形で仕事を行なっている。二児の母。
敷居の高い印象をとっぱらいたい

―― 前スタジオを退職後、転職ではなく自分のお店を作ったのはどうしてですか?
自分が心からいいと思う施術をお客様に提供したかったからです。どこかに所属すると、そのお店のマニュアルがあって、それをベースとして提案をしなくてはいけません。でもお客様それぞれ体の状態は違うし、私にもおすすめの解決策がある。そう考えたときに、「すべてを自分でやりたい」と思ったんです。
――現在は柴田さんの他に、3名のスタッフがおられるそうですね。
実はそのうちの2名はモアリジョブさんに出した求人を見て、応募してきてくれた人たちなんです。私は今名古屋に拠点を置いているので、私が東京にいないときのサロン運営は彼女たちに任せています。とても信頼できるスタッフで、モアリジョブさんにはとても感謝しています。
――makanabiにはいわゆる制服がないそうですね。
はい。全員私服で施術をしています。開業するにあたり、いわゆる「エステサロン」の雰囲気をとっぱらいたかったんです。それで制服を作ることをせず、サロン名も「〜ボーテ」のようなエレガントなものはあえて避けました(笑)。
――エステサロンに多いクロージングや、スタッフのノルマもないと伺いました。
ありません。施術後に物販を販売したり、無理に次の予約を迫ったりすることはありません。スタッフに対するノルマももちろんありません。自分がお客さんの時にいやだなと思ったことはしない、という考えに基づいているだけです。お客様には最後まで気持ちよくお帰りいただきたいのでね。明朗会計ですよ(笑)
痛くない小顔矯正が口コミで広まっていった
――現在makanabiは、加圧サロンとしてよりも、小顔矯正サロンとしての方が認知度が高いと伺いました。
そうなんです。最初は加圧トレーニングについているオプションのひとつだったのですが、口コミで人気のメニューとなり、今ではお客様の9割がこの施術を求めてお越しくださいます。
――柴田さんが始めたものなんですか?
そうです。最初は、私がお客さんとして別の小顔矯正サロンに行っていたんです。そのサロンで受ける施術は、すごく効くんですけど、とにかく痛かった。当時は、「痛い小顔矯正」がはやっていたんですよね。私はどうにか、「効果はそのままで痛くない施術ができないか」と思い、自分で小顔矯正のメソッドを作ろうと思いました。通っていた先生にお願いして講座を開いてもらい手技を学んだり、他のサロンにいくつも通って施術を受けたり、口腔外科の先生にお話を聞きに行ったり……。そうやって試行錯誤して、makanabiオリジナルの「痛くない小顔矯正」が生まれました。
――人気メニューになったのにはきっかけがあったんですか?
クチコミで少しずつお客様は増えていたのですが、一気に忙しくなったのはコロナ禍ですね。オンラインのミーティングが増え、自分の顔を画面で見たときに顔のもたつきが気になるという女性が増加。「どうにかできないものか」と探してうちのサロンにたどり着いた、という方がたくさんいらっしゃいました。
子育て環境を考えて名古屋に拠点を移す

――現在柴田さんは1ヶ月の半分以上を地元の名古屋にいるそうですね。
はい。子供が二人いるのですが、上の子が小学校に入学するタイミングで私の地元の名古屋に引っ越しました。幸い夫もリモートで仕事ができるタイプの職種なので、引っ越すこと自体に支障はなかったです。
――でも東京には柴田さんが担当するお客様がいらっしゃいますよね。
現在は、月のうち4〜5日東京、1〜2日大阪、それ以外を名古屋と決めて動いています。東京のお客様には予定を事前にお伝えして、その期間に来ていただくようにしています。大阪は知り合いのサロンがお店のスペースを貸してくれているので、そこを使って仕事をしています。
2024年に拠点を移して、1年半ほど経ちますが、特に問題は起こっていませんね。すべては長年勤めてくれているスタッフのおかげです。私自身も、オンオフのメリハリができて、「自分にはこの働き方が合っているな」と思っています。
――東京にいる間は、切り替えてバリバリ仕事できますしね。
そうですね。朝から夜までぎっしり予約が入れられるし、仕事後に会食も行けます。もちろん子供に会えない期間もあるので、全員にこの働き方をお勧めするわけではありませんが。
――名古屋にもサロンを作られたと。
はい。長い目で見たときに、一番多くの時間を過ごしている名古屋にもお店があった方がいいだろうと思い、サロンをオープンしました。最初は集客方法に悩みました。地元とはいえ、知り合いがたくさんいるわけではありませんし。それでもSNSなどでコツコツ宣伝を頑張ったおかげで、少しずつお客様も増えてきています。
――この働き方は今後も続けていく予定ですか?
今のところはそう思っています。夫や子供たちも協力してくれていますし、10代からずっと思っていた「自立したかっこいい女性」でいたいので。子供たちにもその背中を見せていきたいですね。
柴田さんが仕事で大切にしている3つのこと
1.自分の技術におごらない
2.いつでも学びや技術のインプットを忘れない
3.スタッフに「makanabiでよかった」と思ってもらえるような環境を作る
取材・文/皆川知子(tokiwa)
撮影/ワタナベミカ
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トータルビューティー加圧サロン makanabi
住所:東京都渋谷区恵比寿1-6-6 斎藤ビル603
電話:03-5422-6522
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