コラム・特集 2017-12-07

話題の美容法コルギで「小顔＆美脚」を！＃３上半身のコルギ

美容大国、韓国からやってきたコルギ（骨気）は、女性が気になる「小顔・美肌＆美脚」をすぐに体感できる美容法。美容・理容業界に携わりながらも気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
第3回も引き続き、東京・調布にある女性専用サロン『ボディメイクサロンアイビー』代表のセラピスト、吉岡京子さんに施術を通じて、コルギ（骨気）の即効性、効果などを解説していただきます。
今回は、ビューティー業界にとって一番気になる「顔」の施術を見ていきましょう。ウワサの「小顔・美肌効果」が期待できる『ボディコルギコース（上半身のコルギ）』です。どれくらい顔に直接施術するのか、またどれくらいの効果があるのかなど、気になるポイントも多いはず。なお、写真はその効果を見せるために、ほとんど未加工です。その違いをチェックしてみてください。

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痛い箇所＝血流やリンパ、歪みなどの問題がある証拠

コルギをTVなどで見かけたことがある人も多いでしょうが、グイグイと顔を痛そうに施術するものだと思っていませんか？　確かに場所によっては痛みを伴うこともありますが、それは整体やマッサージでもあり得ます。むしろ痛いのは血流やリンパが滞っている、または歪みが生じている箇所の証拠。施術によって血流やリンパの循環が改善され骨が正しい位置へと矯正されれば、痛気持ちいい感覚になるのだそうです。
「まだコルギ自体の認知が浅いということなのかもしれませんが、怖いものではないです（笑）。また施術後はその変化をすぐに実感していただけるので、それも楽しみにお越しいただけると嬉しいです」

ご紹介のみながらという条件付きながらも、男性のお客さまも施術するという吉岡さん。
「男性の方の方が、体の歪みに関しては無頓着な方が多いですね。単なる疲れやコリだと思っていらっしゃる方が多い気がします。またこれからの季節は、寒さによる体の縮こまりが増えますので、コリの箇所は冷やさずに温めてあげると改善されます」

上半身のコルギ — 単純にコリだと思っていたら、実は体の歪みが原因ということも多い。特に姿勢の悪さから肩甲骨が開き気味な人が多い。

小顔＆美肌を実現させるには、まずは背中から

『ボディメイクサロンアイビー』では美肌・小顔を実現するコ「美肌フェイスコース」（90分）がありますが、その内訳を見ると、背中のコルギが筆頭になっています。顔の施術なのに、背中もする必要があるのでしょうか？

「基本的に当サロンのコルギは、顔だけを集中的に施術することはありません。むしろ、顔の歪みやむくみは、肩のハリや頭のコリからきているケースが多く、肩から繋がっている背中、肩や首筋、頭部を施術すれば自然と結構が改善され、お肌にハリや透明感が出てきます。結果的にリフトアップ効果も期待できます。そのため、まずは背中から施術する必要があるんです」
と語る吉岡さん。顔だけのコルギ（施術）でも変化はありますが、効果の持続期間が短いのだそうです。顔に繋がった頭部、首、背中まで含めて施術することで、コルギの施術効果が持続するのだとか。

お客さまはうつ伏せに。背中の中でも特に肩甲骨と周辺筋肉の癒着をはがしていく作業から始まります。腕の位置を動かし、何回も違う方向からアプローチ。
「周辺の筋肉の癒著により、肩甲骨が正常な位置より開いてしまっている方が多いですね。これはスマホやパソコン使用による日常生活の姿勢の悪さが癖になってしまっていることが原因だと思われます。巻き肩や猫背な人は、この肩甲骨が開いた状態になっているので、コリや痛み感じるのだと思います」

通常のマッサージなどでは筋肉のコリをほぐすだけのところ、コルギは筋肉と骨との癒着をはがす作業と矯正のダブルで施術。コリの原因まで矯正されるので、肩コリの軽減だけでなく姿勢までよくなるのだそうです。
「開いてしまった肩甲骨を（筋肉と骨との癒着をはがしてから）正しい位置（内側）へと引き戻してあげる矯正を行うことで肩の可動域も広がりますよ」

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首筋のコリは日常生活の姿勢の悪さが原因？

背中の施術が終わると、お客さまは仰向けの姿勢へ。今度は首のコルギに移行します。こちらも首筋のコリの原因となっている骨と筋肉の癒著をはがしていきます。
「特に頚椎（クビの付け根部分）に痛みがある人は、普段の姿勢で顎が上がってしまうクセを持っている可能性が高いです。顎が上がっているために頚椎部分が圧迫され（血流やリンパ菅が狭くなり）筋肉が硬直してしまうのです。そんな部分もしっかりとはがしていきます」
この辺りの筋肉の硬直により、顔の筋肉が引っ張られることで頬骨の位置が違ってくる（つまり顔のリフトが下がってしまう）のだとか。また笑い方や話し方でも、どこに歪みが生じているのかもわかるのだそうです。

首筋や頚椎部分の筋肉と骨との癒着をはがす作業の次は、デコルテを整えます。鎖骨周辺はリンパが集中するところでもあり、鎖骨の真下のラインの筋肉と骨との癒着をはがすことで、首から流れる血流やリンパの流れもスムーズに。鎖骨がキレイな人は血流の流れもいい証拠だそうです。

頭蓋骨矯正で老廃物を流せば頬骨の位置も変化

吉岡さんが次に取りかかるのは、頭部のコルギ（頭蓋骨矯正）。名前を聞くと少し怖い気がしますが、施術後は非常にすっきりできるコルギです。
「頭蓋骨は22もの骨で形成されています。日常生活の中で少しずつズレが生じることで骨と骨の間に老廃物が溜まっていきます。この溜まった老廃物を押し出し流してあげることで、骨本来の位置に戻っていきます」
髪を指の間に挟んで施術するのは、骨にアプローチするときに髪が障害物になってしまうので、ダイレクトに頭皮に触れるため。また、むくみや歪みによって頭の形は千差万別なので、複数回施術を繰り返すこともあるそうです。
最後に指をブラシ代わりに頭部全体をブラッシングしてあげることで、むくみがかなり解消されます。

これだけで、かなり顔が変わるのだとか。写真の左側は撮影用に施術したので血流もよくハリも出た上に頬骨の位置が高くなっています。
「顔を触らなくても、首と頭蓋骨の矯正でかなりリフトアップします。また血流が改善し余計なリンパも流せるので、むくみが解消しすっきりしたフェイスラインに。さらに施術すれば小顔を実感していただけると思います」

施術時間は、1時間コースと2時間コースがありますが、お客様の状況によって少し長くなることもあるそうです。
「施術を受けられる当初は、30分程度は余裕を持ってお越しいただければと思います。やはり少し（時間を）オーバーしても、納得のいく施術をさせていただければ。お客さまには違いを体感して喜んでいただければ嬉しいです」