試験対策はネットに頼らず、サロンスタッフから直接アドバイスをもらって合格を掴む「LOAVE AOYAMA」林純平さん
外国人風スタイルをメインに、高いクオリティのカラーで人気を集めている「LOAVE AOYAMA」。その「LOAVE AOYAMA」でアシスタントとして活躍しているのが、現在入社5年目の林純平さんです。
学生時代から「LOAVE AOYAMA」に通っていたという林さん。担当のスタイリストに憧れて一緒に働きたいと思い、第1志望での応募を決意しました。しかし、結果は不合格。新卒入社では表参道にある別のサロンに就職したそうです。その後も「LOAVE」への憧れは消えず、働きながら何度も入社試験を受けて、4回目で見事合格しました。
また、4回目の試験を受ける前には古着屋でアルバイトをしてさまざまなジャンルのファッションを学んだといいます。なぜ古着屋でファッションを学ぼうと思ったのか？実際、面接の様子はどうだったのか？など振り返っていただきました。
今回、お話を伺ったのは…
「LOAVE AOYAMA」アシスタント・林純平さん
東京都出身。第1志望で「LOAVE」に挑戦するも残念ながら合格を掴むことができず、2018年4月に別のサロンへ入社。サロンで働きながら憧れの「LOAVE」へ何度も挑戦し、4回目の挑戦で合格、2019年11月に入社。現在入社5年目でアシスタントを務めており、日々成長に向けて技術を磨いている。
憧れの人と働きたい。他のサロンでは叶えられない目標を胸に挑戦
同じ建物の1階、3階、4階に「LOAVE AOYAMA」があり、4階には開放的な空間が広がっている。
――「LOAVE」に入社したいと思ったのはなぜですか。
「LOAVE」には昔からお客として通っていて、担当してくれていたスタイリストに憧れていたんです。その方と一緒に働きたいという思いから「LOAVE」への応募を決意しました。
また、他にもたくさんのサロンに足を運んだのですが、サロンの雰囲気や作るスタイル、働くスタッフの様子が1番自分好みだったというのも応募理由のひとつです。
――担当スタイリストのどういったところに憧れを？
技術レベルの高さやメディアでの活躍などポイントはたくさんありますが、1番はお客さまを気遣う優しい接客です。緊張をほぐしてくれる会話をしたり、お客さまをしっかり覚えていたりと細部に見える気遣いが素敵だと思っていました。
古着屋でのアルバイト経験を活かし、4回目で念願の採用
「LOAVE」に就職するために古着屋でアルバイトし始めたという林さん。
――「LOAVE」には新卒での入社だったのでしょうか。
違いますね。学生時代、「LOAVE」に第1志望で挑戦しましたが合格できなくて、新卒で表参道にある別のサロンに就職しました。その後も別のサロン、古着屋でのアルバイトなどを経験しながら、何度も挑戦したんです。1年半をかけ4回目の挑戦でようやく採用をつかみ取りました。
――それほど憧れのサロンだったんですね。古着屋でアルバイトされていたのはなぜですか？
「LOAVE」に合ったファッションを学びたいと思ったからです。「LOAVE」の面接試験で何度か「うちのサロンに合った服装に変えられますか？」と言われたことがありました。4回目の試験を受ける前、服装を変えなきゃいけないと思い、もともと好んでいたモード系以外のファッションを学ぶためにさまざまなジャンルのファッションを取り扱う古着屋でアルバイトを始めたんです。
――なるほど。「LOAVE」に就職するために古着屋で働いていたんですね。
そうですね。結果、「LOAVE」に合った服装が分かり、ファッションの知識が豊富になって、お客さまの服装に合わせたヘアデザインの提案力も上がりました。何度も試験に挑戦する中で「LOAVE」色に染まっていったと感じています。
試験後もフィードバックを求めサロンへ。深いアドバイスはスタッフに聞く
他人から見た自分を知ることが最も自己分析につながるそう
――試験を受ける前に取り組んでおくといいことは？
挑戦するサロンに事前に足を運んで、試験についてスタッフに直接聞いておくのがいいかもしれません。SNSやネットで対策するのもいいですが、直接聞いてしまうのが手っ取り早く、有益な情報を得られます。
人それぞれ考え方や体験は違うので毎回スタイリストを変えて指名して、自分の就職試験の時はどんな質問をされたか、どんな服装で挑んだか、などを聞くのがおすすめです。また、サロンに何度も足を運ぶことで顔や名前も覚えてもらえるので一石二鳥だと思います。
――林さんも実際、聞きに行きましたか。
行きましたね。試験に落ちた後も、どこがダメだったか、どう改善した方がいいかなどフィードバックを伺いにサロンへ行ったのを覚えています。あとは事前に取り組んでおくべきことで言うと、自己分析も大事だと思います。
――林さんはどのように自己分析をされましたか？
学校の先生や友達、家族に自分がどんな人かを聞いていました。何人かに挙げてもらうと、そのなかで共通した回答が出てくるんです。それが長所であり短所でもある部分だと思うので、今度は自分で突き詰めて考えてみると自己分析ができると思います。
林さんが採用試験を突破した3つのポイント
1.憧れの人と働きたいという「LOAVE」でしか叶えられない強い意志で挑戦した
2.試験前にはサロンに行きスタッフに直接アドバイスをもらった
3.家族や友人などに自分がどう見えているかを聞き自己分析をした
後編では、採用試験において気をつけた方が良いこと、合格した4回目の試験の様子などについてお聞きします。4回目にして採用をつかみとった林さん。試験当日は過去3回とちがい、「LOAVE」の雰囲気に合わせた服装で挑んだそう。面接試験では働いている姿をいかに想像させるかが大切のようです。後編もぜひご覧ください！
Salon Data
住所：東京都渋谷区神宮前5-45-8 1F、3F、4F
電話：03-6427-7340
