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コラム・特集 2016-02-03

あなたが自転車をめいっぱい活用するために!自転車のある生活 #3

女子にこそオススメの自転車のある生活 サイクルライフナビゲーター 絹代さん

最近、自転車が人気です。美容業界でも、自転車ライフを楽しんでいる人が多い様子。でも、興味はあるのに「脚が太くなりそう」「運動神経がよくないから」と、ためらっている女子も少なくないのでは?

そこで、サイクルナビゲーターとして自転車の楽しさや健康、美容面の効果を伝えている絹代さんに、自転車は女子にとってどんなメリットがあるのか伺ってみました。

自転車の魅力を味わい尽くしたい! それには自分にぴったりの自転車を選ぶことと、ルールを守って走ることが大切なんです。

まずは、クロスバイクから

絹代さん

自転車の効果、とくにカラダへの効果をじゅうぶん得るには、自転車選びが大切。残念ながら、ママチャリでは運動効果が得にくいのだそう。

「長くママチャリに乗ってきた人ほど、『自転車は太ももを使うから、シェイプアップ効果があるんだよ』と言われてもピンとこないのではないでしょうか。実際、ママチャリだと脚の筋肉の動きが小さい。自転車の運動効果を得るなら、サドルとペダルの位置関係が重要で、それにはスポーツ用バイクが向いているんです。それに、もともとスポーツバイクは軽いし、長い距離を走ることを想定して設計されているので、走っていてとても楽なんですよ」

とはいえ、いきなりスポーツ用というのは、ちょっとハードルが高いような……。

「たしかに、そうかもしれませんね。だったら、ママチャリとスポーツバイクの中間くらいの、クロスバイクはいかがでしょうか。クロスバイクなら通勤通学はもちろん、お散歩感覚で街なかを走っても楽しいし、少し長い距離を走るイベントにも参加できますよ。品質的にはスポーツ用バイクに負けないものもありながら、値段はお手頃です」

絹代さんによれば、クロスバイクで走る楽しさを知ってしまうと物足りなくなり、ロードバイクに乗り換える人が少なくないのだとか。

「ロードバイクは走るために作られているので、ロードレーサーのような体型により近づきます。何より、カラダに大きな負担をかけずに、それでいながら速く、長い距離を走れるのが魅力です。ドロップハンドルで前かがみの姿勢になるため、最初は不安定な感じがしますが、それが全身の筋肉を使うことにつながってスラっとした脚とヒップアップにつながるんですよ」

なお、どのタイプにも言えることですが、自転車は自分のカラダに合ったサイズに乗ることが肝心。

「たとえば、誰々さんが乗っていてかっこいいからと自分のサイズに合わない自転車を買うと、走りにくいので結局は乗らなくなってしまいます。それではカラダもココロも変わらないだけでなく、お金がもったいないですよね。ただ、お金がもったいないからと無理に乗り続けようとすると転倒して、ケガをしたり事故を引き起こす危険も」

カラダに合った自転車を手に入れるには、ぜひ、自転車専門店へ。

「自転車専門でなかったら、少なくても自転車の点検や修理をしてくれる専門の方がいて、アフターケアをしてくれるお店へ。そして、必ず試乗してみてくださいね」

自転車は最高の脂肪燃焼ツール

最近人気があるのは、カフェやレストランなどに寄りながら走る「カフェライド」。ごはんやスイーツのおいしいお店を見つけて、そこを目標に走りに行くという人も少なくないとか。自転車で脂肪を燃焼させるから食べても大丈夫、という安心感があるからかもしれません。

「私がオススメしたいのは、どこかまで電車で行って、行った先で自転車に乗ること。最近は、自転車を楽しむ人に向けてサイクリングロードを設け、充実したサービスを提供する自治体も増えてきました。基本は、『輪行』といって自転車を持って電車に乗らなくてはいけないので、コンパクトに折りたためるタイプやロードバイクのようにある程度分解できるタイプの自転車に乗る人向けですが、中にはスポーツバイクのレンタルも行っているところもあります。サイクリングロードは車が走らず信号もないのでとても実感できますよ」

ミニベロ
ミニベロ

取材日、絹代さんが乗ってきてくれたのは、イギリス・ブロンプトン製のミニベロ(小径車:タイヤの小さい自転車)。このように畳んでコンパクトになるので、カフェなどで自分の席のそばにも置けるし、すっぽりかぶるカバーをつければ電車にも乗れるとか。

ルールは自分の身を守るためのもの

絹代さん

「自転車は『車両』です。ルールを守らなければ命の危険もあるんです」。

自転車の楽しさを満喫するためにも、重要なのは「ルールを守ること」。

「今、自転車に関するルールは自治体によって微妙に違ったり、あいまいな部分も多いのですが、そもそも自転車は軽車両なので車道の左側を走るのが基本です。歩道でも自転車のレーンがあればそこを、レーンがなくても走行可の歩道なら車道寄りを走りましょう。そして必ず、夕方からはライトをつけること。これだけは最低限、守ってくださいね。ルールなんてめんどくさい、私くらい守らなくたって平気でしょ……と思うかもしれませんが、右側通行をすれば、対面からルール通りに左側を走ってくる人とぶつかって転倒します。軽いケガですめば助かりますが、お互いにスピードを出していれば大ケガになりますし、道路に投げ出されて車にひかれる恐れもあります。ライトも、暗い道を照らすものというより、自分の存在を相手に知らせて衝突を防ぐためのもの。つまり、ルールは誰のためでもなく自分の身を危険から守るものなんです」

ちなみに、自動車と同様、飲酒運転はNG。自転車の酒酔い運転は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い刑罰が課せられます。意外と知らない人が多いのですが、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

「自転車で走っていると、四季の移り変わりを肌で感じることができます。そこで驚いたり、感動したりするうち情緒が磨かれて、内面的にも豊かになれるような気がします。ぜひ、自転車を生活の中に、いえ人生の中に取り入れてみてくださいね。カラダもココロも軽くなり、キレイになって、いきいきと毎日が送れるようになれますよ!」

取材・文/鈴木裕子

Profile

絹代さん

絹代(きぬよ)さん

サイクルライフナビゲーター、健康管理士、自転車活用推進研究会理事、飯田市エコライフコーディネーター。
横浜市出身

東京大学農学部卒業、国際協力事業団(JICA)勤務を経て、英国立ユニバーシティ オブ チェスターのマスターコースで栄養と身体運動について学ぶ。帰国後、自転車ロードレースの実業団、日本代表の広報スタッフを経験。現在は雑誌、テレビ、ラジオなどのメディア、自転車関連のイベントでMCや自転車フィットネスの提案を行うなど、自転車を軸に健康、美容、エコのフィールドで活躍中。自転車を使った町おこしや、女性のための自転車イベント、子ども自転車教室のスタッフを務めるなど、自転車の楽しみ方を伝えるだけでなく、啓発のためにも積極的に活動中。著書に『自転車でカラダとココロのシェイプアップ』『自転車と旅しよう!』(ともに枻出版社)、『かわいく乗って、キレイにやせる! チャリーナのための自転車BOOK』(幻冬舎エデュケーション)がある。

WebSite/KINYO WORLD http://www.kinuyoworld.net
blog/それなりに、日々更新 http://hurray.kinuyoworld.net

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