「この人から学びたい」がキャリアを変えた。落語家が未経験からネイルの世界に飛び込むまで 「Our Jam」Yucaさん
好きなものやことをアートネイルで表現できる「Our Jam」。オーナーのAnriさんが全国47都道府県を回りながら出張ネイルを行ったことでも話題のサロンです。
そんな「Our Jam」で2025年の12月にデビューしたのが、落語家として舞台に立ちながら、ネイリストとしても活動するYucaさん。日本の文化や表現を届けたいという想いのもと、未経験からネイルの世界に飛び込みました。
前編では、落語とネイルを両立する働き方を選んだ理由や、未経験から約1年でデビューを果たすまでのプロセス、「Our Jam」で評価された熱意を伝える姿勢に迫ります。
今回、お話を伺ったのは…
「Our Jam」
ネイリスト Yucaさん

神奈川県出身。幼少期より東京都で育つ。高校時代のカナダ留学とタイでの約2年間の就労の経験から日本文化の魅力に気づく。タイから帰国後は、家業であるシェアハウスの運営に携わる。また演劇経験をきっかけに社会人落語家として活動を開始。その後、ネイルに自分の適性を見出し、TKネイルスクールに入学。現在はシェアハウスの運営と落語家としての活動と並行しながら、「Our Jam」にてネイリストとしても活動している。
日本の文化を伝える仕事として、落語家とネイリストを両立

――現在落語家兼ネイリストをされているとのことですが、この働き方のきっかけは?
落語を始めた当初は、あくまで趣味として自分のペースで続けるつもりでした。ただ、人前で演じる経験を重ねるなかで、「もっと多くの人に届けたい」という気持ちが強くなっていったんです。一方で、落語だけで安定した生活を築くのは現実的に難しく、もう一つ自分の軸となる仕事を考えるようになりました。
そのなかで出合ったのがネイルです。セルフネイルに没頭する時間がとにかく楽しくて、気づいたら朝なんてことも。時間の融通が利くので、落語とも両立できると感じました。そこで基礎から学ぶためにネイルスクールに通い、資格を取得。スクールでのサロンワークの研修で実践経験を積んできました。
落語もネイルも、日本の文化や表現を伝えられる仕事です。どちらかを選ぶのではなく、両方を大切にしたいと考え、現在の働き方になりました。
――未経験からの挑戦かと思いますが、ネイルスクールに入ってからデビューまではどのくらいの期間でしたか?
2024年の11月にスクールに入学し、2025年の4月に必要な試験にすべて合格。5月から11月はとにかく実践を積みたいと思い、友人や紹介で約200名の方にネイルをさせていただきました。12月から「Our Jam」でネイリストとして働いているので、未経験から約1年でデビューをしたことになります。
「この人から学びたい」と思えた、「Our Jam」との出会い

――「Our Jam」はどのようにして知ったのですか?
インスタグラムで「Our Jam」のオーナーであるAnriさんの投稿を目にしたことが出会いのきっかけでした。投稿を見ていくなかで、全国を巡って出張ネイルを行ってきた経歴や、海外からキャリアをスタートさせている点に強く惹かれたんです。実は当初、私も出張ネイリストとして、ホテルや民泊と提携し、訪日外国人向けに和柄ネイルを提供することを構想していました。Anriさんの行動力やキャリアは、その理想像と重なる部分が多かったんです。
さらに決定打となったのが、Anriさんの著書でした。キャリアチェンジを考えていた当時の私にとって、考えさせられる言葉が多く、思わず涙が出てしまうほど。これほどまでに自身の思考や経験を言語化しているネイリストは珍しく、「この人から学びたい」と強く感じたんです。
――そこからどのような行動を?
まずは「Our Jam」が開催していた無料のアートレッスンに参加しました。Anriさんのジャンルの違いを超えて、どんな表現にも柔軟に向き合ってくれる姿勢や、人柄のよさにますます惹かれ、その場で「Our Jam」のスクールに入会することを決意。数年先の自分の未来を考えたとき、ここで学ぶことが必要だと直感したんです。
基礎技術だけでなく、和柄を軸にした自分らしいネイルを形にするための引き出しを増やしたいと思い、「Our Jam」を選びました。当時作成したネイルチップは今でもお守りとして持っています。
想いを伝え続けたことが、採用につながった

――「Our Jam」のスクールを経て就職されたんですね。採用の決め手はご自身ではどのような点だと思われますか?
スクールで学んでいるときは「何年か後にオーナーと一緒になにかできればいいな」くらいに思っていたんですが、Anriさんのほうから「『Our Jam』の一員として一緒にやりませんか?」と声を掛けてもらったんです。
振り返ると、採用の決め手になったのは、私がやりたい表現や方向性を、遠慮せずに伝え続けていた点なのかなと思います。Anriさんが大切にしている「コンセプトネイル」や世界観に、私自身が強く惹かれていたこと、そして「ここで学び続けたい」という気持ちを、正直に伝えていました。つねに告白している感じでしたね(笑)
――技術面ではどうですか?
課題への取り組み方も評価してもらえたのかもしれません。チップ1点の提出でよい課題でも、自分なりに5パターンほど制作し、「これを考えてきました」と提出していました。時間はかかりましたが、今ここで出会えたことを無駄にしたくなかったですし、当時は期待に応えたい一心でがんばれた気がします。
技術だけでなく、経営やマインド面まで惜しみなく伝えてくださる存在に出会えたことが、今の私にとって何より大きなことです。
後編では「Our Jam」やオーナーAnriさんとの出会いを通して大切にしてきた考え方、そして今後目指している「お守りネイル」の展望について深掘りします。
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住所:東京都千代田区麹町3-12-6 麹町グリーンビル1階(アンリュミエール店内)
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