フレキシブルな営業で「美」を提供し続けられる秘訣とは?『ars』
みんなが気持ちよく働くための環境づくりや取り組み、そこで働くスタッフの普段の顔などが見られるのが、この「Back Stage」。本来なら、実際に働いてみないとわからないサロンやショップの裏側を、オーナーやスタッフのみなさんにこっそり教えていただきます。自分の考え方にマッチする取り組みやポリシーが分かるかもしれませんので、要チェックですよ!
ほかのどんなサロンよりも『人と人との繋がり』を大切にしつつ、相手のニーズに応えてフレキシブルな営業スタイルで美を提供しつづける、プライベート・ビューティーサロン「ars(アルス)」。そんなarsが今、求めている人材とは……? スタッフの結束を高める恒例行事や課外活動、サロンイベントについても教えていただきました。
技術の前にまず大切なのは、気持ち
高橋「現在arsのスタッフは、ヘアメイクが2人にネイルが1人の計3人。両部門とも経験・未経験を問わず、新規スタッフを募集中です。基本的に採用はヘアメイクはカヤハラ、ネイルは私がメインで担当しますが、都合が合えばふたりで一緒に面接することも。一緒に働いてくれるスタッフに求めることは、明るさと素直さ、それから前向きなこと。あと一番は“同じ方向に向かってがんばっていける方”ですかね」
カヤハラ「センス云々もあるのでしょうが、正直、技術だけならいくらでも教えることができるんです。ただ、モチベーションというか、メンタルの部分は本人の考え方次第なので……。芸能界のお仕事の場合ですが、現場にさまざまなスタッフさんがいて、モデルやタレントさんがいて、さあ、みんなで良いものを作っていこう! っていうときに、ひとりでもぼーっとしていたり、違う方向を向いてしまっている人がいると、それだけで空気がよどむんです。サロンでもそれは同じ。お店として目指すところと違う方を向いてたり、自分のことだけで頭がいっぱいになってしまう人がいると、どうしても全体の士気が下がってしまう……。もちろん、イエスマンが欲しいわけではないし、個性も大事。『私はこう思う』っていう意見交換は当たり前にしていきたいんです。ただ、根本的な芯の部分で向いている方向や、みんなでarsを盛り上げていきたい、といった気持ちは、スタッフ同士同じでありたいですね。」
高橋「お客さまと過ごす時間をつまらないものにしたくない、という気持ちが強いんですよね。技術だけでなく、お客さまに愛される接客術を伝えていきたいです。」
高橋「ヘアメイク・ネイルとふたつの部門がフレキシブルに動いているarsですが、節目節目には全員集合して一緒にごはんを食べたり、初詣に行ったりもします。先日は、スタッフの誕生日を一緒にお祝いしたんですが、少人数なだけに、相手の趣味や食べ物の好みなんかもわかるので、当日はその子が大好きなチーズ料理が美味しいお店に行って、楽しい時間を過ごしました。ふだんは話せないような仕事の話もできて、親睦が深まるいい機会でしたね。トータルビューティサロンとして、ヘアメイク・ネイルが一緒にお仕事をする機会も多いので、スタッフ同士の結束は常に大切にしています」
イベントを通じてより多くの人に美を発信する
高橋「宣伝という宣伝はほとんどしていないarsですが、より気軽にサロンのことを知っていただくために、年に数回サロンイベントを開催しています。内容は、メイクアップレッスンやヘアアレンジ、フットジェルネイルの施術&マッサージ。とくにフットネイルはハンドにくらべて馴染みが薄いので、プロのケアでこんなに変わるんだ、ということをたくさんの方に知って欲しくて取り入れています。施術はワンカラーのみ。爪まわりの汚れをきちんとケアしただけでも見た目がまったく違って見えるので、びっくりされる方も多いんですよ」
カヤハラ「サロンイベントの他、オファーがあれば、外部のイベントにも参加したりします。スタッフ全員で代官山の多目的イベントに参加したときは、簡単なヘアセットとポイントメイク直し、ネイルのブースを出店しましたが、普段会えない人たちに出会いお話することが、スタッフにとってもすごくいい刺激になりました。こうしたイベントをきっかけにarsのことを知ってくださる方が増え、よりいっそう交流の輪が広がっていくといいなと思います」
nail&hair make ars
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町3丁目 ※詳細はご予約時にお尋ねください
Mail:a.r.s.20141107@gmail.com
営業時間:10:00~19:00(最終受付)/完全予約制
HP:http://ars.tokyo
ヘアメイクとネイリストの二つのジャンルのプロが提供するスペシャルアイテム『ars』>>