履歴書はなし。質問とPR動画で何を見ている?【nanuk SHIBUYA teppeiさん】#2
美容師を目指す学生、新天地を目指すスタイリストさんにとって、避けては通れない就職活動。採用を勝ち取るためには、どんな準備が必要? 心がまえは? そんな疑問を、実際のサロン採用担当者にインタビュー!
今回は、“自分らしさを、楽しむ”をコンセプトに、独創的なNew Standardを追求する「nanuk 」にフォーカス!nanukは、渋谷・二子玉川・代官山に3店舗展開し、トレンドに合わせた提案力・ファッション性が強みの大注目のサロンです。そんなnanukの採用事情を、4回に分けてお届けします。
第2回目は、応募時のDM審査についてお聞きします。
nanukは履歴書の提出はなく、応募時のDMが履歴書の役割を担っているそうです。
お話を伺ったのは…
nanuk SHIBUYA 副店長 teppeiさん
渋谷店副店長兼人気スタイリストとして現場に立ちながら、nanukのリクルートを牽引。
発信やビジュアルづくりも手がけ、サロンの“今”をアップデートし続けている。

履歴書の代わりはDMでのエントリー
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――DMでの応募時にはどのような内容を送りますか?
個人情報の他に、Instagramアカウントや10個の質問に対する答えを送っていただきます。
さらに「自己紹介&PRの動画」と「自分を表現しているスナップ写真」も一緒にお願いしています。
――応募の時点で、ここまで質問項目が多いのは珍しいと感じました。
そうですね。応募DMが履歴書の役割を果たすため、nanukでは履歴書の提出はありません。
――成績表・出欠席表はどのタイミングで提出しますか?
DM審査を通過したら、面接時に持参してもらいます。
出席日数も確認項目です。出席状況が極端に悪い場合は、その時点で評価はかなり厳しくなります。
経験から見抜く価値観と素質
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――質問の中ではどのような点を重視して見ていますか?
その人がどんな経験をしてきて、どんな場面で達成感や楽しさを感じているのかを、読み取ろうとしています。部活やアルバイトの経験について聞いているのも、そこからその人の価値観やエネルギーの向きどころが見えるからです。
たとえば、飲食店のアルバイトで「忙しい時間帯にどう回すかを考えるのが楽しかった」「自分の動きでお店がスムーズに回ったときに達成感を感じた」といった具体的なエピソードがあると、うちの営業スタイルにも合いそうだなと感じます。nanukも忙しい現場なので、そこを楽しめる子は素質があると判断しますね。
――特にチェックをしている質問項目はありますか?
やはり部活やアルバイトの経験、それから「大変だったこと」と「その乗り越え方」の項目はよく見ています。
ネガティブな状況に置かれたときにどう考え、どう行動するのかにはその人のリアルが出ます。そこに具体性があると、nanukで働いている姿がより鮮明に浮かび、採用の後押しになります。
PR動画で見る“やってやろう”の熱量

――では、自己紹介&PR動画はどのように見ていますか?
まずは、その子の雰囲気や空気感ですね。写真では分からない部分が動画には出るので、そこは大きいです。
あえてテーマを縛らず自由度を高くしているのは、その子の発想やアピール精神が見えるからです。目立つために工夫をしたり、「どうすれば印象に残るか」を考えている様子が伝わると、評価につながります。
――印象に残っている動画はありますか?
おしゃれに編集された動画が多い中、あえてノーカットでしっかりと自分の言葉で語るスタイルの動画があり、とても印象に残っています。本人の見た目や雰囲気と動画のテイストが非常にマッチしていて面白かったですね。その方は実際に採用となり、今も活躍しています。
――動画の評価ポイントを一言で言うと?
「やってやろう」という気持ちや熱量が伝わるかどうか、だと思います。面接も同じですが、気合いが伝わるとこちらも自然と心が動きます。
動画に決まりはありません。「どんな人なのか」「一緒に働く姿が想像できるかどうか」が感じ取れるものであれば、自由に表現してもらえたらと思っています。
面接にたどり着くまでの3つのポイント
1.今まで頑張った経験を、具体的に書く
2.大変だったことは“乗り越え方”まで書く
3.自分の熱量が伝わる動画をつくる
取材・文/原田 菜月
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