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女性にとって重要なアイテム「ハイヒール」は脚を美しくみせる? それとも身体を悪くする?

ハイヒールは女性にとっておしゃれの重要なアイテム。普段から足が痛くても我慢をしてハイヒールを履き続けていませんか? 脚を長くきれいにみせることができ、フォーマルな印象なのでお仕事上どうしてもハイヒールを履かなきゃいけない方も多いはず。でも、ハイヒールが引き起こすあちこちの痛み…放っておくと大変なことになるんです。できるだけ痛みを起こさない歩き方や脚をケアする改善法も合わせてご紹介します。

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ハイヒールがもたらす悪影響とは?

ハイヒール

ヒールのある靴を履くことで起こりやすいのが「腰痛」。なぜハイヒールを履くと腰痛が起こるのでしょうか? それは、ヒールが高いとかかとが上がり、身体は前に倒れようとします。重心が前に移動するのです。しかし、そのままだと前に身体が倒れてしまうので、バランスを取って上体を後ろ側に持ってこようとします。前にくる重心を無理やり後ろ側に持ってこようとするので、身体の後ろの背中から腰、お尻、太もも、ふくらはぎの筋肉にストレスがかかってきます。そのストレスがかかっている状態とは、筋肉がずっと緊張しっぱなしでいること。これが、腰に負担をかけることになっているのです。また、この負担が骨盤のゆがみに繋がり、さらに腰痛が悪化する事態となってしまいます。

ヒールで起こる症状

うおのめ、靴ずれ、外反母趾・内反小趾、中脚骨痛症(足先の痛み)、ひざの関節痛、むくみなど…

腰痛、骨盤のゆがみが引き起こす症状

姿勢が悪くなる、O脚、子宮に影響、生理痛や不妊の原因、冷え性、尿漏れ、肥満、ウエストのたるみなど…

足が痛いのに無理をしてずっとハイヒールを履き続けると、上記のような症状が起こりかねません。我慢をせず、対処法&改善法を見つけていきましょう。

自分の足に合った靴選びをしましょう!

パンプスと紙袋

まずは、自分に合った適切なヒールの高さをチェックする。

1. 自分が履きたいヒールの高さまでかかとを上げる
2. バランスが崩れないか、背筋を伸ばして歩くことができるかをチェックする
3. 2のとき、頭の位置を一定にして、骨盤が上下左右にぶれないこと
4. 次に、実際にハイヒールを履いてみる。
5. かかとを1cmくらい靴から浮かせ、バランスを崩さず歩ければOK

参照:http://news.mynavi.jp/news/2014/02/20/011/

さらに、高いヒールを選ぶときは、安定感のある太めのものを選ぶように心掛け、足にフィットする素材の靴を選ぶようにするといいでしょう。横幅のある靴がより楽に履けます。購入する前は、必ず両足で試着し、実際に歩き入念に歩きやすさをチェックしましょう。

でも、女性なら脚がスラーッと長くきれいに見えるおしゃれなピンヒールの靴を履きたいものですよね?しかし、足が痛くて、それをかばうようにお尻を突き出したヘンな歩き方になっては、本末転倒…せっかくの素敵なハイヒールスタイルも台無しに。だからと言って太いローヒールの靴を履くのに抵抗がある方、今いろいろな改善グッズが出ているんです!

足

・ メイク用のコットンを土踏まずにテープで止める。
つま先にかかる体重が拡散されて、足の指が痛む現象が和らぐ。

・ 100円ショップなどで購入できるインソール(靴の中敷き)を入れる。
シリコン素材や夏素材のものもあるので、好みのものを選ぶ。クッションが足にかかる衝撃を和らげ、靴の中で足が固定されやすくなる。

・ 靴底(靴の外側)に貼るゴム製のクッション材を貼る。
インソールと違い足の甲が圧迫されず、クッション材が足にかかる衝撃を少なくしてくれる。

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正しい歩き方で身体への負担を少なく

人

正しい歩き方をすると、身体にかかる筋肉の緊張が少なくなり、自然な身体の構造に近くなります。歩き姿も姿勢も美しくなりますよ。この歩き方をするには、自分の足に合った靴を履く必要があるので、無理のない靴選びをしましょう。

1. 頭から腰は真っ直ぐにきれいな姿勢をキープする。

2. ハイヒールの場合、かかとからの着地ではなく、足全体で着地する。

3. 足を前に出したとき、腰が後ろに残らないよう、重心は後ろ足で蹴り、前にしっかり移動する。体重は親指側にかける意識で。

4. そのとき、どちらの膝も伸ばし脚を真っ直ぐに。

Point: 骨盤を前に押し出すように、おしりを突き出した格好をしないようにする。

痛みのある疲れた足をアフターケアで改善

フットセラピー

ハイヒールを履き続けた足は、ストレスが溜まりだんだん痛みが出てきます。痛みがあるままハイヒールを履き続けると、どんどん痛みが強くなるので、アフターケアでできる限り足の疲れをほぐしていきましょう。

・ 足首をぐるぐる回す
右足を左足のモモにのせ、片足であぐらをかくようにします。左手と右足の指を組み、ゆっくり足首を回します。これを左右両方行う。

・ ゴルフボールでマッサージ
ゴルフボールを床に置き、足をその上において、体重をかけてコロコロと動かす。土踏まずを中心に、ツボを押しのように刺激する。

・ 膝バタバタ&ストレッチ
◯両足を前に出して座り、膝を曲げ&伸ばしで、上下に脚をバタバタとする。◯次に、膝が曲がらないように、左右交互につま先を伸ばしたり、足首を曲げたりする。

◯次に、つま先を外側&内側に倒し足首をのばす。

◯次に、足首を回す。内回り外回り両方。つま先が上に向いたとき、膝が曲がらないように。

◯次に、足指をグー&チョキ&パーをする。これらをそれぞれ10回程度繰り返す。

参照:http://yumeba.com/blog/root-cause/ヒールで痛めた足裏ほぐすストレッチ/

盤のゆがみを和らげる

◯仰向けで寝て、脚を肩幅程度に開く。

◯片方の脚をやや内側に倒し、アキレス腱が伸びるようにかかとをグイッと押し出す。(同時に息を吸う)

◯押し出した状態のまま5秒止まり、一気に息を吐き出す。そしてそのまま3度深呼吸を行う。これを左右の脚×3セット行う。

◯次に、両脚を曲げた状態で、仰向けに寝る。

◯片脚ずつ、右手で左ひざを掴み、背中を引き伸ばすようなイメージで体をゆっくり起こしては戻す。左手で右ひざも同じように行い、左右×3セット行う。

◯次に、仰向けで寝て、脚を肩幅程度に開く。

◯骨盤を引き締めるために、両足のつま先を内側に向けて、両足を10cm程度浮かせる。ピタッと一瞬止まったら、ストンと降ろす。その後、そのままの状態で3回深呼吸をする。この動作は1回のみです。

参照:http://karadanote.jp/4579

まとめ

女性にとって美しい姿勢と歩き姿は大切です。ハイヒールを履いて脚を長く見せることも素敵なことですが、身体の痛みを我慢し続けると、仕事にも支障が出てきます。自分に合った靴選びをし、快適なライフワークを送りましょう。

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