二子玉川の隠れカリスマ☆サロン『タンガニーラ』のあきらめない美容とは #2

顧客に愛されるヘアサロンとは? 40~50代を中心に、違いの分かる女性たちに支持される、二子玉川のヘアサロン、TANGA NILLA(タンガニーラ)。若手が顧客に近い存在であること、また顧客の美容意識を高めるための秘策、顧客の要望を叶えるために、スタッフ全員がやっていることとは? 2016-2017年、日経新聞や雑誌にも取り上げられた「白髪染めをやめて、白髪を優勢にするヘアスタイル」への取り組みについてもリポートしました。

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白髪“埋め”を卒業、生かすスタイルへ

モアリジョブの記事を読んでくださっている皆さんのサロンでも、最近はカラーリングと言えば、白髪染め(グレイヘア)が増えているのではないでしょうか。
「うちでももちろん、40〜50代のお客様のほとんどが白髪染めをなさいますが、その一方で、“白髪染めを卒業する”という提案をしているんですよ」とタンガニーラ マネージャーの手束繭美(てつか・まゆみ)さん。リタッチやシングルカラーを指すようです。

「毎月毎月、白い部分を埋めるというのは、お客様にとってかなり心の負担となっているんですよね。だったら出てきた部分を染めずに2~3か月放置して、ある程度伸ばしてからウィービングで新たに既染毛、新生毛をデザインしつつカラーリングしましょうよ、という提案をします。

最初は皆さん“2~3か月も伸ばすの? ヤダー”と引かれるんですが(笑)店長の苫米地(とまべち)と3人でしっかりとカウンセリングさせていただき、このあとどうなっていくか毛束見本を使ったり、成功したお客様の写真をお見せしたりして、シミュレーションしてさしあげます。すると大抵の方が“毎月の白髪染めから解放されるなら、する!”と乗ってくださいます」

ときめき
家庭画報別冊『ときめき』2017年春号
白髪染めをやめてステキなグレイヘアを美容師と一緒に“デザイン”する方法を特集した家庭画報別冊『ときめき』2017年春号。「前年に取材された日経新聞プラス1とこの雑誌記事を両方、ご覧になられて来てくださる方が大半でした。十分に需要があるということがわかりました」と手束さん。『ときめき』(世界文化社) http://www.tokimekiweb.jp/

ヘッドスパを主体に“髪の土台づくり”を徹底

――白髪を伸ばすといっても、かなり長い間、我慢を強いられますよね。
「確かに、そこからの道のりが大変で(笑)。ヘナやマニキュアをなさっていた方は髪がオレンジの状態ですから、白いところを伸ばして行く過程で、すごい色に褪色しているわけです。ご本人が見るに堪えない!と挫折しそうになるところをカットで工夫したり、より元気な髪を育てるためにヘッドスパをおすすめしたり、マラソンで言えば伴走という感じに、マンツーマンでサポートしています」

――ヘッドスパと言えば、タンガニーラさんは開業当時から力を入れていらっしゃいますよね
「タカラベルモントのエステシモというブランドがあるのですが、そこはいわゆるヘッドスパの元祖で、うちもオープン当初からいろんな面で開発のお手伝いをさせていただきました。あのフルフラットのシャンプーベッドの開発過程で誕生した、日本独自のサロンメニューですが、単なる癒しだけでなく、頭皮の奥の細胞レベルから髪を健康に育むためのメソッドが詰まっているんですよ」

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シャンプーという“基本”をきちんと身に着ける

「うちではスタッフ全員がエステシモのディプロマ(免状)を取得していますが、ここ数年、ヘッドスパをなさっている40代後半から50代のお客様たちの髪が、年齢に負けない元気度を取り戻しているんですね。今までカラーを優先していて、パーマをあきらめていた方がまたパーマができるほど、髪が丈夫になってきたり、白髪染めをあきらめていた方が新たなカラーデザインに挑戦できたり。

うちではお客様の“なりたい”をあきらめず、叶えてさしあげるというのが方針の一つなんですが、年齢に抗うわけではないのですが、こちらがびっくりするほど、髪が丈夫になっていらっしゃるのも、地道にヘッドスパをおすすめして、お客様が実践してくださったお陰だと実感しています。

ただ一方で、最近気になっているのが、シャンプーをなおざりにしているサロンがとても多いという、お客様からの残念なお話です。私たちの修業時代はシャンプーがうまい新人はスタイリストになっても指名を多く獲得していたように、美容師の基本ともいうべき技術でした。

やっぱり、ヘッドスパでお客様の髪と頭皮がよくなるのと同じで、我々美容師もシャンプーから始めて、カットやパーマという技術の一つひとつをコツコツと積み重ねていかなければならないんですよね。若いスタッフの教育は大変ですが、お客様が皆さん、温かく見守ってくださっているんですよね。“○○ちゃんはうちの子と同じ年だから気になる”とおっしゃって(笑)本当にありがたいと思っています」

若いスタッフが大人の顧客慣れしていると、教育面でも話題の絶えないタンガニーラ。また次回、角度を変えてお伝えしようと思います。

手束繭美さん
カキモトアームズの躍進のきっかけとなった青山店店長、銀座店店長を歴任した手束繭美さん。2003年に独立し、夫の手束幸徳さんと二子玉川にサロンを開業してからは、独自のおもてなし美容と、そのあきらめない精神でアラフィー(R50)世代を中心に支持を集めている。

取材・文/山岸敦子
撮影/石田健一

Salon DATA

店内
店内

TANGA NILLA(タンガニーラ)

東京・二子玉川、玉川タカシマヤ裏手の“柳小路”に2003年にオープン。
オーナーで社長の手束幸徳(てつかゆきのり)さんとマネージャーの手束繭美さんを筆頭に、カラーリスト、ネイリスト、スパニストなど各分野のプロフェッショナルが垣根を超えて、スタッフ全員で一人の顧客を担当するというという精神のもと、サロンを運営。そのおもてなし精神は、たびたび美容業界誌などで取り上げられることも。技術、人気、ホスピタリティと3拍子揃った隠れたカリスマサロン。
http://www.tanganilla.jp/

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