誰かの役に立てる、エステの仕事。引き上げてくれる仲間がいるから前進できる「アンジェラックス」保木愛さん

日本の美容業界を支える企業の魅力を紹介する本企画。今回登場いただくのは1987年長野市で創業し、エステブランド「アンジェラックス」を6店舗、「スキンケアセンター」を3店舗、「NADESHICO SPA by ANGELUX」を3店舗運営する株式会社アンジェラックスです。

前編では代表取締役社長の大杉みどりさんに、会社の成り立ちやご自身の転機となった出来事について伺いました。

後編では入社3年目の保木愛さんに、入社のきっかけや仕事のやりがいを伺います。公務員からエステティシャンに転職したという保木さん。エステの仕事は思っていた以上に難しかったそうですが、同期や先輩に助けられなんとか技術を習得することができ、入社2年目にして「スキンケアセンター渋谷店」の副店長を任されるまでに成長することができたといいます。

お話を伺ったのは・・・

株式会社アンジェラックス

スキンケアセンター渋谷店 副店長

保木愛さん

公務員を経て、2023年4月「アンジェラックス」に入社。ひたむきに技術習得を重ね、現在は「スキンケアセンター渋谷店」の 副店長を任されている。

誰かの役に立てるエステティシャンの仕事に可能性を感じて

エステの仕事に憧れ、北海道から上京したという保木さん

――エステティシャンになろうと思ったきっかけを教えてください。

自分の好きなことをしながら、誰かの役に立てるような仕事をしたいという思いがあったからです。私は元々、公務員として北海道庁で働いていて、仕事としては安定していましたが、あまりやりがいを見出すことができませんでした。美容に対する興味がとても強かったのと、エステの仕事をしている友人がキラキラ輝いて見えたこともあり、エステティシャンになりたいという思いが日に日に強くなっていきました。

――エステの会社のなかでも「アンジェラックス」を選んだ理由は?

ホームページに社長のメッセージが掲載されており、肌のことで悩んでいる人を救いたいというような趣旨のことが書かれていて。私も美容の仕事を通して誰かの役に立ちたいという思いが根本にあったので、とても共感できました。

また私は公務員として働いていたので年度替わりの4月のタイミングでしか転職ができなかったのですが、ほとんどの会社が面接を受けた10月の直後から働ける人しか雇えないということでした。一方「アンジェラックス」は4月まで待ってくれるとのことだったため、入社を決めたんです。

基礎からみっちり学ぶ2ヶ月間。同期の励ましで前向きに乗り越える

保木さんが所属する「スキンケアセンター」は、スピードと結果にこだわる短期間の「集中肌質改善」に特化したサロン

――未経験からの入社だったとのことですが、どのように仕事を覚えていきましたか?

まずは同期入社の仲間とともに2ヶ月ほど集団研修を受けました。技術に関しては練習すればすぐに習得できるようになると簡単に考えていたのですが、想像以上に難しかったです。

――どんな点に難しさを感じましたか?

施術を決められた時間のなかで終える時間意識と、細かな部分までこだわった所作を身につけることです。たとえばお客様の肌にガーゼやパックを密着させたり、お客様の肌に筆を触れたりする動作1つひとつをとっても、お客様に不快感を与えず、安心感や心地よさを感じていただけるように、こだわりのポイントがあるんです。時間を意識しながら、そのポイントを守っていくのが私には大変でした。

研修中はうまくできないことが多く、自分の不甲斐なさによく泣いていました(笑)。

――そうだったのですね。どのようにして研修を乗り越えましたか?

私を含めて同期入社が8人いたのですが、その存在が大きかったです。私が落ち込んでいたりすると、「明日私も早く来るから、一緒に練習をしよう」と言ってくれたり、私ができていない部分にアドバイスをくれたり。同期の仲がよく、いろんな場面で助けてもらいました。同期の存在がなければ、今の私はないと思います。

――2ヶ月の研修を受ければ、自動的に店舗配属になる仕組みなのですか?

いえ、最後に全員、模擬サロンという形で試験を受けることになっています。内容としては新卒のスタッフが、お客様役となる各店舗の店長に対して1対1で通常のサロンと同じように施術を行うというものです。

私は今所属している「スキンケアセンター渋谷店」の店長(現マネージャー)とペアを組んだのですが、とても緊張しました。なんとかやり遂げることができて合格したときには本当にうれしかったです。

――店舗配属後はどのような流れですか?

配属後は先輩スタッフのサポートからスタートしました。並行して新規のお客様に行う肌診断のやり方や、スタッフにモデルとなってもらい技術の練習を重ねます。徐々にお客様への肌診断や、エステに入る前のクレンジングなどの工程を行うケアの一部に入らせていただきながら、仕事に慣れていき、試験に合格すればデビューとなります。私は4月に入社し、完全にひとり立ちできたのは10月くらいだったと思います。

デビュー自体は遅くなかったと思いますが、その後もお客様にご契約をいただくのが難しかったりと壁を感じることもありました。ただ同期のひとりが同じ店舗だったので励まし合いながら仕事をできたことや、店長やマネージャーが私を見捨てない優しさと気が緩んでいるとお尻を叩いてくれるような愛のある厳しさの両輪で、時間をかけて育ててくれたことで、乗り越えることができたと思います。

お客様に入るようになってからも、定期的に学びの機会があり、私の場合はデビュー後も先輩に週に1度、2時間くらい時間をとってもらい、技術の練習をしていました。またオンラインで、カウンセリング技術を身につける研修も定期的に行われています。

「あなたがいてくれてよかった」。お客様からの忘れられない言葉

お客様の肌が変わったときや感謝の言葉をかけられたときに、大きなやりがいを感じるという保木さん

――エステティシャンとして、やりがいを感じたエピソードがありましたら教えてください。

つい最近のことになるのですが、結婚式を挙げたお客様のことが強く記憶に残っています。その方はニキビに悩み、長く通ってくださっていたお客様なのですが、肌の状態が改善し、無事に結婚式を挙げられて。式のあとにお写真とともに連絡をくださったんです。

そこには「保木さんがいてくれてよかったです。保木さんがいなければ結婚式を挙げられませんでした。本当にありがとうございます」と書いてあり、とてもうれしくて泣きそうになりました。

店舗に配属されてからもうまくいかないことがたくさんあって、辞めたい気持ちになったこともありました。ですが、肌が変わっていることをお客様が実感されて喜んでくださる姿をみたり、このようなお言葉をいただくたびに救われましたし、「もう一度、がんばってみよう」と思えます。

――最後に求職者の方へのメッセージをお願いします。

「アンジェラックス」は成長や挑戦をしやすい環境があります。未経験で入った私が入社2年目で副店長となり、お客様と信頼関係を築けるくらいエステティシャンとしても、人間としても成長をさせてもらったと思います。

また私がこの会社の魅力だと思うのが、気持ちを前向きにしてくれる先輩や社長の存在です。気持ちが後ろ向きになったときも周囲の先輩スタッフとお話しをしたり、社長との月1回のミーティングをすると、気持ちが前向きにあり、モチベーションの維持にもつながっています。

がんばった分だけお給料にも反映されますし、残業もなく、働きやすい魅力的な環境も整っています。とてもいい会社だと思うので、一緒に働く仲間が増えるとうれしいです。 


大杉さんも、保木さんも仕事に誇りを持って働いていることが伝わってきました。エステの可能性を信じ、日々お客様に向き合う「アンジェラックス」。その躍進はこれからも続いていきそうです。


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株式会社アンジェラックス
住所:長野県長野市南千歳町1-20-2-1アンジェラックスビル4F

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