人を癒す仕事・セラピストのあるあるエピソード

セラピストの仕事といえば、リラックスした癒し空間を提供することです。それは、日々の疲れを癒すための施術を行ったり、軽快な会話で心を和ませたり、時には会話は最小限にして、安らぎのひと時を提供するなどがあります。施術の腕前や巧みな会話術はもちろんのこと、どのような方法で癒しの空間を作り出すことが出来るのかなど、現場の裏側でも多くの勉強や努力が必要とされる仕事です。
それでは、セラピストを対象としたアンケートの回答をもとに「セラピストのあるあるエピソード」を紹介していきます。

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これって思い当たる?セラピストの職業病エピソード

ひとくちにセラピストといっても、さまざまな施術があり、ボディ全体だったり、足だったり、肩や首に特化していたりとケアする部位は色々あります。共通していえることは、人の体に触れる仕事であること、そして凝り固まった体をほぐしてあげることです。そのような仕事を続けていくうちに、セラピストは自分自身の体について「これって職業病かも?」といくつか思い当たるようになるのです。

まずは「腰痛」や「腱鞘炎」。これはセラピストの中にも、すぐに思い当たる人もいるでしょう。セラピストは施術中、立っていても座っていても、腰は少しかがめた状態になっています。この状態を長時間続ければ、セラピスト自身の体も凝り固まってしまいます。さらに、「強めに押して!」というリクエストがあれば、それに応える必要も。こうしたことが積み重なって、腰痛や腱鞘炎持ちになってしまうことがあるのです。その場合は、セラピスト自身も体のケアやメンテナンスをしていく必要があります。他の店に通う人もいるのですが、仕事仲間で施術しあうという手も。自分自身の疲れが取れる上に、施術の勉強にもなり一石二鳥です。

一方、アンケートの回答の中で、疲れで体が凝り固まった状態の人を見抜くことが出来ると回答したセラピストもいました。「あの人の体は凝っているな」だけではなく、「どの施術で凝りをほぐせるのか」と施術方法を考え始めて、さらに「あの凝り固まった体に触ってみたい!」と、つい思ってしまったという回答がありました。当人は疲れを隠しているつもりでも、経験豊富なセラピストは見抜いているのです。勤務時間外はセラピストも自分自身の体のメンテナンスに集中する必要がありますが、人の体を癒す仕事ならではのプロ意識ともいえます。体が凝っている人やその部位を見抜く力、そして、どの施術で凝りをほぐすのかという仕事に対する研究熱心さによって、最高のリラクゼーションが提供されているのです。

そのほかにも、帰宅して一息ついた後、テレビでも見ようかとチャンネルを選んだ場合、思わず健康番組や健康特集に注目してしまうという回答がありました。プライベートでも仕事に関係する最先端の知識や情報を取り入れられる機会は、セラピストには見逃せないのです。また、施術に直接的には関係しない知識でも、お客様との話題のひとつとして使用できるため、テレビなどのメディアから情報を取り入れる人も多いようです。

このように、自分自身の体の病気や、職業意識から思わず他人の体を観察してしまう習慣や、健康に関する情報収集まで、セラピストが「職業病かも?」と感じていることは色々あります。しかし、それらは日々の研究熱心さが表れているともいえるのです。

セラピストだから得した、嬉しかったエピソード

ここでは、セラピストが得したと感じたことや嬉しいと感じたことに関するエピソードを具体的に紹介していきます。セラピストは、自分自身の体を駆使して行う仕事であるため、体の部位を痛めてしまうことがあります。時には自分自身にメンテナンスが必要になる場合もあるのです。それでも、セラピストが仕事を続ける理由は何でしょうか?それは、セラピストの仕事によって、得したなと感じたり、嬉しい言葉をもらったりすることがあるからです。

まず、セラピストの仕事をしていて得したなと感じたこととして、プライベートでの話題作りになる、あるいは役に立つという点が挙げられていました。これには、職業病かも…と思っている「他人の体の凝り具合が見抜ける」といった特技が関わってきます。たとえば飲み会の席などで、友人の体の特に疲れている部位を言い当てて、感心されたというエピソードを挙げているセラピストがいました。もちろん、施術を受けに来てくれる方が良いのですが、役に立つアドバイスをすることで話題も広がります。また、今後、店に訪れてくれるきっかけになる可能性も高くなります。実際に、初対面の人との会話のきっかけになるといったこともあるのです。

人を癒す仕事だからこそ、施術する自分自身のメンテナンスにも気を遣うようになったという回答もあがっていました。癒しを提供する側が疲れていては、お客様の希望に応えられる施術を行えなくなる可能性があります。しかも、お客さんの体に触れる手や指、爪の手入れや全体的な身だしなみと健康状態も整っていなければ、他人に癒しを提供する仕事を行うこと自体が難しくなるのです。自分自身のメンテナンスも必ず行うことによって、美意識が高まったことを実感しているセラピストもいます。仕事によって自分自身も整えることができるということは、一石二鳥ともいえるのです。

そして、セラピストが最も嬉しく感じること、それは感謝の言葉です。凝り固まった体をほぐしてもらって、疲れが取れたお客様から「ありがとう」のひと言をもらえるだけでも嬉しく感じます。それで、さらに「体が軽くなった!」「楽になったよ!」とひと声かけてもらえれば、施術のしがいがあるというものです。当然、施術で体を元の状態に戻して、疲れをとることが仕事ではあるのですが、その成果を実感してもらうことがセラピストとしての何よりの誇りといえます。「この人のおかげで体が楽になったから、またお願いしたい」という理由でリピーターになってもらえるチャンスでもあります。こうして、日々研究を重ねて、リラクゼーション技術を高め続けた結果、お客さんから最高の言葉をもらえることがセラピストとしての喜びであり、モチベーションの維持につながっていくのです。

セラピストの仕事には、身体的に負担がかかるリスクや、日々研究に向かう熱意や、技術を磨き続ける努力が求められることになります。それに対して、身につけてきた技能や技術によって、得られるものも大きいといえるのです。それに、お客さんの感謝の言葉はセラピストにとって最高の賛辞となります。また、健康に関して、日々の情報収集を続けていることによって、身につけた知識や技術は、セラピストならではの特殊技能ともいえるのです。結局、身体的なメンテナンスがセラピストにも必要なのです。人の疲れや凝りが理解できる分、セラピストは自分自身の体の「声」にもしっかりと耳を傾けて、施術にも影響が出ないように体のメンテナンスに気を配りながら、仕事をしていきましょう。

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