“本物の優しさといたわり”を徹底追求『HAIR STREAM』
広々したフロアに、大きな窓からやわらかな光が差し込む開放的なサロン『HAIR STREAM』。お客さまのことを考えた優しい施術を徹底的にこだわり、よいと思ったものはいち早く取り入れるオーナーの片岡孝行さんにお話を伺いました。
水にこだわり炭酸ヘッドソーダスパを日本で初めて導入
――お店のコンセプトを教えてください。
「“本物の優しさといたわり”です。とくに大事にしていることは、ダメージレスで肌に優しい、髪を傷めない施術ですね。パーマ剤、カラー剤から頭皮や髪の毛を守るということです。だからこだわるんですが…、そのためにこだわりすぎてしまうところもあって（笑）」
――具体的にはどんなことにこだわられているのですか？
「まずはシャンプーにおける水です。ここでは超ウルトラ軟水と炭酸ヘッドソーダスパを使っています。超ウルトラ軟水は塩素やミネラル、鉄分など不純物を一切含んでいない水で、お店をオープンさせた2000年当時から使っています。肌への刺激が少なく、アトピーでお悩みの方にも好評です。また今でこそ多くのサロンが取り入れている炭酸ヘッドソーダスパは、12年前、うちのサロンが日本で真っ先に取り入れました」
――それはすごいですね。導入のきっかけはなんだったのでしょう？
「カラーやパーマをすれば普通に洗い流すだけではどうしても剤が頭皮に残ってしまうし、お客さまが自宅でしている普段のシャンプーだって洗い残しがあります。髪につけるオイルもしっかり流さないと酸化してしまって、そこからキューティクルが痛んでくる。それを防ぐためにはそういったものをきれいに洗い流さないといけないんです。でもどうすればいいかわからなかった。そのころ、お客さまに返すお釣りの硬貨をきれいにしたいと思って、10円玉とか50円玉とかをピカピカにするにはどうすればいいか調べたら、炭酸水につけておくといいことがわかった。垢がきれいに落ちるんです。それで炭酸ヘッドソーダスパに出会ったときに、これだと思いました。理に適っていて、これならきれいに髪や頭皮を洗い流せるはずだと。それで取り入れることを決めました」
プロだからこそごまかしが利かない仕事をする
――カラーやパーマの施術ではどんな工夫をされているのでしょう？
「まずカラーは一般的に多く含まれている過酸化水素水を含まない剤を使用しています。カラーをするとどうしてもタンパク質やケラチンが髪から逃げてしまうのですが、このカラー剤には13種類の天然ハーブの保湿成分が含まれているほか、お店独自に複合アミノ酸やケラチン、ミネラルなどを配合して、カラーをしながら髪の健康を保つよう工夫をしています。お客さまからは、ハイトーンでもサラサラな仕上がりになると喜んでもらっていますね。パーマは、“超音波Wエステパーマ”を取り入れています。ダメージを受けた髪の方に向けたもので、80％のトリートメント成分でできた薬液を使い、髪のキューティクルを開くことなく浸透させることができるので、タンパク質の硬化が起こりづらいんです」
――ここまでダメージレスにこだわる理由はなんでしょう？
「もともと、こだわりはじめたら徹底してしまうところがあるんです。それに、おしゃれも大事だけれど、それが原因で、髪や頭皮が傷んでしまったり老化のきっかけとなってしまうのは残念でしょう。とくにシャンプー台では、お客さまは施術を見ることができません。カラー剤を洗い流した時に、どれだけ薬剤が流れ落ちているのか、頭皮に残っているのかも、自分で見て確認することは難しいですよね。だからこそ、その部分をしっかりケアする必要があると思うんです。技術はもちろんだけれど、プロとしては薬剤のいいところ、悪いところというのをしっかり知り尽くして、こだわらないといけないと考えています。お客さまが信頼しているからこそ、ごまかさない仕事をしていきたいですね」
Salon Data
HAIR STREAM（ヘアストリーム）
住所：〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-15-22 EIKUGARDEN 2F
TEL：03-5731-1578
保育士在住&完全個室。空気にこだわったキッズルームを設置『HAIR STREAM』>>
