現場の声をヒアリング!#1 治療・リラクゼーションの仕事とは?

ストレス社会と言われる世の中で、心身を健康に導き、癒しをあたえる治療・リラクゼーション業界の仕事。疲れたときや体の調子が悪いときに整体やマッサージなどを利用される人も多いのでは? 多種多様な店舗があり、職種も幅広いこの業界。そこで働く人、働きたい人にはどのような思いがあるのかインタビューを実施! この業界に興味がある人はぜひ参考に!

Profile

Kさん 48歳。23歳のときに取り組んでいた格闘技で右側の関節を故障。そのとき苦労した経験を生かせるのではと思い、整体師の道に進む。今も現場で施術を続けるベテラン整体師。

広浜さん 68歳。定年まで教職を務めたのをきっかけに、幼少から気になっていた鍼灸師になるため心機一転して鍼灸専門学校に。現在は整骨院で鍼灸師として働いている。

小岩井さん 29歳。未経験ながら整体師になりたいと販売職から転職。現在は就職先も決まり研修中。

Sさん 30歳。自動車部品生産の仕事をしながら、昔から好きでやっていたマッサージ関係の仕事に就くために勉強しながら転職活動を続けている。

李さん 39歳。昨年の7月に中国から来日してから、現在は営業職の仕事しながらヨガの先生になるための勉強もしている。

--治療・リラクゼーション業界の仕事のやりがいはなんですか?

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左から時計回りに:広浜さん、小岩井さん、李さん、Sさん

K「すぐに結果がでないこともありますが、施術をすることで痛みを消して楽にさせてあげられるというのが楽しいというか、やりがいだと思います。他の先生もいるなかで自分を指名してくれたり、わざわざ遠くから来てくれたりするお客さんもいますし。そういった方から、ありがとうって言われるのはやっぱり嬉しいですね。」

広浜「私も同じで、針やお灸をすることで痛みやつらさは減らせることができる、これがやはりやりがいですね。お客さんが満足してくれると私も満足です。あと、この仕事を通じて妊娠中にお灸すると陣痛が短くなると教えてもらいまして。それを当時、孫を妊娠していた次男のお嫁さんにやってあげたら、本当に短かかったらしく産院の方も驚いてたみたいです。無事に孫も生まれましたし、得た知識とか技術が家族の役に立っていると思うと、やっていてよかったと思いますね。

小岩井「私は就職先が決まって今はまだ研修中なのですが、毎日すごい達成感があります。できなかったことができるようになるのもそうですが、先輩相手に教えてもらいながら実習をしていて“全然バッチリ!”って言ってもらえたときなんかはすごい嬉しいですね。まだお客様の前には立てていませんが、自分のやったことに対して喜んでもらえてお礼をいっていただけるというのはなんだか気持ちがいいです。」

S「私は昔からマッサージをするのが好きで、普段から両親や友達にやってあげるんですが、『体が楽になった!ありがとう!』って言われるのは嬉しいし、なんだか自分の自信にもなる気がします。最初はただ好きなだけでこの道に進もうとは考えていませんでしたが、お礼を言われたり勧められたりすることで、改めてこの業界にいきたいと思うようにもなりました。」

李「私はヨガをやったおかげで体重が5kg減って体調もよくなったんです。でもそれだけじゃなくて、ヨガをやることで気持ちもすっきりと楽になりました。体調だけでなく気持ちもかわる、他の人にもぜひやってみてほしいし、自分も教えてあげたいと思いました。」

次回#2は、実際に働いている先輩たちから、仕事で大変なことや気をつけていることについてのお話をお伺いします!

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