”働く” ”学ぶ”毎日が忙しい学生生活のリアルライフとは?お茶の水はりきゅう専門学校 #5
近年、芸能人やモデルたちから人気を集める美容鍼灸。見た目だけではなく、身体の中から健康になってほしい、すべての人に、健康と美を高めてもらいたい――
そんな使命感に燃える学生たちが通う『お茶の水はりきゅう専門学校』を、全6回に分けてリポートします!
年齢も、仕事も、経験も、さまざまな学生が集まるお茶の水はりきゅう専門学校。学生に、学園生活の楽しいところ、苦労しているところ、努力しているところを座談会でお話しいただきました。
学園生活の楽しいところ・ツライところを教えて!!
寺田「楽しいこと……うん。いちばん楽しいのは、いろいろな業種で働くクラスメイトがいることですね。自分が知らなかった世界を知ることができて、視野を広げることができるんです。同じことを勉強していても、とらえ方が違うこともあり、経験値を上げることができる気がします」
石原「わかる!! 男性も女性も幅広い年齢ですが、でも目指す場所は一緒だからそれがすごく楽しいんですよね。あと……実技が楽しいです!」
石井「うん、確かに実技の授業だと、時間が経つのがあっという間かも。私なんて、毎日のようにお灸の練習しちゃうから」
寺田「こうして勉強することを、自分自身に生かせるのも楽しさのひとつかな。どうやったら健康的に暮らせるか、美しい自分になれるか、真っ先に自分で試せるのが鍼灸のいいところですよね」
大林「毎日の授業で、新しい知識が増やしていけるのもうれしいですよね。鍼灸についての知識って、これまでまったく学んできていないことばかりで」
石井「新しいことばっかりで、ついていくのはとっても大変なんですけどね(笑)。覚えることがたくさんありすぎて、もう、アタマの中を整理するのが大変で大変で……」
王「1年生のときがいちばん大変なんだよね。覚えることだらけで。2年、3年になれば実技が増えるし、1年で覚えたことの応用を覚えていくから少しはラクになるんじゃないかな」
舘野「そうなんですか……あとちょっとのガマンかな。でも、授業が午後から夕方までと短いので助かってます。早めに学校に来て実技の練習をしたり、学校帰りにカフェで復習したり。自由時間がしっかりあって、自分の好きに時間を使えるのはうれしいですね」
大林「いやいやいや、仕事と両立してると、いくら授業時間が短くてもけっこう大変なんですけどね(笑)。まぁ、自分の未来のためだからがんばりますけど」
忙しい生活の中、努力していることは?
王「お茶の水はりきゅう専門学校は、鍼灸の専門以外の学科も学ぶことができるのが魅力のひとつなんですよ。セミナーなどさまざまな活動が行われているので、興味があるものはなるべく出るようにして知識を深めるようにしています。パソコン室が開放されているので、授業の合間や前後には、パソコンを使って自習をすることもあります。今は月に1度行われている『美容鍼灸クラブ』に参加しているのですが、美真会の先生が来てくださり、最先端の技術を教えてくださるのでとてもありがたいです」
舘野「私も、外部の勉強会などになるべく参加するようにしています。また、覚えたことをきちんと記憶として定着させるために、学校で学んだことをなるべく思い出すようにしています。今までに聞いたことのないような言葉や漢字が多いので、ちょっとでも気を抜いたら忘れてしまいそうで……。それでも、今までできなかったことがだんだんできるようになったり、覚えたことがどんどんつながっていく感じが楽しく、鍼灸っておもしろいなぁ~って思えるようになってきました」
寺田「鍼灸の授業の怖いところは、分からないところを分からないままにしておけないってところなんですよね。分からないままにしておくと、どんどん授業が進んでしまい、もっと分からないことが増えてしまうので。その日、その場できちんと覚えたり、先生に聞いて理解しなければならないんですよ。以前にエステティシャンの資格を取ったときよりも覚えることが多くて……ほんと、びっくりすることばかりです」
石原「他人に、『はり』や『きゅう』を使って治療するという特性からか、先生方の趣味だからなのか(笑)、テストがとにかく多いんですよね。年に4回、大きいテストが行われるので、時間があるときはひたすら復習しています。あと、はりもきゅうも、他人の身体に触ることが多いので、“手”を柔らかく保つように気を付けています。誰だって、ガサガサした手で触られたら痛いですから。とくに冬場は、ハンドクリームが手放せません」
—次回はついに最終回。お茶の水はりきゅう専門学校に通う学生のみなさんの、未来予想図をお聞かせいただきます。
学生さんたちに聞きました!それぞれの未来の目標は?お茶の水はりきゅう専門学校 #6 >>