「わざわざ行きたい」と思わせるヘアサロン!『gimmick』
自由が丘駅から歩いて5分ほど、メイン通りを一本入った人通りの少ない場所にお店を構える『gimmick 自由が丘』。お客さま1人ひとりに寄り添ったカウンセリングで、その人にぴったりの“オートクチュール”の施術を提供しています。わざわざ通いたくなる心地よいサロンのこだわりを代表の久保宏育さんに伺いました。
生涯愛される「日本一の技術集団」を目指す
――お店のコンセプトを教えてください。
「“ハイクオリティなヘアデザインとサービスでお客さまを幸せにすること”です。これを実現するために僕たちのサロンでは3S、つまり“スタンス”“スキル”“サービス”という3本の柱を設けているんです」
――それぞれ、どういう意味があるのでしょうか。
「まず“スタンス”は仕事に対する姿勢のこと。姿勢とは、仕事を愛してチャレンジし続けることです。美容師って、年を取ってくると守りに入ってしまう人も多いんです。たとえば、スタイリストデビューをしたあとに練習しなくなるとか。でも、僕たちはもっと挑戦し続けたいと常に思っています。
その次に“スキル”。僕たちは『日本一の技術集団』になることを本気で目指しているんです。そのためには地味な仕事も努力も惜しまない、嫌なことも雑用も。美容室は日本におよそ23万件あるといわれているけれど、そのなかで飛び抜けたものがなくてもいいし、メディアに取り上げられなくても、流行りのサロンでなくてもいいんです。そうではなく、目指すのは“生涯顧客”。一生涯お付き合いができるお客さまが定着してくれる、そんなサロンにしたいんです。
そのために大切にしているのが“サービス”です。カットの技術はもちろんですが、とくに大切にしているのが、接客面でいかにお客さまのことを親身になって考えられるかということ。カットの技術はサロンや美容師によって目指すところが違うから、それはもう本当に人それぞれで、基準がないようなものなんです。だからお客さまから悩みを引き出す力や人間分析、対人能力など、そういったものを含めて日本一になりたいんです。お客さまがここにいる時間は、居心地がよかったと思ってもらいたい。それがこのヘアサロンの一番の目的ですね」
「また来たくなる」心地よさを徹底的に追い求める
――シャンプーに力を入れられているようですが、そこにこだわる理由は?
「シャンプーだけで15種類用意しています。トリートメントなども数種類用意してあって、その組み合わせは千通り以上。そこからしっかりしたカウンセリングをもとに、お客さまにとってぴったりのものを選んで組み合わせていくんです。同じ髪質や生活をしている人はいないし、季節によっても条件は変わります。マッチするものは、本当にそれぞれ違ってくる。だから、その人にとってぴったりの“オートクチュール”にこだわっているんです。
よくカラーやパーマにこだわるお店はありますよね。でも、なんでシャンプーにこだわらないの?って僕は思うんです。だって、美容室って不快なことだらけなんです。カラー剤の匂いとか、パーマ液を頭にかけるときとか。僕はそれを気持ち悪いなぁと思っていて(笑)直接的な刺激で気持ちがいいものを考えたら、シャンプーとかヘッドマッサージだったんです。お客さまには心地よく過ごしてもらいたい。そのためにも、そこを疎かにはしたくないんです」
――お客さまの心地よさは空間作りにも表れていますね。
「そうですね。まずシャンプーはカットフロアとは完全に空間を区切っています。その空間はBGMもヒーリング系にして、ゆったりと過ごしてもらえるように心がけています。外のテラスもお客さまが自由に気分転換してもらう場所として作りました。本当は駐車場スペースだったんですけど、雰囲気って大事だなと思って。ここはメイン通りから一本入ったところにあり、人通りはほとんどありません。でもそれでいいし、そのほうがいい。駅から近いけれど、ゆったりとした空間なんです。なんとなくではなくて、『ここで髪を切りたい』って思ってくれる人がわざわざ来てくれるお店にしたいなと思っています」
高い対人スキルでお客さまからの信頼を!『gimmick』>>