テスコム

スタイリスト御用達のブランド!ヘアドライヤーのシェアNo.1『テスコム』

ヘアサロンに必要不可欠な、いわゆる商売道具のメーカーやブランドを紹介するシリーズ。今回はプロ用ヘアドライヤーで業界No.1、約70%という驚異的なシェア(2017年調査時点)を誇る「テスコム」をフィーチャーします。
業務用だけでなく、家庭用の理美容機器も数多くラインナップし、今ではキッチン家電まで幅広く取りそろえるテスコム。まずはその歴史からチェックしていくことにしましょう!

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東京電販株式会社の頭文字から命名

テスコム

テスコムの歴史は、1965年に創業者(現相談役)の楠野幹夫氏が勤務していた東京電機製作所から独立し、東京電販株式会社を創立したことに端を発します。同社の取り扱う製品には東京電販株式会社(Tokyo Electric Sales Company)の頭文字から取った“TESCOM”のブランド名が付され、これが現在の社名であるテスコムの由来になっています。
創業当初は東京電機製作所の製品、「ドル」ブランドのマッサージ器やドライヤーなどを販売していましたが、次第にOEM生産の依頼が増え、早々に自社製造工場を設立。ドライヤーがまだ一般家庭では馴染みがなく、頭を覆うお釜型のものが美容室で使われていた時代に、手で持てるタイプのプロ用ドライヤー「TD30」を開発・発売しました。
勢いに乗る同社は1973年に製造工場を独立させテスコム電機株式会社に、翌年には東京電販株式会社から株式会社テスコムへと社名を変更。以降、紆余曲折ありながら、理美容機器からキッチン家電まで数々のヒット製品を産み出し、日本のみならず海外においても厚い支持を受けるようになりました。

テスコム
ノビーシリーズの最新マイナスイオンドライヤー NB3100(ブラック) ¥17,000(税抜)。17m/秒×1500Wのパワフルでスピーディなドライを実現しているだけでなく、温度過昇防止装置が備わるなど安全性も高い。

米国基準の高い安全性と品質でプロの信頼を獲得

最初に登場した軽くて静かな業務用ドライヤーTD30は、小型モーターの搭載により手持ちできるという画期的な製品でしたが、風量が弱く、乾かすというよりもセットするためのドライヤーでした。そこで同社は、「より軽く、より静かに、より風量も」という美容室の声に耳を傾け、改良を加えながら開発を続けました。
そんなテスコムブランドのドライヤーがプロたちの信頼を得たひとつのきっかけがTD1000の登場です。これは日本で初めてアメリカの安全規格を取得したモデルで、厳しい安全基準と高い品質を要求される海外製品のOEM生産で得たノウハウが活かされています。最新モデルにまで連綿と受け継がれる同社製品の魅力、「高い安全性と品質」はこのTD1000から、つまり70年代から始まった伝統なのです。
元々プロ向けの製品作りからスタートしたテスコムですが、家庭用機器の取り扱いが増えたこともあり、1976年に登場したNB1200より業務用機器には“Nobby(ノビー)”というブランド名が与えられることになりました。創業者夫人の信子氏のニックネームから命名されたノビーは、なじみの良いグリップの形状や、軽やかに使える重量バランス、ハードな使用に負けない耐久性など、あらゆる箇所に現場の声が反映されています。それはもちろん最新のノビーシリーズにも言えることで、こうしたことの積み重ねがさらなる信頼を生み、約70%という圧倒的なシェアに繋がっているのでしょう。

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ヘアアイロンはもうひとつのノビーの定番

ヘアドライヤーの印象が強いテスコムですが、もちろん他の理美容機器も開発・販売しています。例えばカールドライヤーもそのひとつ。世界初のカールドライヤーとして1975年に発売された家庭用の「おしゃれカール」は、TVCMの効果もあり理美容業界以外にもテスコムの名を広く知らしめました。現在も同社の柱のひとつとして、コンシューマー向けのカールドライヤーを数多く取りそろえています。
また、プロ用のノビーシリーズには、ドライヤーと双璧をなす定番アイテムになっているヘアアイロンがあります。髪滑りの良いコーティングや使いやすい形状、そしてテスコムらしい安全性が高い評価を受け、多くのヘアサロンで使用されています。
そのほか、ノビーはトリマーやバリカンなどもラインナップ。これらの製品もタフで故障が少ないとヘアスタイリストたちの間で評判です。

テスコム
髪滑りの良いサーモロンコーティングが施されたヘアアイロンのNBS1000 ¥33,000(税抜)。ウィッグにも対応する低温60℃から最高200℃まで温度調整が可能。

Information

株式会社テスコム

URL:http://www.tescom-japan.co.jp/

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