売上10倍を実現。40代男性に特化した「白髪メッシュ」という戦略|小山翔馬さんインタビュー

渋谷という美容師激戦区で、「白髪メッシュ」を武器に1年間で売上を10倍に伸ばしたスタイリストがいます。

それが「Miyu’s Shibuya Flag」所属のスタイリスト、小山翔馬さん。競争の激しい若年層ではなく、あえて40代以上の男性にターゲットを絞り、「白髪メッシュ」というメニューで結果を出しました。

シリコン製のメッシュキャップを使った再現性の高い技術と、明確なターゲット設定。この掛け合わせが、売上を大きく伸ばした要因です。

今回は小山さんに、その技術の特徴とともに、成果につながった考え方について伺いました。

Miyu's Shibuya Flagスタイリスト
小山翔馬さん

埼玉県理容美容専門学校卒業。スタイリストデビュー後、大人世代に向けた「白髪メッシュ」を考案し、1年間で指名売上500万円を達成。インスタグラムのフォロワーは4万人を超える。

https://www.instagram.com/miyus_shoma/

メッシュキャップを使ったハイライトで、40代以上に「刺さる」仕上がりを実現

取材に応じる小山さん

――小山さんが得意とする「白髪を魅せるメンズハイライト(白髪メッシュ)」とは、どのような技術なのでしょうか。

白髪が気になり始めた40代以上の男性に特化した技術です。特徴は、自然でナチュラルにハイライトが入る点にあります。

派手すぎず、会社員の方でも取り入れやすい仕上がりになるため、多くのお客様に支持されています。

――40代以上の男性に特化した理由は?
元々は、ターゲットをしぼらずにハイライトを提供していましたが、なかなかお客様が増えない現実がありました。

そこで考えたのが、あえて競争の少ない層にフォーカスすることだったんです。渋谷は若年層向けの美容師が多く、競争が激しいエリアで、同じ土俵で戦っていては勝てないと感じました。

さらに、「ハイライト」ではなく「白髪メッシュ」という打ち出しに変えたことで、ターゲット層に伝わりやすくなり、SNSでの反応も大きく変わりました。

その結果、月の売上は1年で10倍の500万円まで伸び、多いときには月に200人以上の新規のお客様に来ていただけるようになりました。

――技術的な特徴について教えてください。

一般的なハイライトは、コームで毛束を細かくすくう「ウィービング」を行い、ホイルにのせて薬剤を塗布します。この方法だと、比較的コントラストがはっきり出やすい傾向があるんです。

それに対して僕は、メッシュキャップを使用しています。キャップを使うことで、より細かく均一に毛束を取ることができるため、全体に自然になじむ仕上がりになるのが特徴です。

他店からのお直しで多いのは、色が茶色くなってしまっていたり、配列が不均等だったりするケースです。細かさと均一さを保つことで、白に近い均一なメッシュを再現できる点が大きな違いとなっています。

――小山さんの技術は簡単で再現性が高いのも特徴だそうですが、その理由を教えてください。

工程が非常にシンプルです。ホイルワークの場合、ウィービングに20~30分ほどかかるのが一般的かと思いますが、メッシュキャップを使うと、平均で10分程度、慣れてくると数分で終わることもあります。

――素朴な疑問ですが、キャップを使用すれば簡単にナチュラルに仕上がるのに、なぜほかの美容師さんは使用しないのですか?

実はこの技術、安定的な仕上がりを実現するのにいくつかのコツがあります。弊社の代表である長谷川が試行錯誤を重ねてその方法を確立し、僕は専属アシスタント時代にその施術を横で見て学んできましたが、その方法を知らない美容師さんが多いのだと思います。

また心理的なハードルが高いという点もあるかもしれません。キャップを被せると髪の全体が見えなくなるので、仕上がりをイメージしづらいんです。ホイルワークは昔からある技術なので安心感があり、導入に踏み切れない方も多いのではないかと思います。

施術時間の短縮により、生産性が大きく向上

カウンセリングの見直しにより、お客様の満足度が向上したという

――この技術を身につけるメリットについて教えてください。

一番は生産性の高さです。デザインを入れる工程が短時間で終わるため、施術の多くが放置時間になります。その間に複数のお客様を同時に担当することができるんです。

実際に僕の場合、1時間の間に5〜6人を同時に進めることもあります。

また、お客様と接する時間が必要以上に長くならないため、お客様側のストレス軽減にもつながりますし、会話が苦手な美容師にとってもメリットになると感じています。

――売上が伸びた要因は、技術以外にもあるのでしょうか。


大きかったのはカウンセリングの見直しです。

以前は仕上がりのイメージにズレが生まれることもありました。とくに40代以上の方はカラーにあまり慣れていないこともあり、ハイライトに対するイメージが曖昧な場合も多くて。想像と違ったと感じさせてしまうこともあったんです。


そこで、写真を使って仕上がりのイメージを共有し、ゴールを明確にするようにしました。この工程を丁寧に行うようになってから、満足度は大きく改善したと感じています。

技術と同じくらい、カウンセリングは重要だと思います。

――これからこの技術を身につける美容師は、どんな点を意識するといいでしょうか。

とにかく数をこなして経験値を積むことに尽きます。僕自身、月に350人以上の施術を行うなかで、お客様の髪質や雰囲気に合わせた最適なデザインが、カウンセリングの瞬間に浮かび上がるようになりました。

また、この技術はカットとの連動も非常に重要です。メッシュが一番綺麗に見えるカットラインを意識することで、より高いクオリティを提供できるようになります。

――今後の目標について教えてください。

白髪メッシュはまだ失敗も多い技術で、実際に他店での仕上がりを直してほしいというお客様も多く来店されます。

だからこそ、講師としてこの技術を広めていきたいと考えています。再現性が高く、誰でも取り入れやすい形にしているので、業界全体のレベルアップにつながればうれしいです。


■「白髪を魅せるメンズハイライト(白髪メッシュ)」を身につけるべき3つの理由

1. 再現性が高く、誰でも結果を出しやすい

2. 施術効率が良く、生産性が大きく向上する

3. 明確なターゲット設定により、集客と売上につながる

小山さんの技術を直接学べるチャンス!

今回お話を伺った小山さんの、白髪を魅せるメンズハイライト(白髪メッシュ)のテクニック。その技術を余すところなく学べるオンラインセミナーのHAIRCAMPにて開催が決定!

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>>圧倒的にシンプル|白髪を“魅せる”メンズハイライト

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