アイリストがサロン見学でするべき質問とは?見学の方法や注意点、必要な事前準備も解説

アイリストとしてサロンに就職する際、応募の前にサロン見学をするのがおすすめです。求人情報だけではわからないサロンの雰囲気や、実際に働いているアイリストの姿を見ることで、サロンとの相性や長く働ける環境かどうかを知ることができます。

この記事では、アイラッシュサロンの見学に行く場合のアポイントの取り方や、サロン見学でするべき質問内容、注意点などを紹介しますので、参考にしてください。

なお、「アイリスト」はローヤル化研が商標登録しているため、許可なく「アイリスト」を名乗ることはできません。

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アイリストにサロン見学は必要?

入社を希望するサロンが見つかったら、応募する前にサロンの雰囲気や実際に働くスタッフの様子を見ておきましょう。サロン見学をすることで、入社後に働くイメージをクリアにし、思い描いた働き方とのギャップを埋めることに役立ちます。

見学する方法は、アポイントをとってから行く方法と客として来店する方法の2つです。

1. サロンに見学を申し込んでから行く

まず、事前にサロン見学を申し込み、サロン側と日時をすり合わせてから行く方法です。申し込みをするには、サロンのホームページの申し込みフォームやSNSのDMなどから申し込む方法と、電話で申し込む方法の2種類があります。

どちらの方法も、自分の身元をしっかり伝え礼儀正しく失礼のないようにしなければなりません。所属している学校名や名前、連絡先をしっかり伝え「よろしくお願いいたします」の言葉を忘れず、丁寧な言葉遣い、謙虚な姿勢で申し込みましょう。

申し込んで見学するメリット

事前に申し込んでから見学する場合、応募を前提としたさまざまな質問を直接することができるのが最大のメリットです。アイリストが案内してくれる場合は特に、実際に働いている人の生の声を聞くことができます。

レセプションの方に案内してもらう場合、運がよければアイリストが施術している場面を見ることができるので、よりアイリストとしての働き方を間近に感じることができるでしょう。

2. 客としてサロンに行く

サロンの雰囲気を見ておきたいだけなら、客としてサロンに行くのもひとつの方法です。この場合、特に事前にアポをとったり就職を希望していることを伝えたりする必要はありません。

客として見学するメリット

客として見学する場合、何より実際の施術や接客を体感することができるのがメリットです。施術の流れやどういうシステムなのかも知ることができるでしょう。

一方で、アイリストの待遇や就職に関することは質問しづらいため、雰囲気や施術に関することしかつかめないというのが実際のところ。どちらにもメリットはありますが、スタッフ側のリアルな声や突っ込んだ内容を聞きたい場合は、事前にアポをとるほうがメリットは大きいかもしれません。

アイラッシュサロンの見学で質問すべきこととは

では、事前にアポをとりサロン見学に行く際の質問内容を紹介します。どんなことを聞いておくべきなのかをまとめ、準備しておくことで、限られた見学時間を有効に使うことができるでしょう。

アイリストのサロン見学でチェックしておきたいポイントは以下の記事を参考にしてください。
アイリストのサロン見学はココをチェックして! サロン見学で気をつけたいポイントは?

サロンのコンセプト

サロンのコンセプトは、お店のなりたちやこだわりを知ることに役立ちます。入社したあかつきには、その方針に沿って働くことになるため、コンセプトに共感できるかは重要なポイントです。サロンによってはホームページなどで紹介していることもあるため、事前にチェックしておくことも大切。

自分の理想やアイリストになりたいと感じた想いと共通する内容であれば、長く務めることができるでしょう。

メインの客層

自分と相性がいい客層かどうかはリピータ―の獲得などにも影響するため、知っておきたい情報です。

見学の時間が開店後で接客中であれば、自分の目で確認することができますが、開店前や閉店後に見学する場合は、実際に来店されている客層を知ることができません。

さまざまなお客様がいらっしゃるなかでも、メインの客層を聞いておきましょう。メインの客層を知ることで、サロンの雰囲気や方向性も推しはかることができます。

勤務時間や仕事内容

実際に働くことを想定して、勤務時間や仕事内容を聞いておきましょう。入社後のライフスタイルをイメージしたり、働く環境を知ることは、応募するかどうかを決めるための材料にもなります。

ただしあまりにぶしつけな聞き方をするのは失礼なので、「確認させていただきたいのですが・・・」というように、質問の仕方には注意しましょう。

オーナーのお店に対する想いやビジョン

オーナーがどんな想いを込めてサロンを立ち上げたのか、どんなお店にしていきたいと考えているのかというビジョンを聞いてみましょう。

オーナーへの信頼感や憧れは、毎日ひとつの目標に向かってともに仕事をするうえで、重要なポイントです。オーナーの、施術やサロンに対する熱意やこだわりを知ることで、共感できるか、長く働くことができるかをはかることができます。

入社前に準備しておいた方がいいこと

仮に入社が決まった場合、「実際に働きはじめる前に準備できることはあるのか」「とっておいたほうがいい資格などはあるか」などを聞いておけば、仕事をスタートしてからがスムーズです。

入社することを想定して、それまでにできる限りの努力をすることを示唆するもので、仕事に対する意欲や本気度をアピールすることができます。

アイリストデビューまでのスケジュールや教育カリキュラム

通常どのサロンでも、入社してから数週間~数カ月は研修期間です。アイリストデビューまでの期間やカリキュラムが明確に決まっているサロンもあれば、これくらいできるようになったらデビュー、と曖昧なケースもあります。

研修期間中の一日のスケジュールや具体的な練習時間、指導方法などを確認しておけば、入社してからデビューまでをイメージしやすくなるため、入社後にギャップを感じることを減らすことができるでしょう。

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アイラッシュサロンの見学に行くときの注意点

新卒でサロン見学に行く場合など、社会経験がない方は特に、企業訪問でやってはいけないことを知らずにやってしまうこともあるかもしれません。

サロン見学に行く前に、事前に準備できることや当日に気をつけることをチェックしておきましょう。

遅刻は絶対にしない

社会人として当然のことではありますが、遅刻はそれだけでサロンにふさわしい人材ではないと判断されかねない、重大なミスとなります。

特に見学を申し込み、その時間を空けてもらっている場合、遅刻することでサロンのスタッフに迷惑をかけてしまいます。サロンの営業にも影響するため、遅刻は絶対にしないよう早めに到着することを心がけましょう。

TPOをわきまえた服装・メイクで行く

サロン見学に行く際は、必ずしもスーツなど正装である必要はありません。しかし企業訪問をする立場であることを意識して、清潔感のあるきちんとした印象を与える格好で行きましょう。

過度な露出やだらしないと感じさせる服装、華美すぎるアクセサリーは避け、髪形もきれいに整えます。

サロンによっては見学後、そのまま面接となるところもあるので、そのつもりで服装や髪形を決めるのがおすすめです。

サロンの指示に従う

サロンの営業時間中に見学をする場合、アイリストの接客やお客様の迷惑にならないよう、マナーを守る必要があります。サロンのスタッフの声に耳を傾け、指示に従いましょう。

ほかの見学者と雑談をしたり、大きな声を出したりしないように常に気を配ることが大切です。

態度や言動に気をつける

アイリストは接客も大切な仕事のひとつです。人と対峙する際の態度も見られていることに留意しましょう。

横柄な態度や言葉遣いなどは、マイナスイメージを与えてしまいます。丁寧な敬語を使い、謙虚な態度を心がけることで、入社後の接客態度に不安を抱かせることはないでしょう。サロン見学は面接ではありませんが、サロンにふさわしい人材かどうかを見られていることを忘れてはいけません。

また、スタッフの言葉を真剣に聞き、積極的に質問したりメモをとったりする姿は好印象を与えるでしょう。

質問したいことはあらかじめまとめておく

質問したいことは、事前にまとめておくのがおすすめです。「何か聞きたいことはありますか?」と言われてから考えはじめるようでは、本当にサロンで働きたい気持ちがあるのかと疑われてしまいかねません。

忙しいサロンワークの時間を割いて見学を許可してくれていることを忘れず、限られた時間を有効に使えるように、事前に質問内容をまとめておきましょう。

ホームページやSNSで明記してあることは質問しない

ホームページやSNSなどで発信している内容は、質問しないようにしなければなりません。ホームページやSNSを一度確認すれば、すぐにわかるようなことを質問すると、事前情報を何も調べずに見学に来たことがバレてしまいます。

せっかく時間を割いて見学を受け入れてくれたサロンに対して失礼になるばかりか、限られた見学時間も無駄になってしまうので、必ずホームページやSNSはチェックし、そのうえで質問内容を考えるようにしましょう。

サロン見学は事前準備も重要!自分にぴったりのサロンを見つけよう

サロン見学は、アポをとる段階から一般常識があるか、言葉遣いはちゃんとできているかなど、自分の評価につながることを忘れないことが大切です。見学前にはきちんとサロン情報を調べ、質問内容をまとめて準備をして、見学に臨みましょう。

見学中はサロンの迷惑にならないように配慮し、要所要所でメモをとることで好印象を与えることができるはずです。企業訪問にふさわしい服装と髪形にも気をつける必要があります。

しっかり準備して、お目当てのサロン見学で理解を深め、自分にぴったりのサロンを見つけましょう。

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