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鍼の効果で内面から美しく。 現代にあった美の追求。お茶の水はりきゅう専門学校 #4

近年、芸能人やモデルたちから人気を集める美容鍼灸。見た目だけではなく、身体の中から健康になってほしい、すべての人に、健康と美を高めてもらいたい――

そんな使命感に燃える学生たちが通う『お茶の水はりきゅう専門学校』を、全6回に分けてリポートします!

鍼灸という特殊性の高い専門学校。そこで学ぶことを選んだ学生たちに志望理由を直撃。なぜ、鍼灸の道を進むことを決めたのか、美容鍼灸を志した理由は、とても奥深かったんです!

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志望理由は人それぞれ。求める道はただひとつ。健康的な美へ!

お茶の水はりきゅう専門学校に通い、美容鍼灸師としての未来を目指して勉強に励んでいる学生たち。働きながら専門学校に通うため、毎日遊ぶ時間もないほど忙しく、厳しい日々を過ごしているといいます。春に卒業を控えている3年生の王さんから、美容鍼灸を志したきっかけをお聞きしました。

王姝鳳さん
3年生の王姝鳳さん。健康的に美しくなれる手伝いをしたいと、日々研鑽を積んでいます。

王「私は中国から日本に来たのですが、最初は日本のファッション業界に興味をもっていて、短期大学のデザイン学科で2年間勉強をしたんです。その後、仕事をするうちに将来的に本当にやりたいことは何だろう? と、考えるようになりました。自分を含め、誰もが健康で美しくなれれば……それは、とても幸せなこと。美意識が高い現代人にとって「美しくなること」は、とても大事なことなのでは? と、そう思うようになりました。ファッションでももちろん、そうした一端を担うことができますが、私にしかできないこと、私だからできることを実現できるのは「美容鍼灸」では? そう思い、この道に進もうと思うようになりました。私の母国で学ぶことももちろんできましたが、美容鍼灸の技術ではやはり日本のほうが進んでいたので、そのまま日本での通学を決めたんですよ」

王さんのこれからの活躍が期待されますね! お茶の水はりきゅう専門学校に通う学生さんの中には、王さんと同じように別業界で働いていて美と健康について考えるようになり、美容鍼灸の道を志した方が多くいらっしゃるようです。

石井希代子さん
1年生の石井希代子さん。東洋医学に魅了され、毎日の勉強が楽しくてしかたがないそうです。

石井「私は今、別業界で働きながら学校へ通っています。自分が働いている中で気になったんですが、日本では“女性”の負担がとても多いんですよね。働いて、家事をして、子どもを産んで――男性の中にはもちろん、ある程度家事を負担してくれる人もいるのでしょうが、まだまだ女性だけに負担が強いられているのが現実。疲れて肌も髪もボロボロになっている女性が多いのを見て、健康的な美しさを取り戻してあげたい!! そう思うようになったんです。ビタミンサプリや美容注射などに頼る人もいるようですが、個人的にいろいろな治療を受けてみて、自然治癒力を高め、自分本来が持つ力を引き出すようサポートしてくれる東洋医学に最も共感を覚え、この道に進みたいと思うようになりました。まだ完全に美容鍼灸に進路を絞ったわけではありませんが、さまざまなテクニックを覚え、働く女性の役に立てるようになりたいと思っています」

美容業界ですでに働いていて、スキルアップを図るために美容鍼灸を志している学生さんもいらっしゃいます。そのおひとり大林さんは、美容鍼灸の効果を体感し、ハマったといいます。

大林沙織さん
1年生の大林沙織さん。エステティシャンと学生という二足の草鞋を、持ち前のパワーでこなします。

大林「私はエステティシャンとして働いています。仕事を通して『美容』という仕事の面白さを知るうちに、美しさのためには、外側からのケアだけでなく、内面からのケアも必要なのでは? と、そう思うようになりました。そんなときたまたま美容鍼灸を受けに行って、その即効性にびっくり。リフトアップやほうれい線の減少という目に見える美容効果にも驚きましたが、体調がよくなったことに驚愕。身体の内側から健康にできる鍼灸の効果に感動したんです。鍼灸は古くからある伝統的な技術。そうした技術を現代的に発展させた美容鍼灸は、学んで損はないと思いました」

ご自身の辛い経験から、美容鍼灸を目指した学生さんもいらっしゃいます。

舘野真以子さん
1年生の舘野真以子さん。エステの附帯教育(第2回参照)も受け、美に関する知識を猛勉強中!

舘野「私が美容鍼灸の道を志そうと思ったのは、学生時代の経験からなんです。18歳ごろにニキビがひどくなって毎日悩んでいて、塗り薬や洗顔料を変えたり、良いとされることをいろいろと試したのですが、効果が出ずあきらめかけていました。鏡を見るたびにためいきが出そうになる毎日だったのですが、ニキビ専門の鍼灸院の存在を知り、ダメ元で通い始めたんです。はじめのうちは半信半疑だったのですが、みるみる効果が出てびっくり。ニキビ跡もかなりひどく、人に見せるのも苦しいほど痛々しい肌だったのですが、どんどん良くなっていき、今では悩んでいたことがウソのように肌が改善できました。私と同じように悩みを抱えている人の力になりたい!! そう思い、お茶の水はりきゅう専門学校に通うことを決めました。まだ1年なので基礎を学んでいる最中ですが、できるだけ早く、ニキビに悩む人の力になれる実力をつけたいと思っています」

――次回は、働きながら専門学校に通っている学生のみなさんに、日ごろ苦労していること、工夫していることなどをお聞きします!

”働く” ”学ぶ”毎日が忙しい学生生活のリアルライフとは?お茶の水はりきゅう専門学校 #5>>

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