全国直営15店舗。企業規模の大きさに成長の可能性を感じて「AIR池袋」塩澤広樹さん

ヘアサロンを全国各地に直営9店舗展開する「AIR」。空気のようにお客様の生活スタイルの一部に溶け込むことを目指す、人気のサロンです。

その池袋店でスタイリストとして活躍しているのが入社5年目の塩澤広樹さん。前編ではサロンの探し方と実際に受けた採用試験の内容について伺います。サロン探しの際、SNSを活用していたという塩澤さん。魅力的なヘアスタイルを見つけたあと、その投稿者が働くサロンを深掘りすることで応募先を絞っていたといいます。

また、塩澤さんは「AIR」に対し、店舗数が多いため企業としての安心と信頼感があり、ほかサロンの経験者も多く集まる点から成長しやすいと思い、就職への応募を決めたそうです。

今回、お話を伺ったのは…

「AIR池袋」スタイリスト

塩澤広樹さん

埼玉県出身。早稲田美容専門学校を卒業後、2021年に「AIR」へ入社。現在入社5年目となり、池袋店にてスタイリストを務める。

サロン探しにはSNSを活用。魅力的なスタイルから応募先を厳選

サロン探しの際、SNSの検索機能を活用していたと話す塩澤さん

――塩澤さんが美容師を目指そうと思った理由をお聞かせください。

美容師を目指すと決めたのは高校生のときです。同級生のほとんどが大学進学を選んでいたのですが、僕には大学に行った先のビジョンが見えず、それなら自分の好きなことをやろうと思いました。中学時代から美容が好きで、よくヘアセットにも取り組んでいたため美容師の道を選んだんです。

同じように美容師を目指す友人がいなかったので不安もあったんです。でも周りの人と違うことに力を注ぐ好奇心とワクワク感が後押しになりました。

――就職活動はいつごろから始めましたか?

サロン探しを始めたのは1年生の後期からです。僕の美容学生時代はコロナ禍で採用活動のスタートが業界全体で遅れたため、応募や採用試験など本格的な就活に取り組み始めたのは2年生の9月ごろでした。振り返ってみると、早い時期からスタートさせておいてよかったと思います。

――それは大変でしたね。サロン探しはどのように行いましたか。

SNSを活用していました。とくにInstagramでスタイルを検索することが多かったです。サロンブランドにこだわらず魅力的に感じたスタイルを見つけたら、その投稿者さんが働くサロンをリサーチ。興味が湧いたサロンには、お客として足を運んだり、サロン見学に参加したりしていました。

――なるほど。

僕は「AIR」にたどり着くまでに2社に応募しました。ただ結果が振るわず、卒業までの時間が迫るなかで運よく「AIR大宮店」の2次募集を見かけて。2年生の1月ごろに、わらにもすがる思いで応募しました。

豊富な店舗数に安心感と信頼感を覚えて応募

お客として施術を受けるなかで不快感がなかったことが、応募の決め手になったという塩澤さん

――「AIR」に応募した理由を教えてください。

店舗数がとても多い有名店だったからです。店舗数が多いということは企業としての信頼度が高いですし、中途採用のスタッフも多く在籍しているはずなのでさまざまなサロンの技術が集結していて多くを学べるのではないかと。また、単純に学生時代から有名店に対する憧れがあったんです。

――なるほど。

また店頭の物販に力を入れている点にも惹かれました。お客様に商品をご紹介するなかで得られる知識は美容師としてプラスになるし、入客以外の売上の伸ばし方も確立されていると思ったんです。

――サロン見学には行きましたか?

お客として大宮店に行きました。店舗が駅近くのビルの最上階に位置していたことから企業規模の大きさを感じつつ、コロナ禍など社会が不安定になることがあっても職を失う心配がなさそうだと安心しました。また、接客を受けるなかで不快に感じる点が一切なかったことも応募の決め手になりました。

「今日のファッションポイントは?」。堂々とした解説で好印象を獲得

採用試験でファッションポイントを聞かれたことが印象深かったと話す塩澤さん

――実際に受けた採用試験の流れを教えてください。

書類選考のあと、店長、副店長、スタイリストの3名と私1名で個人面接が行われました。通常はサロンワークの試験が面接試験のあとに実施されるのですが、当時はコロナ禍の影響でありませんでした。

――印象に残っている質問は?

「今日のファッションポイントは?」です。美容室ならではの質問だ!と驚きながら、僕は立ち上がってその日着ていた服のテーマとアイテムを1つひとつ解説していきました。「可愛いね」と面接官に褒めていただいたのですが、堂々としていた点が好印象につながったのではないかと思っています。

――ちなみに当日はどのような服装を?

すべてのアイテムは覚えていませんが、柄もののシャツを着てカジュアルに仕上げていました。美容とファッションへの興味と関心、自分の個性を伝えることを意識してトータルコーデを決めたと思います。

ファッションは美容師として働くうえでとても大切です。おしゃれで個性があふれた服装をしていれば、ヘルプに入るときやSNS発信をするときに覚えてもらいやすいですし、お客様からの信頼も得られると思います。


後編では塩澤さんが採用試験のために準備したことや、試験当日に意識したことについて伺います。過去に受けた採用試験では、建前の態度や回答をしてしまったことが多かったという塩澤さん。自分の個性や魅力をうまく伝えるために、ありのままでいることを心掛けていたといいます。

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AIR池袋
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1 ヨドバシHD池袋ビル 9F
TEL:03-6912-5525

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