お気に入りの写真からネイルが！？他にないデザインを提供するサロンは接客もきめ細やか『Diva』

サロンやショップはお客さまをお迎えする場であり、コンセプトを形にする場であり、スタッフにとっては職場でもあります。「On Stage」では、お店づくりのアイデアがいっぱいのお店にとっての“表舞台”をご紹介します。

関西を中心に16店舗を展開するネイルサロンDiva（ディーバ）。今回は都内4店舗のうちのひとつ、表参道店にお邪魔してきました。場所は表参道駅の近く、表通りから少しなかに入った閑静な住宅街。コンクリートの建物の前に、下に伸びる外階段があり降りていくと、ガラス越しに白を基調とした可愛らしい店内が見えてきました。なかに入ると大きな窓からの日差しが気持ちよく、地下にいることを忘れてしまうほど。そんな居心地のよい店内の秘訣は、インテリアだけではないようです。その秘密について関東マネージャーの山本愛実さんにお話を伺いました。

広々としていて、ネイリストの在籍数が多いサロン

「表参道店は2013年の12月にオープンしました。私も当時、店長として立ち上げに参加したので思い入れが強いです。表参道店のお客さまは20代半ばから50代と幅広く、30代、40代の働いている女性の方が多いですね。なので平日の夜と金土日が忙しくなります。そういう多忙な時間帯は他店も同じでしょうが、うちのサロンは比較的予約が取りやすいかと思います。ネイリスト5人にアシスタントが5人と在籍数が多いですからね。驚かれるかもしれませんが、若い男性で美容師さんやアパレルの方もお客さまとしていらっしゃいます。男性の方がいらっしゃるのも、ネイリストの在籍数や席数などが多くて入りやすいからなのかもしれません」

手作りの色とオリジナルのデザインで他にはないネイルを

「サロンの特徴としては、他にはないデザインを提供するようにしています。ありきたりのネイルアートや、本に載っているデザインそのままということはあまりないですね。お客さまの希望によって、きれいな絵や服の柄などをモチーフに色合いなどをデザインしていくこともあります。みなさんセンスが良いので、プロとして負けないように（笑）私たちも、常にアンテナを張るようにしています。マニュアルがないため、個々の感性によるところもありますが、旬のデザインなどを押さえながら特別感のあるネイルを提供しています。また、ストーンは全部スワロフスキーを使っているので、輝きが違います。持ちのよい自社のジェルを使用しているので長持ちするのも特徴ですね」

「もうひとつの特徴としては、色をすべて手作りしています。お客さま1人ひとり、肌の色が微妙に違うように似合う色も違うんです。なので、ベージュひとつでも似合う色とお客さまの求めている色を考えて調合しています。色に関してはとくにこだわっていて、会社でパーソナルカラーの先生を呼んで勉強しています。お客さまがご来店されたら、何を求められているのか優先順位を読みとりながら自店のアピールをしていくんですが、そのなかで色の話は必ずさせていただいています。毎回色を調合するなんて、手間がかかっているように感じるかもしれませんが、かなりご満足いただけているようです」

「帰ってきてもらえる」接客は、技術の向上にもつながる

「先ほどデザインや色のお話をしましたが、それでも一番の得意分野は接客ですね。人として誠意を見せることで「帰ってきてもらえる接客」を心掛けています。その甲斐もあってか気に入ってくださる方が多くて、次回の予約率がすごく高いんですよ。接客がいいと、お客さまに喜んでいただけるのももちろんですが、おまけとしていいことがあります。再来店していただければ、持ちのよい悪いやストーンの取れ具合などをメンテナンスできるので、お客さまに喜んでもらえて、自分の技術向上にもつながり成長できます。いいことづくめですよね（笑）。
そのためには、お客さまのちょっとした変化に気づくこと。お客さまが言い出せないようなことはとくにそうです。空調の具合はもちろん、表情を見て色を直したりもします。そして、話題選びにも気を配っています。個人の嗜好のことで否定的な内容はNGですし、明らかに聞いていない相槌はマイナス点です。聞く・話すのバランスは８：２ぐらいでしょうか。また、個室ではないので、隣のお客さまなど周りのことにも気を付けつつ、目の前のお客さまに気分よくなってもらうことが大切です」

—インタビューの最中にも、さりげなく空調を気にしてくださったり、天気の心配をしてくださった山本さん。さすが気配りが行き届いていました。次回は、そんなDiva表参道店のアシスタント制度やスタッフ同士のつながりなどをご紹介します。

ステップアップのしやすい環境で、夢のある「ネイリスト」へステップアップ『Diva』>>

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