スタッフと同じ目線で取り組み、雰囲気の良い職場作りを実現『nicole nail』

スタッフ、従業員が気持ちよく働くための環境づくりや取り組み、普段のスタッフの顔などが見られるのが、「Back Stage」です。

サロンやショップに入ってから、いろいろと分かることもありますが、今回は普段目にすることがない“裏舞台”を紹介します。

みなさんの考えにマッチする取り組みなどが分かるかもしれませんので、要チェックですよ！

ネイルと人と関わるのが大好きな方に来ていただきたい！

ニコルネイル主宰の久永さんが参加するイベントではデモを行うブース前が混雑するほど人気だそうです。そんなカリスマ的存在の彼女の元で働きたい、技術を教わりたいと願うネイリストは多数いるとのこと。そこでどのようなスタッフを求めているのかなどのお話をお伺いしました。

久永「私は面接を一番大事にしています。ネイリストって技術はもちろんですがやっぱり心が大事かなと思うんです。面接でどこまでその人のことを見抜けるかになるのですが、だいたいお会いするとわかるようになりましたね。時間的には1時間弱ぐらい面接をやらせていただくことが多く、そこでニコルネイルの想いなどを伝えています。ただ人によっては５分ぐらいで終わってしまったり、秒殺で終わったりすることも。お会いした瞬間にうちのサロンには合わないかなという方には遠慮していただいております。

どんな人材を求めているかというと、ネイルが好きで、それ以上に人が好きで、人と関わることが好きという方をニコルネイルでは求めています。それプラス、ハートが素敵な方でしたらなおさら嬉しいですね。私は面接に来られた方みなさんに『家族とはあなたにとってどんな存在ですか？』とお聞きしています。みなさん嬉しそうに家族への想いを語ってくださるんですね。その家族に抱く想いと同じぐらいニコルネイルのスタッフにも抱いてくれる、そんな方に来ていただければと思います」

ニコルネイルで働くスタッフは、10年ぐらい一緒に働いている気心の知れたスタッフもいれば、ネイルスクールを卒業してそのままニコルネイルが初めてというスタッフも。その新旧のバランスも良く、本当にスタッフに恵まれているなと実感されているとのこと。

久永「とにかくお客さまの心に響くおもてなしを一番大切にしたいし、スタッフにも心がけてもらいたいなと思っています。具体的なところがどこかというと、ものすごくたくさんあるのでその都度教えることは難しいのですが、事細かな部分にも気遣いができるようなネイリストになろうねとスタッフみんなで言い合っています。かゆいところに手が届くような接客が理想ですね。このニコルネイルを立ち上げたときの初期スタッフは昔から知っている方ばかりで接客に関しては安心していました。その先輩の姿を見て新しく入った後輩が真似していくので、本当にいいスタッフに恵まれているなと思っています。例えばスタッフ全員でミーティングをする際に、お客さまが来店したときのシュミレートをスタッフ同士で行ったりしています。細かい電話応対などもして、接客スキルを高めるようにしています。こんな電話が来たときはどのように対応するのかなどを考えながら行うことが大事ですね。お客さま役とスタッフ役に分かれて、いろいろなことに対応できるようにみんな努力していますよ。あえて意地悪なことを言うお客さま役になったりもして、どんなことを言われても即座に対応できるように訓練などもしています。

その他に去年から取り組んでみたことがネイルグランプリ。ご存知ないかと思いますが全国のネイルサロンの接客ランキングを決めるというもの。このネイルグランプリに参加すると、３ヶ月間の間に３名の覆面調査員の方がお客さまとして来店し、接客をチェックするんですね。飲食店でいうミシュランみたいな感じです。ものすごい細かいチェック項目があるらしく、良い意味での緊張感が生まれている気がします。こういうのに参加することでスタッフ１人ひとりの意識も変わりますし、勉強になるなと思っています。ネイルグランプリの結果が良くても悪くても身になることなので、今後も挑戦してスキルを高めていければなと思います」

お客さまに寄り添ったネイルサロンを目指し、必ず笑顔で帰ってもらうという久永さん。お客さまに対するだけではなく、スタッフへの気配りもきちんとされているのが素敵です。

久永「接客を含め、人として成長できるような環境作りを常に考えています。みんなでやりたいことやアイディアを取り入れていくスタンスなので、私とかが方向性などを指示するのではなくスタッフ全員で考えて向上していこうという感じですね。スタッフ各自が何か気になることがあれば、月に1回行っているスタッフ同士のミーティングまでにまとめてきてもらって議題にあげるという流れになっています。そこで出た議題をみんなで改善していこうというスタンスです。他にも毎日時間の空いたときに情報を共有するようにしているので、そこでも意見を聞けるようにしています。私は週に２～3回ぐらいは来ているのでそのときに技術を教えたりというバックアップ体制も取っています。働いていると何かしら問題に直面することがあると思うんですね。目標を見失ったり、今していることの意味がわからなくなってしまったり。そういうときに少しでもサポートできるように考えたりしています。なるべくスタッフと同じ目線で問題に取り組めるようにしていますよ。

社員旅行などの福利厚生はまだありませんが、みんなでご飯を食べる機会は設けるようにはしています。お誕生日会とかはみんなで楽しくやっていますね。社外イベントは去年初めてやりまして、ラフティングをしに秩父まで行きました。川に落ちたりするハプニングもありましたが（笑）。とても楽しかったですよ。一応イベントにも目標がありまして。ひとつ目がチームワーク、ふたつ目が自然の強さから己の弱さを知る。３つ目がエンターテイメントの追求というのをかかげてやりました。社外イベントは初めてでしたがとても楽しかったのでまた行いたいなと思っています」

主宰の久永さんがスタッフと同じ目線で考え、取り組んでいるからこそ雰囲気の良い職場づくりを実現できているニコルネイル。次回はニコルネイルがこだわる商材についてご紹介します。

【サロン探訪】『手』や『指』のことを本気で考えた商材がサロンに並ぶ！『nicole nail』　

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