理美容甲子園優勝! 就職を有利にする美容学生時代の実績作り「AFLOAT RUVUA Smart Salon」祝迫愛艶さん

全国各地に直営9店舗を展開する「AFLOAT」。技術力の高いカリスマ美容師が多く在籍しているヘアサロンです。今回は新宿にある「AFLOAT RUVUA Smart Salon」でアシスタントを務める入社1年目の祝迫愛艶さんに、お話を伺いました。

もともとは母親と同じネイリストを目指していたという祝迫さん。母親から美容業界のさまざまな情報を聞くなかで、美容師免許の汎用性と収入の安定性に惹かれて美容師を目指すことになったといいます。

また祝迫さんは、就活を有利に進めるため美容学生時代はコンテスト出場に力を注いでいました。校内コンテストに3回優勝した実績を獲得したことで、エントリーシートの時点でほかの応募者と差をつけることができたそうです。

今回、お話を伺ったのは…

「AFLOAT RUVUA Smart Salon」アシスタント

祝迫愛艶さん

東京都出身。ハリウッド美容専門学校を卒業後、「AFLOAT」へ入社。現在1年目でアシスタントを務める。理美容甲子園大会優勝など多くの受賞歴を持つ。

インスタグラム

数々のコンテストに出場。実績作りに奔走した美容学生時代

祝迫さんはネイリストとして働く母親の影響を受け、美容師を目指すようになったと言う

――美容師になろうと思ったきっかけから教えてください。

母親の影響が大きいです。母親はネイリストとして働いていて美容に関する知識も豊富なので、子どものころは外出するときによくメイクをしてもらっていました。その影響もあり、小学生のころには美容に関する仕事に興味を持つようになっていたんです。

もともとはネイリストを目指していました。しかし、母親からネイリストとして働いているからこそ知っている魅力と大変な点を教えてもらうなかで、自分には合っていないかもしれないと思い、美容師を選んだんです。

――具体的にどのような点が合っていないと感じたのでしょうか?

とても細かな技術力が求められる点です。私は不器用だという自覚があったので、爪よりも髪の毛のほうが比較的細かくないのではと思い、美容師の道に進むことにしました。

また、美容師免許を取得すると手に職をつけやすく、さらに美容業のなかでも美容師の収入は安定的に高いと聞いたことも志望した理由です。

――就活を有利に進めるため、美容学生時代に取り組んでいたことは?

積極的にコンテストへ出場し、実績を作るようにしていました。実績を残すことで単純にどのくらいの技術力を持っているかを伝えられますし、参加した実績は美容師としての意欲のアピールにもつながるのではないかと思っていました。

実績としては、校内コンテストのワインディング部門では3回ほど1位を獲得。さまざまな外部コンテストにも挑戦し、印象的なものだと全国理容美容学生技術大会(通称:理美容甲子園)で優勝しました。

――すばらしいですね!

ありがとうございます。「AFLOAT」の採用試験のときには、まだ外部コンテストの実績を作れていなかったので、校内コンテストで数回優勝したという実績だけで挑みました。ただ、それでもエントリーシート(履歴書)の時点でほかの応募者と少しは差をつけられたかと思います。

きっかけは姉のススメ。高校生から憧れのサロンへ応募

高校生のころから「AFLOAT」に応募することを決めていたと話す祝迫さん

――就活を始めたのはいつごろからでしたか。

2年生の5月ごろで、同級生に比べて遅めのスタートでした。それには理由があって、私の通っていた美容学校は最短で2年間、最長で4年間通える仕組みで、卒業時期を生徒それぞれが調整できるんです。私は3年間通うつもりで入学したのですが、通っているうちに早くサロンで経験を積んだ方が成長できるのではないかと思うようになって。急きょ2年生で卒業することを決め、就活を始めたんです。

――なるほど。「AFLOAT」を応募先に選んだ理由は?

高校生のころから「AFLOAT」に入りたいと思っていたからです。私には姉がいて、高校時代に姉の勧めで「AFLOAT」にお客として足を運んだんです。そこで、スタッフとサロンの楽しい雰囲気に惹かれました。それから都内にあるさまざまな「AFLOAT」の店舗に通ったのですが、どのサロンも共通して明るく、店内が広いという点にとても魅力を感じて、将来はここに就職しようと決意したんです。

――施術を受けるなかでどのような点に魅力を感じたのでしょうか。

私はお客としてカラーの注文をすることが多く、長時間の施術をよく経験するんです。「AFLOAT」のスタッフにはお話が楽しい方が多く、退屈することがほとんどなかったことが魅力ですね。

また、美容学生であることを話したときに技術についてアドバイスをしてくださったんです。外部の人に対しても丁寧に教えてくださる姿勢にかっこよさを感じました。

美容師は接客業。笑顔でハキハキと話すことを心掛けた面接試験

「嫌いな人のタイプ」という質問にとても戸惑ったという祝迫さん

――実際に受けた採用試験の流れを教えてください。

ネット上でエントリーシートを提出したあとに書類選考、1次面接、サロンワーク試験、2次面接を経て、合否が決まる形でした。1次面接は面接官が3、4人に対して応募者が5人、2次面接も面接官は変わらず3、4人で応募者は3人くらいでした。面接官はマネージャーや人事担当者などの役職者だったと思います。

――面接試験のなかで印象的だった質問は何ですか?

「嫌いな人のタイプと、その人の対処法を教えてください」です。回答をひとつ間違えれば性格が悪い印象を与えてしまうので、とても難しい質問だと感じました。

そのときは「嫌いなタイプはいません。ただ強いて言うなら、目上の方に対してタメ口を使うような生意気な人は苦手です」と答えました。もともと本当に嫌いなタイプはいませんでしたし、表現を少しやわらかくしたほうがいいと思い、苦手という言葉を使って回答しました。

対処法は「そういう人だと受け入れる」でした。相手に何を伝えても性格を変えることはできないでしょうし、その人に意識や時間を取られてしまっては余計にストレスを感じてしまうと思います。

───しっかりした考えですね。面接中に意識したことはありましたか。

笑顔でハキハキと話すことです。美容師は接客業ですから、コミュニケーションスキルが求められます。採用試験という緊張感のある場面でしっかりと会話ができる様子を見せられれば、適正があると見てもらえるのではないかと思っていました。

私は美容学生時代にレストランでバイトをしており、コミュニケーションに人一倍慣れていたので、面接の場でも自信を持って発言できました。


後編では、2日間のサロンワーク試験についてお話を伺います。1日目を過ごすなかでスタッフに自分の名前を覚えてもらうには、まず相手の名前を覚えるべきだと感じたという祝迫さん。スタッフ全員の名前を覚えて2日目に挑んだ結果、スタッフから好反応を獲得できたうえに、サロンワークもスムーズに進められたといいます。後編もお楽しみに!


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AFLOAT RUVUA Smart Salon
住所:東京都新宿区新宿3-36-10 ミラザ新宿ビル 10F
TEL:03-5357-7011

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