恥をかきたくない!覚えておきたい大切なマナー『挨拶』

学生から新社会人へ。ここには大きな境界線があります。学生ということで今まではマナーなど大目に見てもらえていたのかもしれませんが、社会人になればそういう訳にもいかなくなります。
間違ったマナーをしているとき、周囲の人たちが教えてくれるということもないでしょう。そのときあなたはただ「社会人として失格」のレッテルを貼り付けられて見過ごされてしまうだけです。
社会人として知っておくべき最低限のマナーをここでもう一度、おさらいしておきましょう。

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■挨拶(あいさつ)はビジネスマナーの基本

第一印象といえばやっぱり挨拶です。挨拶がしっかりできなければ、すぐに相手に失礼な印象を植え付けてしまうことになります。多くの人たちは間違ってないと思って、そのような挨拶を平然としてしまっているのかもしれません。

まず学生のとき以上に、挨拶をするということを意識をしなければなりません。挨拶は、職場の評価・信頼にも大きな影響を与えるものです。挨拶ができたからと言ってすぐに大きく昇進することもないのかもしれませんが、挨拶ができない人たちは、おそらく大きなチャンスがあれば、みすみす逃して行ってしまうことになります。

■基本は元気よく気持ちのいい挨拶

基本は元気よく気持ちのいい挨拶

まず、心掛けるべき挨拶とは、元気よくハキハキとして気持ちのいい挨拶です。それができれば、好印象をもたれてスムーズにいくかもしれません。 声が小さいのはNG。相手の目を全く見ないで挨拶するのもNGです。そのような習慣は、社会人なりたての頃に早めに修正をしましょう。好印象をもたれる挨拶は、

  1. 笑顔でハキハキと大きな声で。
  2. 自分からアクティブに。
  3. 面識のない人たちにも挨拶を。
  4. 毎日日々実践。

職場において、まず出社したときには、

  1. おはようございます。
  2. 外出するときは、行ってまいります。
  3. 戻ってきたときには、ただいま戻りました。
  4. 用事を頼まれた時には、かしこまりました。
  5. 逆に用事を頼む時には、お手数ですがお願いいたします。
  6. 会議室へ入る時には、失礼いたします。
  7. 出る時には、失礼いたしました。
  8. 同僚に対しても帰社した時には、お帰りなさい。
  9. 同僚以外の人たちとすれ違えば、お疲れ様。
  10. 退社をする時には、お先に失礼します。

です。

会社の外では

  1. 他のオフィスに入る時には、ごめんください、または失礼いたします。
  2. 訪問先の相手に会った時には、いつもお世話になっております、おはようございます。

相手が自分の職場に訪問して来た時には

  1. いらっしゃいませ。
  2. 仕事の依頼を受ければ承知いたしました、またはかしこまりました。
  3. お礼の挨拶は、誠にありがとうございます。

です。

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■いろいろ相手への挨拶

いろいろ相手への挨拶

社会人になれば、同年齢の友だちとただ接すれば良いということではなくなります。職場の上司、先輩とも接していかなければなりません。そして、もちろんお客様ともです。

上司、先輩と言った目上の相手の場合は、挨拶と同時におじぎをしましょう。このとき、動きながらは大変失礼。しっかり立ち止まり、通り過ぎるまでおじぎを続けます。

仕事上のお客様という場合には、お世話になっておりますと声をかけ、加えておじぎをしてください。

また宅配便配達の人やガードマンとすれ違うこともあるでしょう。そのときも、おはようございます、お疲れ様です、ときちんとした挨拶は大事です。その挨拶こそが職場のイメージをアップさせていきます。

■様々なシチュエーションがある

先ほどお話ししたように廊下での挨拶の場合は、目上の方々に対して立ち止まり相手が通り過ぎるまでおじぎをするようにしてください。その時、同僚なら歩きながらでも問題はありません。

場所がエレベータという場合には、空いている時にはしっかりと挨拶が必要ですが、混んでいる場合には会釈でも大丈夫です。出勤退社途中という場合でも、声をかけることができる状況であれば挨拶をするようにしましょう。相手を見つけたけどなかなかラッシュで声をかけれない場合では目線をあわせて会釈でもOKです。

■様々な挨拶の種類

先輩なら、会釈対応で問題はありません。会釈は軽いおじぎのことであり、傾きは約15度です。一呼吸おいてから頭をあげれば自然で好印象です。

さらに、経営者や重要なお客様を送迎する場合などには、最敬礼をします。角度は45度です。目線は、自分のつま先まで持っていくようにしましょう。両手は重ねてからだの前です。

このようないろいろなおじぎをするとき、角度と同時に意識しなければならないのは視線です。まず、おじぎの前には相手の目を見ましょう。無理して相手を見て、あごが突き出た感じにはならないようにしましょう。そのまま目線をあわせていてはおじぎができないので、目線を外します。頭をあげたらまた相手の目を見ます。この流れが基本です。

文/sapuri

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