モチベーションをアップし向上心を持ち続ける『Muse』

海外でのブライダルサロンも手掛ける『Muse』ですが、もちろんその技術は国内でも活かされています。常に挑み続ける向上心の源と今後の展望について、自由が丘店の店長、大橋佳介さんにお話を伺いました。

ブライダルワークは一生に一回の現場

――日本でもブライダルワークを手掛けていますね。
「もともとは自社でブライダルを専門にした店舗が、北海道から福岡までありました。今は別会社となっていますが、サポートという形でヘアメイクを担当しています。サロンワークと違うのは、ブライダルワークが一生に一回の現場ということです。サロンワークは次につなげる仕事ですから。そのために、力の出し方や接客の仕方は両者で大きく異なります」

Muse

――具体的にブライダルワークではどんなことに気をつけていますか?
「ブライダルワークでは、リハーサルと挙式当日の2回しかお客さまに会う機会がありません。でも新郎新婦の方の肌に一番多く触れるのは僕たちです。だから気を遣うことが多くなります。それに挙式中はアテンドとして一番そばにいるポジションとなりますから、緊張しているおふたりの心のケアも大切。緊張をほぐすために、他愛もない話をして、日常の流れで今日を迎えたというのを感じてもらえたらと思いますね。大変ですが、その分『ヘアメイクをあなたにやってもらえてよかった』そう言ってもらえたら、本当にうれしいんです。新郎新婦のおふたりにとっては一生に残る思い出になりますから」

Muse

セミナーやコンテストの参加でモチベーションアップ

――モチベーションを保つために、どんなことを行っていますか?
「東京は、すごく大きなマーケットです。その分多くのヘアサロンがあるので、京都だと有名なスタイリストの方と接点を持てる機会はありませんが、それができる魅力があります。さらに東京ではセミナーも多いので積極的に参加していますね。技術の向上と情報収集を常にやりながら、サロンワークにそれを落とし込んでいくのもひとつです。あとはコンテストに出場して、ひとつのことを詰めて練習するというのもモチベーションアップにつながります」

――たとえばどんなコンテストに参加しているのでしょう。
「僕はブローのコンテストに参加しています。これは世界大会にもつながっている大きな大会です。ブローだけで、すごいヘアスタイルを作るんです(笑)。僕は京都で優勝して、全国大会まで出場させてもらいました。髪の毛の動きを見て、根元からブローをかけていく。普段のお客さまの施術にもしっかり落とし込まれています。それ以外では、カットや着付けなどのコンテストに出場するスタッフもいます。着付けの大会に出るスタッフは、京都で1ヵ月間練習を積んで挑んでいるんですよ」

Muse

人とのつながりを大切に、東京2店舗目も目指す

――今後の展望を教えてください。
「今はスタッフが足りていないので、しっかり採用・教育をして、その後は東京でも何店舗かサロンを増やしていけたらいいなと思っています」

――東京に新しい店舗を出すとしたら、どこがいいでしょうか?
「具体的には決まっていないんですけど…。自由が丘って昔はひとつの村だったみたいなんです。僕たちは関西と比べて東京は冷たい街だと思っていたけれど、実際は違っていました。自由が丘は横のつながりがあって、お互い助け合って盛り上げていこうっていう雰囲気があるんです。それってすごく京都に似ているなと思っていて。だから次のお店も、そういう人と人とのつながりを大事にしながらやって行けそうな場所を見つけたいと思っています」

   

Salon Data

Hair Make Muse jiyugaoka

Hair Make Muse jiyugaoka(ヘアメイクミューズ自由が丘)

住所:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-12-13 Jグラスビル3F
TEL:03-5731-9113

http://muse3.jp/

京都から東京、海外へと快進撃を続ける『Muse』>>

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