そんな色だと老け顔に見えてしまいますよ!! 口紅カラーの注意点

年齢が上がるにつれて、メイクしても唇だけ浮いてしまい、かえって老けて見えるということがあります。サロンで働くみなさんも、年配のお客様に似合う口紅カラーを選ぶときは、そのカラーが悪目立ちして、せっかくのメイクが台無しにならないかどうか、注意しなければなりません。年配の女性がより美しく見えるような、素敵な口紅カラーを選びましょう。

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なぜ口紅カラーが悪目立ちするのか?

私たち人間は、年齢が上がるにつれてどうしても肌の色が変化していきます。それは肌の血流量が低下したり、酸化したり、メラニンが沈着することなどが原因と言われています。また若いころと比べると、肌全体の黄色味が進みくすんで暗く見えることもありますし、さらにシミやシワも徐々に増えていくことで、やはり暗い感じに見えてしまいます。肌がくすんで暗い感じなのに、以前と同じような口紅カラーを選んでいると、それが浮いて見えるようになってしまいます。

口紅カラーを選ぶポイント

口紅カラーを選ぶポイント

口紅を選ぶ際は、できれば実際につけてみることをおすすめします。実際に唇につけてみれば、発色だけではなく顔全体の色のバランスや表情の明るさも確認でき、自分に似合うかどうか、口紅だけ浮いて見えないかがよく分かります。口紅をつけたときに、発色のイメージが違ったり、自分の肌の色と合わなかったり、なんとなく老けて見えるようなものは避け、顔全体が明るくパッと華やぐような雰囲気になるようなカラーを選びましょう。

具体的には若いころには似合うこともある、明るい赤やピンクなどのビビットカラーは、肌の色と調和せず、唇だけ浮いてしまう結果となることが多いようです。おすすめは、ベージュやブラウン、落ち着いたオレンジなど、ピンクなら薄めでベージュに近い感じのカラーでしょう。

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レフ効果のある口紅もおススメ

レフ効果のある口紅もおススメ

年配の女性の顔全体がくすんで見える原因には、シワやたるみによる影などもあげられます。そそういった点に着目したレフ効果のある口紅も販売されています。よく女優さんが撮影のときに顔を明るく照らすレフ版を使いますが、ちょうどそのような効果のある口紅です。口紅に配合されたパウダーが、レフ版に似た働きをして、唇や肌を明るく見せることができます。

保湿効果に注目!

年齢が上がるにつれて目立つことの多くなる唇のタテジワも、老け顔メイクの原因となると言われています。口紅を選ぶときは、その保湿効果にも着目しましょう。せっかくきれいにメイクしても、時間がたつと乾燥してしまい、シワが目立つようになってしまっては台無しです。

ファンデーション選びも大事!

ファンデーション選びも大事!

口紅カラーの選び方は、老け顔メイクにならないための大切なポイントなのですが、もちろんそのためには、ファンデーション選びも重要です。ポイントは首の色と顔の色に調和するかどうかです。顔の色が明るく見えることにばかり気をとられて、首の色と合わずに白浮きしてしまったり、逆に首の色と合わせすぎて暗くなってしまったりしないように気をつけましょう。そして年配の女性にありがちな黄ぐすみしやすい肌を整えてくれるようなタイプのファンデーションを選ぶのもポイントです。さらに電灯の明かりだけでなく、自然光の下でどう見えるかも確認してみることが大切です。お店の中ではきれいに見えたのに、外に出たら印象が違って見えることもあるので、注意しましょう。

まとめ

多くの女性は、何歳になってもきれいでいたいと願うものです。そして普段の肌のお手入れや正しい化粧品の選び方によって、若々しい印象を与えることができるのも事実です。若いころと同じ化粧品を使うのではなく、年齢に合った化粧品や口紅カラーを選び、いつまでも素敵な女性でいられるよう努力して行きたいものですね。

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