アイキャッチ

【採用担当者を直撃!】アイリスト・ネイリストを目指すなら「センス」と「技術」を向上させること!

美容業界で就職するためにはどんな心得やスキルが必要なのでしょうか。面接時のポイントやどんな人材を求めているかなど、人気店の採用担当者にズバリ伺います。

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

アイリスト&ネイリストを目指す方へ

アイリストやネイリストは美容業界の中でも近年注目されている職種です。2013年オープンの東京・原宿のネイル&アイラッシュサロンHOME は、当初2名だったスタッフは現在12名、2015年に2店舗目となるHOME fukuokaもオープンし、東京と福岡を合わせてスタッフは総勢16名になりました。そんなお客さまからも求職者からも人気のサロンで、採用を担当されているエグゼクティブディレクターの難波礼華さんとトレーナーでアイリストの沼尻翔子さんにお話を伺いました。

沼尻さんと難波さん
HOMEエグゼクティブディレクターの難波礼華さん(左)とトレーナー/アイリストの沼尻翔子さん(右)。

難波「まず、まつ毛のエクステをするアイリストは美容師免許の取得が必須ですから、HOMEでもアイリストの応募資格として美容師免許が必要です。本採用の前に研修を受けていただくので、現場での経験はとくに必要ありません。ネイリストは基本的に経験者のみの募集です。採用のプロセスとしては書類審査と面接を経て、研修を受けてから本採用となります」

センスと技術、そしてファッションやおしゃれが好きという気持ち

難波礼華さん

沼尻「アイリストはセンスが問われる部分があるので、手先が器用なだけではできない職種だと思います。あとは、こういう雰囲気のサロンなので、ファッションが好きかとか、おしゃれに気合いが入っているかとか、そういったところも見させていただきますね。研修中でお客さまの前に出る機会がなくても、自分の装いに気を使っている人は残る気がします」

難波「ネイリストは検定もありますがとくに資格は必要ありません。資格よりも実際の技術やセンスのほうが大事です。まず応募の際にネイルチップでデザインを送っていただいてチェックします。時間制限もテーマも無い状態で作っていただくので、そこでかなり個人差が出ますね。たくさん送って来る人もいますし、一個だけの人もいらっしゃいます。何度でも修正できるのに雑な仕上がりのものが送られて来ると、そういう人はちょっと……となってしまいます」

履歴書なしで応募可能!

実際の求人を見てみる

面接時のポイントは心をつかまれるかどうか

沼尻翔子さん

難波「面接時のポイントとしては、具体的ではないんですが、上手く話せなくても一生懸命さが伝わったり、何かグッと来るものがあるかどうかですね。心をつかまれるというか。たくさん話してくださっても、何も心に響かないこともありますし、すごく熱心にアピールしてくださる人でも、サロンの表面的な部分しか見ていないということはあります。それは実際に面接をしてみないとわからないですね。『この人と一緒に働きたい』とか『この人なら任せられる』と感じられるかどうかも重要です。

細かいところでは、挨拶がちゃんと元気よくできているか。ふわっとした感じで『面接に来ました○○です』ではなく、『おはようございます』とか『こんにちは』の最初の挨拶が大事だと思います。あと、人の目を見て話せない人は、大丈夫かなと思ってしまいます。緊張していても、一瞬でも目が合えばいいんですが……。

話をしていると、その人の持っている明るさとか優しさが伝わって来ますよね。やわらかい部分というか、人のことが好きなんだなとか。なかなか具体的に説明できないんですが、面接で重視するのはそういうところだと思います」

研修で徹底的に技術を身に付ける

サロン
アイラッシュ専用のブース。スツールはありますが、前傾姿勢で長時間作業をしなければなりません。

難波「研修はかなり厳しいと思います。研修期間中は先輩スタッフの技術を見てひたすら学び、練習をしてある程度できるようになったら、事務作業などの施術以外の仕事も覚えてもらいます。美容師の場合は仕事をしながら徐々に覚えていくと思いますが、HOMEでは本採用の前に技術を完璧にしています。

研修期間の長さは人それぞれですね。研修中に人としてダメなところが見えてお断りすることもありますし、アイリストは研修で初めて実際にまつ毛を付けるという人も多いので、なかなか上達しない人は自分から辞退されることもあります。アイリストは腰を屈めて下を向いたまま長時間細かい作業をしなければならないので、目も酷使しますし集中力と忍耐力も必要です。性格的に負けず嫌いの人のほうが続けられるかもしれません」

美容業界で働きたい人に

難波「私自身、元々美容師として働いていましたが、体調を崩したことがきっかけでアイリストに転職しました。今は美容師から転職するのではなく、美容師免許を取ってすぐにアイリストになる人も多いようです。やはり美容師は体力仕事。美容業界で働きたくても体力に自信がない人は、アイリストやネイリストのほうが長く仕事を続けられるかもしれませんね」

——これからアイリスト&ネイリスト目指す方はぜひ参考にしてみてください!

Shop Data

看板

HOME

2016初夏、原宿に3店舗目『L by HOME』オープン(美容室併設)!ご来店お待ちしております♪

住所:東京都渋谷区神宮前5-29-9 めぐみハイマンション302
TEL:03-6418-9059
月〜金10:00〜21:00 / 土日・祝10:00〜19:00(不定休)

Facebook http://home-harajuku.com

業界未経験でも企業からスカウトが届く まずは登録
この記事をシェアする
アイキャッチ

編集部のおすすめ

関連記事